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2005.04.21
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カテゴリ: ボブ・ディラン

千本浜 2004年4月20日


ディランは当時聴いたクラシックのレコードの中で、フランツ・リストのレコードがお気に入りでした。
「一台のピアノでオーケストラ全体のように聞こえる」という、リストの曲が好きだったそうです。

あれ、ピアノって「一台、二台……」という数え方で良かったかしらん。

 → ものの数え方

あ、良さそうですね。

 → フランツ・リストの回想

ベートーベンのピアノソナタ「悲愴(Pathetic Sonata)」はどうも高く評価していません。

「旋律は美しいのだが、げっぷやおくびといった身体が出す音みたいに聞こえた。滑稽だった。まるでマンガだ。」

まあ、めちゃくちゃ書いてます。
でも、レコードのジャケットを読んで、天才少年ベートーベンが父親から搾取されていたので人を信用しなくなったことを知り、思うところがあったようです。

さて、この後、p.94ではジャズ・ミュージシャンの名前が延々と列挙されます。
グリニッジビレッジでは、ジャズが同時代の音楽として非常に流行っていたのです。

私の場合は70年代前半に故郷の町で、安い輸入盤のレコードを買いました。
盤が反っていたりすると、とても悲しかったですね。
特にピアノの音はふらつきがよくわかるのでつらいものがありました。
永島慎二さんの『フーテン』なんかの影響が大きかったのだと思います。
新宿のジャズ喫茶が憧れでした。

70年代後半は東京で暮らしていたので、ジャズ喫茶によく通いました。
新宿の木馬やポニーに行ったり、渋谷の音楽館に行ったりしましたが、なんといってもよく出かけたのは吉祥寺のfunkyやOUTBACKです。

まずいコーヒー一杯で2時間ぐらい、大音量のレコードを黙って聴いているわけです。
流れている音楽は確かにジャズだったんですが、どうもあんまりジャズらしくないですね。
姿勢が歪んでいたなあと思います。
いわば「ジャズ喫茶道」みたいなあり方ね。

ディランのジャズはそうではなかったと思います。
もちろんレコードも聴いているのですが、あくまでもナマの音楽、生きている同時代の音楽だったはずなんです。

とりあえずディランがよく聴いたという、「jazz and bebop records」。

 → George Russel

Johnny Cole

 → Red Garlandの世界

 → Don Byas

 → The Rahsaan Roland Kirk website

 → The Official Website for Gil Evans

おっと、ギル・エヴァンスはレッドベリの曲「Ella Speed」を録音していたそうです。
ディランはこのレコードで、メロディと構造を聴き取ろうとしました。

「ジャズとフォークには類似点がたくさんあった」

私はこの指摘にうなずけるのですが、たとえば今「フォーキー」と形容されるような曲のことではないと思います。

そういえば、キース・ジャレットがボブ・ディランの「マイ・バック・ページ」を演奏してましたね。

 → 困った迷盤、苦手な名盤・人気盤

ここでボロくそに酷評されてますが、「SOMEWHERE BEFORE / KEITH JARRETT TRIO」(1968年)は70年代の一時期、確かに私の愛聴盤でした。

まだまだジャズ・ミュージシャンの名前が続きます。

www.iraqbodycount.org
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Last updated  2005.04.21 03:07:38
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