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カテゴリ: ボブ・ディラン


千本浜 2004年10月16日

 → Chapter 5: River of Ice



The record cover was mysterious, but not in an ominous way. It showed a character with certain careless ease, rakish looking, a handsome saddle tramp. He's dressed like a cowboy.

そのレコードのジャケットは神秘的だったが、不気味な感じではなかった。何か自然なくつろいだ感じの人物、粋な格好の、馬に乗った格好の良い放浪者が写っていた。カウボーイのような服を着ていた。



ディランが聴いたジャック・エリオットのアルバムは今入手できませんが、そのうちまた再発される……ことを祈りましょう。

Jack Takes the Floor
1. San Francisco Bay Blues
2. Ol’Riley
3. The Boll Weevil
4. Bed Bug Blues
5. New York Town
6. Old Blue
7. Grey Goose
8. Mule Skinner’s Blues
9. East Texas Talking Blues
10. Cocaine
11. Dink’s Song
12. Black Baby
13. Salty Dog
14. Brother Won’t You Join in the Line?
15. There are Better Things to do(Ewan MaColl&Peggy Seeger with Ramblin’Jack)



His tone of voice is sharp, focused and piercing. He drawls and he's so confident it makes me sick. All that and he plays the guitar effortlessly in a fluid flat-picking perfected style.

彼の声ははっきりとしていて鋭く身に染みた。母音を延ばして歌い、僕の気分が悪くなるほど確信に満ちていた。それに加えて、ギターは完璧なフラットピッキングをたやすく流れるように弾いた。



もう一つ、当時のフォーク歌手はあまり「娯楽」を意識していなかったのに、ジャックは聞き手に自分から働きかけていたと、評価しています。
人を楽しませる資質ですね。



Elliott, who'd been born ten years before me, had actually traveled with Guthrie, learned his songs and style firsthand and had mastered it completely.

僕より十年早く生まれたエリオットは、実際にガスリーと一緒に旅をして、ガスリーの歌とスタイルを直接に学び、完璧にマスターしていたのだ。



ディランはニューヨークに出て行ってから見違えるようにうまくなったと言われています。
ミネアポリスにいたこの時は、本当にジャック・エリオットがはるか前方にいたのでしょう。
十代のボブ・ディラン、まだまだ修行中です。

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Last updated  2006.07.12 04:02:25
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