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病牀六尺

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テーマ： 70年代サブカルチャー URC， ELEC，ベルウッド(5033)

カテゴリ：書籍と雑誌

多少は具合が良くなったので、本に手を出せるようになった。
寝たまま目を凝らすと、箱入りの岩波文庫「子規作品集」が近くにあった。
ああれ、これだわな。

たぶん青空文庫で全部読めるのだが、なんだか宝物みたいになっている、十冊セットだ。

▼ 青空文庫：病牀六尺正岡子規

○病床六尺、これが我世界である。しかもこの六尺の病床が余には広過ぎるのである。僅（わず）かに手を延ばして畳に触れる事はあるが、蒲団（ふとん）の外へまで足を延ばして体をくつろぐ事も出来ない。甚（はなは）だしい時は極端の苦痛に苦しめられて五分も一寸も体の動けない事がある。苦痛、煩悶、号泣、麻痺剤（まひざい）、僅かに一条の活路を死路の内に求めて少しの安楽を貪（むさぼ）る果敢（はか）なさ、それでも生きて居ればいひたい事はいひたいもので、毎日見るものは新聞雑誌に限つて居れど、それさへ読めないで苦しんで居る時も多いが、読めば腹の立つ事、癪（しゃく）にさはる事、たまには何となく嬉しくてために病苦を忘るるやうな事がないでもない。年が年中、しかも六年の間世間も知らずに寐て居た病人の感じは先づこんなものですと前置きして

寝て一畳のその空間が、子規の世界だった。

布団の中で苦しみながら、短歌俳句、というよりも芸術の革新運動に邁進するのだ。

熱にうなされながら、ぼんやりと子規の書いたものを読んでいる。

@gensenkan99 幻泉館主人 14:02
サイマルラジオでかわさきＦM。
14:15～14:45に中川五郎さん出演。
生で3、4曲歌ってくださいます♪
simulradio.jp

@gensenkan99 幻泉館主人 13:08
確信犯 > 東電、２万人の被ばく記録未提出　線量限度超えの恐れも http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013022801000971.html
#東電 #東電解体 #原発 #放射線 #線量 #被曝