特派員随行記

2006/06/16
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本日は清水くんの撮影随行者としてトーゴ代表のキャンプ地ヴァンゲンへ。

行って来るぜヴァンゲン。誰にともなく宣言しつつ、朝からICE(ドイツの新幹線的なモノ)に勇んで乗り込む。


清水くん曰く「食堂車はセレブの領域です」
★とりあえず食堂車に。

電車とバスにゆられること5時間強。車窓からは確かにハイジ的な田園風景が広がりはじめる。清水くん、毎日こんなところに通っていたのか、ご苦労様。

三番目くらいの故郷に帰省する清水くん
★見渡す限りの田園風景。

15時。
いよいよヴァンゲン到着。とてもキレイな街。街のあらゆるところに宗教的絵画や彫刻が配されているので見ていて楽しい。それと同様に、街のあらゆるところにはトーゴの国旗が。トーゴもイエスも街ぐるみでサポートしている。優しそうな街。

街頭ではサッカーフェスのような催しが行われている。シュートスピードを計測するもの、キックターゲット、サッカーボール・ボーリングなど、いくつものアトラクションが展開。スタンプラリー形式で街をまわれる。成績優秀者にはトーゴの民芸品がプレゼントされるみたい。
清水くんがはりきってシュートスピードコンテストに参加するも非常に悲しい結果に。


かっこいいなあ

街中にはいたるところにトーゴの国旗が。

ヘディング!


16時。
街の中心部に着くと清水くんが紹介してくれた 「ヴァンゲンはトーゴを救う」 プロジェクトのブースが。おばちゃんからバッジを購入。

と、なにやらいかつい人が街角から出現。
良く見たら背中には「togo」と書いてある。走って追いかけて、突撃取材を敢行してみたらやっぱりトーゴ代表選手とスタッフでした。優しく丁寧に突然のインタビューに応じてくれました。メルシー・ボクー。
( その内容はこちらでご覧ください )

幸先の良いスタートだねとカフェで喜んでいると、一部始終を見ていた隣の席のおじいちゃんがうれしそうに笑ってる。ぼくらもうれしそうに笑い返し、返す刀で写真をパチリ。

どっから来たの?ヤポンだよ!
★ヴァンゲンは良い街よ。楽しんで行ってね!

どっから来たのじゃ?ヤポンだってば!
★カフェにいたおじいちゃんもTシャツを着ていた。


しかしこの出来事は、これからヴァンゲンで繰り広げられる怒涛の一日の本当にただの始まりでしかなかった。


18時。
道を尋ねた心優しいヴァンゲンの人にわざわざイゴール医師のオフィスに連れて行ってもらう。ダンケシェーン。イゴール医師とは、「ヴァンゲンはトーゴを救う」プロジェクトの発起人。今日は先日手術を終えたヌリソンちゃんが退院し、トーゴ代表の選手と触れ合う機会があるんだそう。それが本日のメインイベント。撮ってやる。ヌリソンちゃんを撮ってやる。

パスを持たないぼくらをどうにかして宿舎内に入れてくれるように交渉してくれているイゴール医師を宿舎の外で待っていると突然の大雨。カメラだけは守り抜く。奥のほうを見ると交渉は難航しているみたい。びしょぬれの2人。

はじまりはいつも雨だってアイツよく言ってたっけ。
★とつぜん降り出した雨。


19時。
なんとか交渉はまとまり、宿舎の外でインタビューできることに。
手術は成功。ヌリソンちゃんも元気一杯。医師も選手もお母さんも、快くインタビューに応じてくれる。医師たちは誇らし気に(手術用語などの難しい言葉も丁寧にわかりやすく)説明してくれ、選手達は初戦を落としているにも関らず今回の良いニュースを心から喜んでいるし、お母さんは現地の言葉しかわからないのに、通訳をしてくれた広報の人を通じて真摯に語ってくれた。ぼくたちも一生懸命下手な英語で話を聞く。
いつの間にか雨があがっている。
選手のコメントはこちらにムービーをアップしました )

みんなで祝福。
★ありえないテンションで祝福するトーゴ代表。こういうのいいなあ。

雨、あがる
★気付いたら太陽が出ていました。


20時。
メインイベントも無事に撮影できたので、朝に食堂車でむやみに高価なホットドッグしか食べていなかったぼくらはヴァンゲンの郷土料理を食べようと、近くのレストランに向かう。
地元で作られたビールで乾杯。これがとてもおいしい。撮影も無事終了したってことで浮かれていたぼくらは、一向に料理が出てこないことにまったく気付かなかった。。。
料理が出てきた時には終電ギリギリの時刻。
一口食べて出発しようかなと思ったのだけれど、困ったことに出てきたポークソテーの美味しさといったら! いろんなことを諦めて料理を美味しくいただく。美味しさが罪になるということをこの時初めて知った。

店の人も来ていたお客さんもみんな優しかった。
★店内にもトーゴ国旗が。


21時過ぎ。
駅に着くとやはり最終電車・イズ・ゴーン。
街を歩き回りホテルを探すも、どこもかしこも開いていない。
仕方なく中央広場にある教会前のベンチで眠ることにする。
野宿決定。

ゴーン
★取り残された2人。岡村ちゃんの歌のような展開にはもちろんならず。

パトラッシュ、もう疲れたよ。
★夜は暗い。


0時。
自販機を探して街をフラフラしていると、遠くのほうからロックンロールが鳴っているのが聴こえてくる。なんだこれはと寝ている清水くんを叩き起こし、音の鳴っている方へ。
音の発生源となっている公民館的な建物前の広場にはヴァンゲンの若者達があふれかえっていた。

2m先は見えないくらいの暗闇の中、話しかけてみると逆に質問攻め。
なんでヤパンなのにこんなとこに来てるんだ? 日本代表はサッカー強いのか? 日本の首相は誰だ? 音楽は好きか? ヤパンの若者は何して遊ぶの? 本当にあなたは27歳なのか? ウソでしょ?
ビールを飲みつつタバコをふかす好奇心旺盛な15歳の少年少女と楽しく話す。
日本代表の状況は良くないけどきっとブラジルに勝つよ、日本の首相は小泉っていう人なんだけど北朝鮮にテポドンってなめた名前のミサイルを撃ち込まれそうなので怖いからしっかりして欲しいんだ、、日本の15歳は夜更けにこんなとこでビール飲んでたら間違いなく警察に捕まっちゃうんだ。楽しくないでしょ?

ヴァンゲンはどう?って聴かれたので「最高だよ!キミたちも!」って応えたら嬉しそうに笑ってた。イエーイ。

本当に真っ暗だったので画郭がイマイチ

「なんで入らないの?」と聞くと「高いし、ココでも聴こえるから」って

2m先も見えない暗闇で撮影。
★週末の夜は楽しまなくちゃと意気込む若人たち。

2時。
寝床を駅近くのバス停に移し、本格的に眠りに入る。
数分後、爆音で轟く雷鳴と大雨によって眠りを妨げられたのを皮切りに、酔っ払いに怪しい店(「クラックド・ハウス」ってなんだろ?)に執拗に誘われたり、突然清水くんが「ワンピース」のDVDをパソコンで鑑賞し始めたりして浅い眠りのまま朝を迎える。
雨のせいで気温が下がって寒い。

へんじがないただのしかばねのようだ
★バス停にはありがちな落書きの上で眠る清水くん


5時。
寝ていたはずの清水くんがいない。
数分後もどって来た清水くんに「どこへ行ってたの?」ってたずねてみたら
「寒かったので20分ばかし街中を走ってきました!」とのこと。
早朝の田舎町を寒いからという理由で走り回るヤポン。
そのワンピースのルフィをも超越する天然っぷりにちょっと萌える。

5時30分すこし過ぎ
★そして駅へ向かう。

6時。
ようやく電車がやってくる。
当然のように車内で爆睡。起きたら都会。

またいつかいきたいな、ヴァンゲン。

happy like a honeybee





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Last updated  2006/06/19 05:39:57 PM
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