特派員随行記

2006/06/24
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アフリカンナイトの詳細は 長岡さんのブログ を参照していただきたいが、僕はといえば同行そっちのけで、象と戯れたり、ステージの上に招かれて奇妙なダンスを披露したり、金髪の女性に見惚れたりしていた。

ヴァンゲン!

ステージにミス・ワールドカップが現れた頃、昼間から踊り続けて疲れきった長岡さんとケルンに朝に着く電車で帰ることに。清水さんは残って朝までダンス・ダンス・ダンスらしい。

踊ったよ。

帰りのICE(新幹線のようなもの)でミュンヘンから帰るドイツ人たちと一緒に。深夜の1時半、さすがにドイツ人も疲れているのかと思いきや、食堂車のほうではビールを両手に馬鹿騒ぎが続いていた。どうやらタバコが吸えて、ビールがすぐにおかわりできる食堂車はパーティー会場、一般車両は疲れてグダグダになった人が寝るところらしい。丁度その間の連結地点に座り込み、双方の様子を見比べるのは少し、楽しかった。食堂では太鼓やらラッパやら鳴らして、「ルーカス・ポドルスキー」のコールの嵐なのだが、反対側ではいかにもげんなりな様子で顔をうつむけているのである。同じドイツなのに、まるで勝ったものの帰り道と負けたもののそれのようだ。

疲れた長岡さん。

食堂車はパーティ会場に。

その中に50歳くらいの口ひげをはやした、いかにもドイツ人といったおじさんがいたのだが、目の焦点が定まらず、何度も倒れそうになるほど、酔いつぶれているにもかかわらず、ビールとタバコを放そうとしない。ふらふらになりながら腰と肩に2枚のドイツ国旗をまとって、隙あれば「ポドルスキー」と叫びだすのだ。周りの人間が見かねて、眠り車両(収容所?)に連れて行き、無理やり寝かしつける。後で仲良くなったマルクスに話を聞くと、その隣で寝ているのが、息子だそうだ。2人とも昔から、こんな風に酔いつぶれるらしい。2人が寄り添って寝ているのを見て、クスクス笑っていた。
2時間ほどして、おじさんがようやくむっくりと起き上がったのだが、どこに行くのかと思うと、2本ビールを手にして戻ってきた。1本を息子のほうに渡し、再び飲みながら叫び始める。タフなのか、馬鹿なのか、ただのドランカーだ。
と、ドイツ国旗を握り締めていた息子が異変に気づく。
親父を指差して

すると親父のほうが、
「そんなの知ったこっちゃねぇ。このドイツ国旗はみんなのもんだ。俺もお前も、そこら辺の仲間もみんなドイツ人だろ?」
だそうだ。
なるほど。その通りですな。





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Last updated  2006/06/26 06:19:34 PM コメントを書く


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