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| Feel Like dance (1995/08/9) 最高3位 95.1万枚 Joy to the love(globe) (1995/09/27) 最高1位 81.5万枚 SWEET PAIN (1995/11/01) 最高2位 90.0万枚 |
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| >>90年代半ば、日本の音楽シーンを席巻していた小室哲哉。 その小室哲哉率いるグループとして現れたのがglobeだった。 Vocal:KEICO , Rap:Marcというメンバーと共に1995年8月9日にデビュー。 (8・9→破竹の勢いで、って意味もあったとか) オーディションでKEICOがステージから落っこちたりしたというのは有名な逸話。 当初はKEICOの声がtrfのYUKI(Uの上に伸ばす棒つけたいけどやりかた不明)に似てるという話で、 『globeのVocalはYUKIでtrfからの引き抜きだ!』 という根も葉もない噂が当時あった。 よく聴けばYUKIとKEICOは声が全然違うのだが、 こんな噂になったのは、 globeのシングルジャケットにメンバーが登場していないから だった。 ここにあげた3枚のシングルに、彼らは全く映っていない。 とかいって、彼らの正体が不明ってわけではなく、 Joy to the loveが起用された車のCMに出ていたし 「HEY×3」にも出てたので、シークレット性はなかった。 (ユニット名候補が ORANGE だったこととかいろいろ暴露していた) 日本の 2unlimited を目指していたというだけあって、2unlimitedは十分あった。 「女の子ボーカルとラップの組み合わせが面白い」 と小室哲哉は目論んだのだが 小室哲哉はラップを操ることができず、ラッパー:MARCの誕生になる。 それは、すでに 1994年の頃から実験的に行われていた そうだ。 (H Jungleもそのひとつなわけです) 「3人組ユニットはいつの時代にも存在できる」というTM時代からのコンセプトもあった。 「Feel Like Dance」 ではglobeシングル唯一の小室ソロパートがある。 90年代半ばのテクノポップで、globeの路線というより、TKの路線といった印象。 「dAnce」 でなく 「Dance」 なあたりはtrfと一線を画してるといえる・・・? 「Joy to the love」 は一転、ボサノバ+ジャングルの組み合わせ。 ウツが歌っても面白いと言われた(筆者も思った)。 浜崎あゆみの「appears」と音も歌詞も似てるが、そんな突っ込みは野暮である。 「SWEET PAIN」 はTMの「1974」みたいなイメージのイントロ。どこか宇宙的。 「1974」の頃にMARCがいたら面白かったのかな。 シンセ全開のTK王道っぽさだが、 古くからのTKファンには新鮮さがないと思えたかも。 意外にこの3枚はミリオンセラーを記録しなかった。 ・・・・といっても十分すぎるヒットであり、ルーキー扱いのユニットではなかった。 |
| DEPARTURES (1996/01/1) 最高1位 228.8万枚 |
| >>globe史上最大のヒット曲。 唯一の200万枚突破シングルである。 (ていうか200万枚を2度以上出したのはミスチルとチャゲアスだけなのだが) 2unlimited路線が消えてしまった。 どちらかというと「歌謡曲」っぽさをミックスした日本人ぽさのある仕上がりで それがWinterSongとして爆発的にウケたわけである。 ・哀愁と冬の寂しさを感じさせるサビまでの流れ、 ・サビで一気に高音で盛り上げる展開。 TKの王道であり、この時代、この時期に、この曲が売れないはずはなかった。 シンセの音がなければ、演歌になりかねないメロディー・・・ それが、大ヒットとなり現在までカラオケで歌われてきているのだった。 どこか日本人の、日本の冬を知る人に訴えるものが秘められているんだろう。 シングルと違い、アルバムバージョンはいきなりサビから始まらない。 |
| FREEDOM (1996/03/27) 最高3位 48.4万枚 |
| >>バカ売れとなるアルバム「globe」のリリース直前のリリース。 MARCのパートが多めで、ディストーションギターが使われてたり(この頃、TKはDGが好きだった) 「DEPARTURES」とは相反する存在ながら、これもglobeという存在である。 歌詞が珍しく、日常や季節などではなく、世相を舞台にしているのもチェックどころ? 「世界が回るのを拒んでいたって」 「争いに勝つこと 土地を仕切ること 色で分けること 血を選ぶこと」 「交差する喜びとか悲しみとか」 あまりTKプロデュースで見られない歌詞である。 その歌詞舞台に共感しにくいのか 女子高生のカラオケウケとして、それほど評価が高くなかったのが筆者の高校時代の印象。 |
| Is this love (1996/08/28) 最高1位 53.7万枚 |
| >>1stアルバムで400万枚を売り、その地位を不動のものにしたglobeの6枚目。 夏の終わりをムーディーに演出しうるミディアムナンバー。 あまりにムーディーすぎて 女子高生中心のカラオケ世代にはヒットせず。 1位は獲得したが、ミリオンの半分の50万台に留まる (それでもTMN最大のヒット曲「LOVE TRAIN」(53.3万枚)より上なのだが・・・・orz) ちょこっとアレンジを加えて、よりムーディーにしちゃえば クラブやバーに似合うものになりそうだが。 |
| Can't Stop Fallin'in love (1996/10/30) 最高1位 131.5万枚 |
| >>「DEPARTURES」と同じJRのタイアップだけあって なんだか「DEPARTURES」を踏襲したような歌といわれがちな歌である・・・・。 これはこれで、筆者は好きである。 当時の彼女と歌うためにラップ覚えたなぁ・・・・ってどうでもいい話ですがwww 歌詞の世界が、 なんだか不倫してるような 世界で OLなど20代以上の女性に共感された・・・・らしいが当時20代の女性の知り合いなどいないわけで。 歌詞の意味など、大して気にもせず カラオケで歌いまくる女子高生がいっぱいいたのを覚えている。 KEICOの歌い方が 「こーいーが はじまぁってぇ~~」 のように演歌っぽくなってきた。 そういえば浜崎あゆみも、そういう風になってきた。 これは偶然なんだろうか? |
| FACE (1997/01/05) 最高1位 132.3万枚 |
| >>globeのドラマ主題歌(ドラマとはあまりマッチしてない)ていうだけで初登場1位と言えた曲。 ピアノのインストで始まり、 アコギの音が入っているように この頃のTKは、急にデジタルから生音に変わっていった。 時代的にもアラニス・モリセットなどがヒットしていたっていうのがあるのかも。 その辺を取り入れたっていうのはTKらしいというか。 新しさを取り入れたことを象徴するように KEICOの髪が金髪になった!! 「鏡に映ったあなたと二人 情けないようでたくましくもある 顔と顔をよせあい 慰めあったら それぞれ玄関のドアを一人で開けよう」 とわかるようなわからない歌詞があったり 「青春が消えていく」「情熱はいつまで続くの」 など懐古的な歌詞もあったり この頃のTKの深層心理を読み取るのは難しい・・・・。 その歌詞の持つ深さとかは考えられず、カラオケで歌われていくさまを TKはどんな思いで見ていたんだろう・・・・。 意外にも globe唯一の2作連続ミリオン を成している。 個人的にサビまでの生音とKEICOの歌い方の流れは秀逸だと思う。 |
| FACES PLACES (1997/03/05) 最高3位 40.3万枚 Anytime smokin' cigarette (1997/04/09) 最高6位 15.2万枚 |
| >>2ndアルバム「FACES PLACES」からのシングルカット(「FACES~」はアルバム発売一週間前のリリース)。 「FACES PLACES」はプログレっぽさが現れており、近未来のTKミュージックの方向性を暗示している。 生音も多い。 TMN時代からのTKファンなら、何を意味するか考えてしまう 「Since 1984」(TM活動開始の年)、「Since 1994」(TM活動終了の年) という歌詞がある・・・・。 TKの進みたかった道の終着点(PLACE)が見えたのだ、というFanksの説もある。 「Anytime~」はますますTKの趣味が現れている。 日常の中の感情を描いた歌詞を重い感じでKEICOとMARCが歌うが これは、どう聴いてもシングル向きじゃあない。 アルバム曲として聴く分にはイイ出来だが、シングルとしては無理があった。 |
| Wanderin' Destiny (1997/10/15) 最高2位 87.6万枚 Love Again (1998/03/31) 最高9位 19.5万枚 |
| >>当時にしては長いglobe半年振りのシングル「Wanderin' Destiny」。 歌詞世界がやけに暗いが、 これはTKがドラマ 「青い鳥」 の脚本を見て書いたらしいので 歌詞世界が暗いのはやむおえない。 暗い歌詞になると、急に演歌っぽさや歌謡曲っぽさが入るのがTKの歌詞である。 音は生音から再び離れだした。 暗い世界をキレイに仕上げてるが、キャッチーさが足りなかったのか ドラマ主題歌というタイアップでも、ミリオンならず。 3rdアルバムと同時発売の 「Love Again」 。 印象的なシンセのリフで始まる名曲。 トランスを先取りしたような仕上がりで、カッコイイ仕上がり。 過去の恋を思い返すちょっと切ない歌詞ではあるけれど、KEICOは笑顔を浮かべていたり。 この歌は個人的にglobeの中ではかなり好きだったり。 一人暮らしを始めたばかりのあの頃、この歌を聴いて、なんだか切ない気持ちになってたり。 |
シングルレビューについて。 2006.05.18
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