おおひげ村の『へのぼっち様』やぁ~⚡️さんのブログ

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2023.12.01
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カテゴリ: カテゴリ未分類







リヒャルト・ワーグナー《ラインの黄金》


~ストーリーと聴きどころ

文・広瀬大介(音楽学、音楽評論)





◆幕が上がる前の前史:

『ニーベルングの指環』の世界は


神々の住む天界、


巨人族や人間、


ライン川の底に暮らす乙女たちが


生きる地上...





ニーベルング族

或いは

地母神エルダや

その娘たち『ノルン』が居る

地底から成る







◆神々に君臨する主神ヴォータン

片方の眼を失う代償を払って

女神フリッカを手に入れ

更に

トネリコの木の枝を折って

槍の柄を作る



この槍に世界の掟を刻み

その支配者と成った





ヴォータンは

天界に神々が住まう為の立派な城を築こうとし

地上に住む巨人族に




その報酬としてヴォータンが

巨人に約束したのは

永遠の若さを保つコトの出来る

🍎リンゴを栽培できる美の神フライアで在った






第1場:

ライン川の底



( ♪ 世界生成の様子を描写する

変ホ長調の主和音による

ライン川のモティーフ

バルカローレ・舟歌風の伴奏)


ライン川の黄金を守る三人の乙女たち





地底に棲むニーベルング族の


🧌醜い小人アルベリヒの

下心を早々に見抜いた三人は

いいように翻弄する



やがて黄金に光が当たり、


三人は、その黄金を褒め称える歌を歌う


女性との真実の愛を断念したものだけが

この黄金を手に入れ、

世界を支配する力を得るコトが出来る

と云フ事実を


アルベリヒに教える


( ♪ 黄金、指環のモティーフetc.

この場面で登場するモティーフの多くは

冒頭のライン川のモティーフを

音楽的に変奏したモノ)


アルベリヒは愛を諦め

権力を手に入れると叫び

この黄金を奪い取って逃げ去る




第2場:

神々の住まう天界。夜明け


新築成った城が、その偉容を現す


( ♪ 幕切れに

ヴァルハラ」と名付けられる

城を描くライトモティーフは


バロック時代の宮廷で

愛好された

荘重な三拍子の舞曲

サラバンド風の音楽で

伴奏される)





大神ヴォータンは満足げだが

妻フリッカは

建設主の巨人族二人に支払うべき対価を

美の神フライア

として仕舞ったコトに不安を抱く





巨人族のファーゾルトと



竜のFafnerファフナーは




対価を約束通りに支払おうとし🈚️い


ヴォータンに怒る


雷神ドンナーと歓びの神フローが割って入るも


事態の解決には至らず

巨人はフライアを強引に連れ帰ろうとする





其処へ、火の神ローゲが登場

ラインの水底で

アルベリヒによって

奪われた黄金は

指環にされ

ニーベルング族の支配者と成って

神々の住まう世界までを窺う勢い

と、語るーー



ヴォータンは

自らの権力が脅かされることを怖れると同時に

アルベリヒが、その指環の力を使って生み出す財宝

そして指環そのものを手に入れてやろうと思いを巡らす






巨人も、永遠の若さ(フライアの🍎リンゴ)と


世界を支配できる権力を秤にかけ



対価の変更に応じるものの


フライアを人質として、


その場から連れ去る


フライアが居なく成った為に

リンゴを口にできず、


突然、力を失う神々




ヴォータンだけは力を振り絞り

ローゲと共に、


アルベリヒから指環を奪う為、


地底の世界へと降りて行く


( ♪ 間奏曲では実際の鉄床かなとこを用いた打撃音が響き渡る)








第3場:

ニーベルング族の住まう地底


アルベリヒはニーベルング族に地下鉱脈を掘らせ

黄金を精製し、巨万の富を得ていた


アルベリヒは、鍛冶仕事を生業とする弟ミーメを虐げ

自身の姿を隠すコトの出来る兜を作らせ


益々、増長する

アルベリヒの姿が見えぬ間に

如何に自分たちが虐げられているかを


延々と嘆くミーメ



アルベリヒが戻る気配を察し


ミーメは慌てて姿を消す


アルベリヒは


ヴォータンとローゲの突然の訪問に


強く警戒するが


鍛冶仕事に欠かせぬ


火を司る神ローゲの問いには


渋々答えねばならない




ローゲは言葉巧みに、アルベリヒがいずれ巨万の富と指環の魔力を元手に


神々をたおし

世界を支配してやろうと云フ

野望を抱いていることを聞き出す




ローゲは咄嗟に、

アルベリヒを騙して捕まえてやろう

と云フℹ️deaを思いつく


ミーメが作った隠れ兜の効果を疑って見せ


はじめは大蛇に、

次に蛙へと

アルベリヒを変身させる



ローゲはヴォータンに目配せし、蛙に変身したアルベリヒを難なく捕まえ、地底から引きずり出す。( ♪ 第2場最後と同様に鉄床かなとこが用いられるが、今度は勢いが弱い)







第4場:


行きに来た道を引き返す神々。捕まえたアルベリヒにヴォータンが要求するのは、それまでに掘り出した財宝の数々と、その指に光る指環


全力で抵抗するアルベリヒを押さえつけ、その指から指環をねじり取る


何もかも奪われ、叫び声をあげたアルベリヒは、指環を持つものに死を齎せ、と呪いをかけ、地底の世界へと戻っていく




フライアを連れて戻った巨人は、フライアの姿が見えなくなるまで財宝を積み上げるよう要求し、アルベリヒの財宝はすべて巨人のものとなる



だが、わずかに残った隙間からフライアの瞳が見える、と嘆くファーゾルト。ファフナーは、ヴォータンが指にはめる指環も渡すよう迫るが、何があっても渡さない、と言い張るヴォータン




すると世界が突然暗闇に包まれ、地底の奥深くに住まう大地の女神、世界の来し方行く末を知るエルダが登場する


呆然と立ち尽くすヴォータンに対し、指環を今すぐに手放し、災いを未然に防げと迫る。さらにその預言を聞こうとするヴォータンを遮るように、エルダは地底へと戻る



ヴォータンは考えた末、巨人に指環を与えると、兄弟は指環を巡って争い、ファフナーはファーゾルトを殴り殺す


験直しに、ドンナーはその場に立ちこめた雲を集め、稲妻を起こす。晴れ間ののぞいた先に輝くヴァルハラ城に入るため、虹の橋を架けるフロー



妻フリッカとともに入場するヴォータンと神々だが、ローゲはその仲間に加わらず、やがてやってくる神々の没落に思いを馳せる



(♪ここで剣のモティーフが初めて登場し、ヴォータンが自らの息のかかった人間族をもちいて指環を取り戻す、というアイディアを思い付いたことが暗示される)



遠くからは奪われた黄金を返して欲しい、という、ラインの乙女たちの嘆きが聞こえる( ♪ 「ヴァルハラ城への神々の入城」と称して、独立して演奏されることも多い壮大な幕切れ。総譜では6台のハープが指定されている)













































































🌟超📰黒星★承認💮





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最終更新日  2023.12.01 23:03:13
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