「ぎん」の日記

PR

×

Profile

「ぎん」

「ぎん」

2006/08/01
XML
我が家の近くに、昔からの集落があり、

ウォーキングしていると、お囃子の練習の音が、風にのってきました。

私の住んでいるような、新しく開発された住宅地の夏祭りなどには、
ちっとも魅力を感じません。
あれは、祭りではないですね。納涼大会か。

遺伝子がなんとなく反応するような、
あの祭りの独特の雰囲気。

裸電球の光のもとで、いろんな影がゆらゆらして、
ちょこっと、人間以外のものもまざっているような、
不思議な雰囲気。

それが、祭りのいいところ。


この集落では、夏祭りのとき、各家に行灯を飾ります。
実は、私が幼いころ住んでいた家の近くにも古い集落があり、
そこの夏祭りのときも、同じ行灯が飾られていました。

和紙に文字と絵がかかれており、夜、ぼうっと灯がともると、
とても幻想的なものです。

てくてく中、写真を撮ってみました。

半状買ってにたものふうふ

みかん武士


今回、少し調べてみました。
この行灯は「地口行灯」というそうです。
「地口」というのは、「ことわざ、成句と似た発音の文句をつくって、言うしゃれ」。
ということで、地口と、それに合った絵を描いた行灯です。

昔は、お祭りのそぞろ歩きのときに、この行灯を一つ一つ眺めながら、
しゃれを楽しんでいたのでしょう。

写真のしゃれですが、1枚目は、
「半状買ってぜにたらず」と書いてあります。
「勘定あってぜに足らず」のしゃれだとか。

次は、「煮たものふうふ」→「似たもの夫婦」のしゃれですね。
あとは、「みかんのたねをあつめる」とか「武士のまきわり」とか
書いてあるようですが、何のしゃれなのか、
わかりそうで、思いつかないのですが、何だろう。


地口行灯は、最近は印刷のものが多いそうですが、
これは、手描きのもの。
このまちに、伝統を引き継いでいらっしゃる方が
一人残っておられるとか。

後継者は、多分おられないのでしょうね。
こんな風情のある行灯の灯火が消えてほしくないです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/08/01 01:31:57 PM
コメント(8) | コメントを書く
[てくてく@ウォーキング] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

かなかな@ Re[1]:これ、うちの庭にもいる^^(08/15) 10年も前の記事にすみませんが、たまたま…
フルラ 財布@ vwlepyxctw@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…
marinesnow2525 @ Re:年の瀬(12/28) 今頃のメッセージですみません(^^; あ…

Archives

・2026/10
・2026/09
・2026/08
・2026/07
・2026/06

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: