ふるさと銀河線沿線応援・地方鉄道応援サイト 七つ星の里

ふるさと銀河線沿線応援・地方鉄道応援サイト 七つ星の里

PR

×

Profile

のんき熊

のんき熊

Calendar

Archives

2026/07
2026/06
2026/05
2026/04
2026/03
2005/09/27
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


 まず、先々週に銀河線の地元で話題になってしまった件について。

 岡山電気軌道が「銀河線継承は非常に困難」と北見市長に回答をしたと、14日から17日にかけて地元マスコミに報道されました。
 記事だけ見ると、「岡電は結局、銀河線なんか引き受けてくれないじゃないか」と取られる報道です。これでは、岡電に引き受け要請に行った銀河線ネットの役員さんは、「うそつき」または「差し障りの無い言葉でやんわりと断った岡電側の発言を、自分たちの都合のいいように解釈した」と取られかねません。

 では、岡電が北見市長に対して「回答」した文書を見てみましょう。銀河線ネットのページです。同じものが、北見地区で出されているフリーペーパー「経済の伝書鳩」に意見広告として掲載されています。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~gingasen/pdf/9.22-den-ikenkoukoku.pdf

 ここからは、私の個人的な見解です。第1のポイントは、「残念ながら、公的支援額が利用者便益、交通事故の軽減、CO2排出削減…よりも上回るものと判断されたものと理解させていただきました。」の件。これらの分析を、道庁、鉄道会社、沿線自治体は行っておりません。昨年8月に道庁主導で行った経営分析でも、これらの分析は回避されています。
 第2のポイントは、「弊社が継承することは大変困難」と書かれている手前の一文「これまでの北海道及び沿線自治体首長の協議経過から勘案いたしますと」です。昨年1年間の自治体間の協議経過を思い出すと、鉄道廃止を強く主張する自治体と存続を主張する自治体とが激しく対立し、その中で存続を目指す市民や団体が存続方策を積極的に提案したにも関わらず、会社経営で主導権を持つ自治体(すなわち鉄道廃止を主張する自治体)は、希薄な理由付けでことごとく提案内容を否定していったという事実があります。これは、自治体側がまとまっていない事、あるいは自治体側に鉄道再生への意識が欠けている事が、受け入れへの大きな支障となっていると捉える事が可能でしょう。
 第3のポイントは、「大変困難」の次の段落「この機会に、鉄軌道の存続一点についてだけでなく、街づくりも含めて検討する…」の一文です。一見「余計なお世話」と捉えられがちですが、とんでもありません。銀河線存続・再生問題を考える上で、また全国の地方鉄道のあり方を考えるにあたって極めて重要な視点を、ずばり指摘しています。裏を返せば、銀河線を巡る今までの動き、特に自治体間の話し合いに関して、いかに不毛な議論を続けてきたかを指摘しているかのようです。

 このように、岡山電軌の回答が、単純に「受け入れ拒否」を示しているものでない事は明らかです。しかし、否定的な「見解」がマスコミを通じて広がっていくと、その「訂正」は並大抵ではありません。ホームページや、先程の意見広告を見ていない方々は、「岡電もダメじゃないか」と思い込んだまま、銀河線再生をあきらめてしまいます。また、地方鉄道の再生を主要活動としている岡山電軌にとっても、会社の信用問題に関わってくるでしょう。
 回答書の一部分だけを抜書きし、広くマスコミに流布させる手法は、問題があると言わざるを得ません。 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005/09/27 11:18:59 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: