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 バス転換に関わる住民説明会が、このところ沿線各地で活発に開かれているようです。内容はいずれも、バス転換に関わる事項。
 銀河線存廃議論の経過の中で、鉄道廃止に関わる住民説明会は、ただの一度も開催されていません。もちろん、沿線自治体や道の議会で話題に上がる事はありました。しかし、議会が鉄道廃止容認を議決したという話も、一度も聞きません。事実としてあるのは、北海道ちほく高原鉄道(株)が、自社の鉄道事業の廃止を株主総会で議決した事だけです(3月27日の「廃止決定」は、株主総会の前段となる取締役会での議決です)。
 そして今回の住民説明会も、既に殆どの事項が決まった後での開催であり、住民の生の声を反映させる余地は殆ど無いと言っていいでしょう。

 そんな状況の中で、鉄道再生を語る事は、絵空事に過ぎないのでしょうか?

 鉄道再生に対して自治体が乗ってこないのは、鉄道存続後のビジョンが明確に示されていないからではないか。そういう指摘が、ある掲示板に載っていました。
 弱者救済のためならいくら税金をつぎ込んでも良い、という考え方が過去のものとなった今、どこまでコストを負担するのか、そして費用対効果はどのくらいかを、十分考えたプランを提示する必要があります。

 ご存じない方もいらっしゃると思われますので、ご紹介します。昨年7月頃、当時のふるさと銀河線存続運動連絡会議が、小泉内閣の「地域再生構想」を利用して銀河線再生を行おうとして提案した、「ふるさと銀河線再生計画」です。結局これは、沿線自治体が計画の認定申請を見送ったために実現しませんでした。しかし、この中に書かれている様々なアイデアは、費用対効果を考慮に入れつつ、銀河線を地域活性化更には道全体の活性化につなげる視点で結合されています。つまり、銀河線存続後のビジョンのみならず、銀河線による地域と北海道のビジョンまで展開する可能性も持っています。

 自治体が乗らなければ実現性薄いだろうという感想もあると思います。地域からの銀河線存続策提案は道庁に全否定されたはず、という声も聞こえてきそうです。実は、銀河線再生計画が実現しなかった理由は全く別の所にあります。そして、個々のアイデアに対して反論される事があっても、銀河線再生計画総体に対して、決定的に反駁される事はありませんでした。それだけ完成度が高かったのです。

 銀河線再生計画は、現在の状況にあわせて若干の手直しをすれば、今でも十分通用するものです。銀河線という夢を現実にするプログラム、未来へのビジョン。近いうちに、このブログでご紹介するコーナーを設けたいと考えています。





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Last updated  2005/11/20 11:59:53 PM


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