今年最初のご紹介は、「北海道交通ネットワーク総合ビジョン改訂案 原案」へのパブリックコメントについてです。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/stk/H25_koutu-vision-kaitei_pubcomme.htm
このビジョンは、北海道全体の交通基本計画とも言える位置づけのものと考えられます。
このビジョン自体は、平成21年3月に、道庁から発表されています。今回は、北海道新幹線札幌延伸決定などの状況変化を受けて、改定を行うものです。
内容は、以下のリンクからご覧いただききたいと思います。
概要版
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/stk/pubcomme_genan_gaiyo.pdf
第1部基本構想編
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/stk/pubcomme_genan_1.pdf
第2部施策編
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/stk/pubcomme_genan_2.pdf
パブリックコメント締め切りが1月15日で、もう時間がありません。ご紹介が遅れたこと、本当に申し訳ありません。
意見を道庁に提出するかはともかく、このビジョンの内容は、ぜひとも多くの人に目を通して欲しいと思います。
私の個人的な感想を、ごく簡単にまとめると、以下のようになります。
・公共交通活性化への取り組みが中途半端。道内の交通シェアが自家用車でほとんどを占められている現状を踏まえつつ、このままでいいのか、公共交通へのシフトをどのように進めるかが曖昧。
・特に鉄道への触れ方が弱い。今まで同様、道庁が逃げて済む問題ではない。経営の特に厳しいい一部JR線の上下分離による維持を考えるべきではないか。国は頑張るところを助ける姿勢。道の財政負担を過剰に恐れてはならない。
・モーダルシフトの視点から、鉄道貨物輸送の問題にも関与が必要。安全性、利便性の確保に全力を。
・まちづくりと公共交通の連携に関して触れていないのも問題。広い道内だからこそ、コンパクトシティへの転換と、まちを結ぶ公共交通の整備が必要。
・北海道新幹線に浮かれてはならない。二次交通の整備、特に並行在来線の取り扱いについては、地元市町村の意向はもちろんのこと、鉄道ネットワークの広域性、人を呼ぶ力を十分考慮に入れた判断をすること。