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June 20, 2010
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カテゴリ: 園芸
NHKプレミアム8にて
『モネの庭』
という番組が放送されていて、たった今見終わりました。



内容は華道家・假屋崎 省吾がモネの庭を現在も守り続ける庭師たちの中に入って一緒に作業する5日間のドキュメント。
ちなみに『華道家』という呼び名は假屋崎が考え出したものであるらしい。
(それまでは『いけばな作家』という呼称であった)



クロード・モネ Claude Monet (印象派を代表するフランスの画家。『睡蓮』の連作が有名)

ウィキペディア より抜粋

1883年4月、モネはパリの西約80kmの郊外にあるジヴェルニーに移転。以後、1926年に没するまでこの地で制作を続けた。モネはジヴェルニーに睡蓮の池を中心とした「水の庭」、さまざまな色彩の花を植えた「花の庭」を造った。パリ郊外の観光名所として多くの人が訪れるこの庭自体が、自分の「最高傑作」だとモネ自身が言っていたという。




常時5人の男性庭師が庭、池、花の管理を行っている。

一般的な花庭と異なる点は、植えられている植物の密度が高いこと。
花々が密集している印象。

モネは世界中から花の苗や球根を集めて植える、といったことを日常的に行っていたらしく、当時の庭師に「どんな植物の苗をどのくらい取り寄せるか」細かく指示するメモが残されていました。
『日本からシャクヤク等の苗が届いたらなるべく早く土に植える、最初は日光をあまり当てないように、寒冷にも注意して、フランスの気候に慣れるまで温室で取り扱うように』、などの具体的な注意書きが書かれていた。
植物学の本など好んで読んでいたようだし、花庭に多大なる愛情を注いでいたのでしょうね。

広い庭を常に美しく保つために、モネの庭を管理する庭師たちは傷んできた花があったら即同色の他の花を植え替えたり、毎朝藤の花の花がらが落ちる日本式の橋や睡蓮の咲く池を丁寧に掃除していたり。
別の場所に広い温室があり、そこで次に咲かせる金魚草などの花の苗を芽吹かせる作業も平行して行う。
体力的に大変だけれども、野鳥のさえずりのみがわずかに聞こえる静かな環境で、やりがいのありそうな作業風景。

『イケバナ』はフランス語にもなっているらしく、假屋崎が自己紹介がわりに生け花の腕前を披露すると、それまで仏頂面だった庭師たちの表情が急に柔らかくなり、最後の日には『アリガトウゴザイマス』と言うなど、花の作業を通して假屋崎の才能だけでなく人柄や情熱も伝わったようで、なんだか面白いなぁと思った。
言葉が通じなくても假屋崎がオネエ系だっていうのはわかるだろうし、最初は誰も口きいてくれない感じだったのに。


少なくとも理解しようとしてくれるし、正当な評価をくれる。



もしかしたらそれは番組の演出だったのか、それとも実際庭師をしている人は自分でも花を生けるわけだから、本当にカーリーのセンスを尊敬したのか、それはどうだかわからないですけれども。
とにかく『花の庭』は見る機会があったら絶対立ち寄るべきだなあと思った。番組の構成がどうかなんてどうでもよくなってくるほどに美しかった。
『水の庭』の素晴らしさも同様で、睡蓮の花が咲いたのを見てたら涙が出ました。

『光の画家』と呼ばれたモネですが、庭の色彩も光があふれるようなしかけがしてあって素晴らしかった。



☆白か淡い紫
☆緑の葉の中に少量の赤
☆青、黄色
☆ピンクと淡い紫

という並びになるような配色で植えてありました。
モネは極力『黒』を使わないようにしていたらしく、絵の中が光で満たされるように人物等の陰も青紫を入れていたとか。
その考え方を花壇にも取り入れて、青い花は黄色い花と一緒に植え、お互いを引き立たせる見せ方をしていた。



今日はキレイなものが見れたので、覚え書きとして残しておきます。





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Last updated  June 21, 2010 04:13:49 AM
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モネ  
はうちゃん  さん
画家って知識しかなかった~!
その庭をぜひ映像でも見たかったです。私の想像力では補えない・・・
実際に見に行くとしたらフランスか~遠いなあ。 (June 23, 2010 01:14:35 PM)

Re:モネ(06/20)  
*餅*  さん
はうちゃんさん

私もそうですよ~
そんな庭があっただなんて事も今回初めて知りました。

私はカーリーのフラワーアレンジメント(日本での作品)、これまで素敵だなあと思っていたんですが、フランスでの作品は急ごしらえだったためか、現地の人に恋しちゃった?せいか、何となくパッとせず。
例えるならテレ東のTVチャンピオンに出場した人、くらいの印象で、彼らしさが感じられなかった。
パステルピンク中心の色彩で、それがダメとは言わないけれど、モネの庭にもあんまり合わない感じだったし、パンチがなく、良い意味でのどぎつさがなくて迫力不足だった感が残りました。

フランス男の魅力にやられちゃったのかなあ。。
フランス、行きたいけど遠いですよね~ (June 24, 2010 03:52:00 AM)

Re:モネの庭(06/20)  
流星遥cp  さん
以前に浜名湖花博が開催された際、パーク内にモネのアトリエと庭が再現されたコーナーがありまして、それは
見に行ってきましたが、本当に素敵な庭でした。
ほんの一部の再現でしたが、それでもうっとりするほど美しかったです。
ゴージャスな花がいっぱい植えられているわけではないのですが、それでもうっとりするほどですよね。
アトリエ内には、モネの植物画(デッサンや下絵など)が展示もしてあって、植物に対するモネの愛情が感じられて
感動したことを思い出します。
その番組見たかったなぁ~

話は外れますが、餅コさん、「ミス・ポター」って映画見たことあります?
ピーターラビットの作者をモチーフにした映画なんですけれど、ポター家の庭が凄く美しいのですよ~
わたしピーターラビットシリーズ大好きで、作品に出てくる植物や動物たちも素晴らしいのですが、この映画で見る
庭(というか森なんですけど)が本当に素敵で。
書籍などで見られる実際のポター家の庭も素敵。
庭って良いですね^^
日本風でもどこ風でも、手をかけた庭って素敵ですね♪
やっぱり園芸っていいな~^^

またちょっと離れますが、川原泉さんの「愚者の楽園」を読んでいると、温室栽培もやりたくなりますw
(June 25, 2010 01:27:37 AM)

Re[1]:モネの庭(06/20)  
*餅*  さん
流星遥cpさん

>モネのアトリエと庭が再現

素敵~!!
素晴らしかったでしょうね!
そういう話を聞くと
『世の中には見るべきものがたくさんある。まだ死ねないな』
と思いますw 
生きる原動力。
その、モネのコーナーを企画した方もえらい。

そうそう、ゴージャスな花がいっぱいってわけじゃないのだけれど、うっとりしてしまう。
植物の生命力が濃く感じられるというか。

>「ミス・ポター」って映画

見たいと思いつつまだ見てないのですよね~
イギリスの庭や森の風景、美しいでしょうね。
私は花も好きだけれど、花の時期を終えた植物が緑の葉っぱをぐんぐん伸ばしている姿も綺麗で好きなのですよね。力強くて美しい。
日本庭園も良いし、洋風の庭も良い。
それぞれに良さがある。

>川原泉さんの「愚者の楽園」

これ、調べてみます!
遥さん、いつも素敵な本を教えてくれてありがとう♪
(June 25, 2010 02:07:27 AM)

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