2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
森の近くの古い家の軒下に、大きな黒い甕がありました。甕の中には水草が生い茂り、その周囲やその下に、小さな昆虫や黒い魚が住んでいました。あるとき、森から一羽の美しいフクロウが飛んできて、甕の中の生き物たちにこう言いました。『この甕は鳥たちから狙われているから気をつけなさい。鳥が来たら水草の陰に隠れるか深く潜って気配を消し、絶対に出てきてはいけない。クロルロルー』フクロウはしばらくおしゃべりをしてから、最後にこう言い残して飛んで行きました。『見えるかい?あの木の上に止まっている鳥たちは、私が去った後、ここへやってくるだろう。クロルロルー』フクロウが言ったことは本当でした。木の上に止まっていた鳥たちは、生き物たちを食べようとすぐにやってきたのです。生き物たちはフクロウから教わったことを守り、できるだけ静かに注意深く隠れて鳥がいなくなるのを待ちました。この日から、フクロウは毎日少しの時間やってきて、森のことや空から見た色々なこと、そして生き物たちにとって大事なことを教えてくれるようになりました。フクロウのお陰で、甕の中の生き物たちは、他の同じ生き物たちよりも健康で大きく成長し、安全に暮らすことができるようになりました。生き物たちは、フクロウのことがどんどん好きになり、いつしかフクロウが来るのを楽しみにするようになっていました。ある日、2羽のフクロウがやってきて、ぼそぼそと話し始めました。『本当なのか?』『本当だ。クロルロルー』『本当に本当なのか?』『大丈夫だ。クロルロルー』生き物たちは警戒しながらも、大好きなフクロウしか言わない「クロルロルー」を聞いて少し安心し、いつものように水面へ近付いて行きました。警戒心の一番強い黒い魚も、仲間が安心しているのを感じると、ゆっくりと水面に向かって泳ぎ始めました。大きく成長した黒い魚の姿を初めて見たフクロウの眼は輝きました。『太いぞ。クロルロルー』低くそう言い放つと同時に、フクロウたちは甕の中の生き物たちを一匹残らず食べてしまいました。そしてフクロウたちは、満たされた気持ちで森へ帰って行きましたとさ。おわり今日見た夢を童話にしてみました。私はこの夢で色々気づかされました、はい。よろしかったら皆さんの感想を書いてもらえるとうれしいです。今日のにこにこ信じるものは救われる誰よりも何よりも自分自身を信じているかどうかがポイント!自分自身を信じる力は素敵な現実を創りだします
Feb 21, 2011
コメント(4)