今日はボクシングのビッグマッチ「モラレス VS バレラ」があった。1勝1敗で迎えた3度目の対戦、バレラが僅差の判定で勝利した。最近、後楽園ホールで日本タイトルマッチや10回戦を生で見ることはあっても、ゆっくり世界レベルの試合をみることはほとんどなかったので、今日はそのスピードと技術力に満足した。それに加え、勝負どころでの両者の踏ん張り、駆け引き、劣勢からの流れの転換、驚異的なスタミナ、精神力は本物の世界レベルだと思う。本物をみる楽しさというのがあるのだろう。この前の「アレグリア」でも思ったが、本物をみると眼力ができる気がする。見る力とでも言うべきか。それは世界最高峰の技術を知るということでもあろう。一度みるとあとはそれとの比較論になるので、わかりやすい。過去を越えるものであればあるほど、本物をみる楽しさは増す。ただ注意しておかなければならないのは、最初に見るものと次に見るものでは印象が違うということだ。当然、最初に見たものの方が強烈なインパクトを持つので、レベルが上だと思うことがある。再度、ビデオなどを見返してみるとよくわかるが、あれ昔見た印象と違うというケースだ。自分自身に見る力が付いて来るとより冷静に見られるのでその違いが良くわかる。