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新年にふさわしい仏像の画像をどうぞ??脱力閉鎖ぴぴったぱん(博物館)に恨めしい目を向けつつ向かったのは、この公園メインの仏像! まぁー、ほんとに、ほんっとにでかい! はーっはっは! ミニ駐Jちゃんと比較してみた(笑)。 昔、まだ北野たけしがばりばり「ビートたけし」で、高田純二が最盛期だった「天才たけしの元気が出るテレビ」(うわああ、歳がばれるぅうう)で「ダイブッコン」って言う、変な巨大な大仏の着ぐるみだかロボットが流行ったんだけど、思わす、実はこれだったんじゃないかと勘違いしてしまいそうな、巨大な「歩く仏像」! 巨大な園内はこの「歩く仏像」さんが歩くための無意味な通路、座れる巨大台座、休憩どころまでが多数配置されていて、夜中に歩き放題してるんじゃないかと本気で思ってしまいそうな「仏の部屋仕様」の作りになっている。いつでも仏様には色んな場所に行ってほしいと言う思いからなんだろうか。でも園内しか歩けないよね。あ、出るなってこと? しかもいつも仏様、座っているわけで(立ってたり、寝てたりもするけど)その座席から「よいしょ」って下りる劇的瞬間をキャッチした、もしかしたら世界唯一(?)なんじゃないかと思える珍しいポージング。 確かにこれは有名になる理由がわかる気がするよ。恐らくタイ独自の「歩く仏像」が歩き出そうとする姿を現したのでしょう。へええ、よく考えたこと。 あっ、「歩く仏像」も日本の皆さんには馴染みがないでしょう。 実はあたしも、もしこのポージングをこの仏像ではじめて見ていたとしたら、意味がわからなくて大爆笑必須だったのだけど。他の場所で「歩く仏像」を見ていて免疫はできとったんです。でも見た時には「何?この仏様?何で歩いているの?」と笑い転げてしまった記憶がございます(失礼)。どこだったかなあ・・・バンコクの博物館の飾られてる写真か、バンコク北部のチェンセンか・・・あうー、忘れた。 歩く仏像の方は、「遊行仏」と呼ばれるタイの仏像にしかないスタイル!ってことは「遊行仏」として歩き出すために座席を下りた姿も、タイ独自のスタイル!おお、ありがたやぁあ。 あっ!つまりワットポーの涅槃仏も、夜中にこんな格好で、ふらふらしていたところ、ヤンキーに絡まれけんかになってほっぺに傷・・・なーんてこたぁない。 いや、待て!ワットポーの仏さんのけんか相手は、まさか、この仏さんだったのか?いや、まさか。だって「同一人物」だし・・・(笑)。でもあるとすればぁ・・・ 「俺が本物だ」 「俺だ!」 「お前生意気なんだよ、きんきらしやがって!」 「だって俺、世界的に有名だもぉーん!」 「お前なんか寝てるだけじゃないかよう!俺なんか歩き出そうとしてるんだぜ!」 「田舎もんのくせに。こんなところ誰も来ないやい!」 「なにぃいい!お前今50バーツも観光客から巻き上げてるらしいな!俺はタダで参拝客をもてなしてるぞ!」 「はーっはっは。タダにしてるのに誰も来ないのか!意味ないやーい!」 ・・・「なにぃいいいい!?」 ぼかっ・・・結果・・・どどーん・・・。 ありうる(ないない!) ま、もう空想はやめておきまして、「遊行仏」は正しくは「教えを伝えるために渡り歩く」仏様でケンカをして歩いているわけじゃございません。なんとけなげでかわいいんだ! 英語の解説では「ウォーキングブッダ」と書いてあり、急にありがたみがなくなる(笑)。涅槃仏も「スリーピングブッダ」だもんね・・・。なんか遊んで、疲れてさぼってるみたいよねえ。漢字のない国ってこういう説明しか受けられないんだなあ。ってか一応仏教国だから、なんとなくの知識があるので、格段理解はしやすいよね。 いや、まて!「遊行仏」を直接訳されるほうが数段やばいな(爆笑)。遊びに行く仏像。ぎゃーっはっは!どこに行くんだ、お前!と外国人観光客が勘違いしそう。 「ゴープレイブッダ」 「ゴープレイブッダ」をいじるのはここまでにして(反省)スコータイ遺跡には鬼のようにたくさん「歩行仏」の像があるんだって。だからなんともいえない可愛らしい風情があるそうな(笑)。興味のある人はレッツゴー。 ちなみにスコータイ遺跡には、あたしも一度は行ってみたい!ゴープレイブッダと遊びに行きたい(まだいじっている。)歩く邪魔をしてみたい(ほんっとに罰当たり)! 本当に地獄に落ちたら大変なのでやめておこう。 きゅるるる、きゅるる、と何かの音を聞く。まさかオオトカゲ? はっ!あたしのお腹だ!そうだ、うちらはランチを食べていない!いんやあたしは朝飯も! つづく・・・ 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2010年01月04日
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仏像見学を後回しにして、我々はとりあえずそのピピッタパン見学を先にすることに。 その園内のピピッタパン(博物館)・・・あまりにも美しい建物に我々は心を奪われたものの、あまりの静けさと人のいなさに愕然とする。 ええ、嫌な予感はしてました。確実性はなかったけど。 入り口の従業員?みたいな人はガードマンと事務員の2人しかいないし、そのガードマンは絶対に人は良さそうなおっさんなんだけど、口を開けて床を見たままフリーズしているし・・・。それでもきょろきょろしながら博物館の建物に入っていくと、フリーズしていたガードマンがゾンビみたいに飛び跳ねて起き上がり、そんな日本人二人に問いかけてきた。 「どっ、どうしたんげすか?なんでげすか?」 いや、だって、だって、そういう場所でしょ?ここ。「てぃにー、ぴぴったぱん、ちゃいまいか?」(ここ博物館じゃないのですか?)と訪ねると、ガードマン、はへ?という表情で首を傾げつつ「そうでげすけど・・・」と入り口にいたおばちゃんに目を走らせる。 おばちゃん、事務仕事中。一応入場料が書いてあるから払おうとすると・・・ちょっとびっくりしながら、しかも噴き出しながら 「あ、いいよ、いいよ。入んなさい」 って。えー?ただでいいんだぁ、へえ。 この時点でなんとなく、鳥肌、じゃなかった、なんか感じるものがあって、入っていいものかと悩んだが、「せっかくだし」と商店街を歩いているおばちゃんみたいに言いながらとりあえず入ってみる。 え? 入ってみてビックリ。予想はしてたけど、人っ子ひとりいなければ、電気もエアコンもついていない。ど、どういうこと? 聞こえてくるのは鳥のさえずりのみ。えーっ びびりながら散策してみる。ちょっと外に出てみると、こんなに素敵な回廊があって、奥は事務所なのかかなり立派なオフィスがあり、社員?職員?らしき姿も。 呆然と中庭を歩いていると、そんな人々が窓越しにこちらをものめずらしげに見ている。いや、あの、博物館見物に来たんでげすよ、皆さん。来館者なんか見飽きたでしょう? 「気がつきたくなかったけど、いや、気がついちゃったけど、もしかして営業してないのかね(忍笑)。」「あのガードマンとおばちゃん、入っていいって言ったよね?なんでだろう。」「うん、言った。」 あまりにも人がいないので建物の中に入る気が失せかけたが、勇気を出して再度入ってみる。ピピッタパンはどこから入るのだ?まさかあの広い空間がピピッタパン? おどおどしている我々の目の前に、なんだかスペイシーな壁画と、ハリボテながら荘厳なデザイン、でもちゃっちすぎる入り口がぽっつかりと口を開けていた。 学芸会かよ!!!!!!!!!!?????? ま、まさか、ここがピピッタパンの入り口でげすか?なんだか・・・エセ宗教っぽい雰囲気なんだけど! しかも奥はまっ暗! 昨年極度のストレスで閉所恐怖症が悪化。もともと暗所恐怖症のあたし。しばらくはプラネタリウムも映画館も入れないんじゃないかと諦めていたくらい。だから・・・ 「あのう、入りたくないかも」とおずおずと告げる。「そうかー。でもせっかくだからちょっと見てみようよ。目をつぶってていいから。手を引っ張ってあげるよ」 うーん、これが男子だったら、すごくいいシチュエーション。恋が生まれたかもしれない。でも残念ながらJちゃんはオナゴ。ちぇっ。でもとりあえず、甘える。 震えながらこのハリボテの中に入ってみると、通路が狭い上に蛇行していて、先が全く見えない。 「まさかお化け屋敷みたいに、なんか「うわあー!」とか出てこないよね」「・・・でもここ博物館だよね?」「・・・一応なんか展示してあるよ」真っ暗闇の中でなんとか展示物を捕らえると、イラストで何かを表現してあり、タイ語で何か書いてあるだけ、っていうものがエンエンと続いているようで、仏像とかわかりやすいオブジェは一切無し。 「・・・真っ暗でイラストも見えないし、全部額に入った何かが並んでいるだけだね。出ようか。」「おまけに暑いね」・・・ええ、エアコン効いてませんから。・・・確実に閉館してるよね。 推測だけで言えば、この公園ができたとき、沢山来る観光客を見越してはではでしくぎょうぎょうしい博物館を作ったのであろう。しかし客が来なくて閉館したんじゃなかろうか。 うなだれて外に出ると、ガードマンさんが、うむうむ、と頷きながら微笑みを浮かべていた。 「ピットレーオチャイマイ?」(閉まっていたんですか?)彼と事務員の女は満面の笑顔で「かっぽむ!」(はいでげす)と元気一杯に応えてくれた。 あほか(大爆笑)!先に言えっての。 二人は腰抜けになりながら、暑い館内から脱出。暇で死にそうになっている運ちゃんの元へ行き「閉まってたよー!」と泣き言を漏らすと、無表情な運ちゃんは、まったく表情を変えず日本語で「ソウデスカ」と言っただけで慰めの言葉もなかった。 えええっ?つっ、冷たい!もしかして、知ってた(脱力)? 気を取り直して炎天下の公園を散歩しつつ、どこからでも見える巨大仏像方面へ。つっ、つづく・・・ 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2009年12月29日
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ミニ駐(駐妻)ことJちゃんが、「車借りるでよぉー。郊外におでかけしようぜー!」(もちろんこんな言葉遣いではない)と遠足に誘ってくれた。目指すは「プッタモントン」。タイ人の間では有名な美しい仏像があり、Jちゃんいわく、その近くに大爆笑必須のレストランがあるんでおもしろいんだよー、とか。 ちなみにJちゃんは地図を愛してやまない。きっと毎晩夢に見るであろうほどの地図好き。彼女の趣味は地図を嘗め回すように眺めることと、バンコク郊外の巨大すぎて爆笑できるレストランを探すことと、時々若者にまぎれてライブに行くことだ。 あ、かなり語弊と失礼発言があったので、あとでJちゃんから不幸の手紙が届くかもしれない。うそです。 しかし大爆笑レストラン・・・とな?え?誰もそんなこと言ってない、とJちゃんのささやきが聞こえたような気がする。そりゃー行ってみたいもんだ。で、仏像も見たいもんだ(おい、ついでかよ)。Jちゃんとはタイ在住日本人なら誰でも一度はお世話になるであろうフジスーパーのほにゃ号店(忘れた)で待ち合わせ。ほにゃ号店、何が楽しいって、スクムビットからの道のりが長いからモタサイに長く乗れるってところかな。え?楽しくない?だってバイクタクシー、すぐ降りるのつまらないでしょう?というわけで某ブリティッシュパブ前にたむろするバイクタクシーに「フジスーパー、ほにゃ号」と告げると、にこにこ寄ってきたのはまっピンクのかわいらしーバイク(フィーノ?)で、なぜか取っ手に生花を飾っているという女の子そのもののバイク!でも乗っているのは普通の色黒にぃさん。ど、どうしたのこれ。あんたオカマ?いやそんな風にも見えない。何でお花なんか飾ってるんだか。雨でたまった水溜りを軽快に通り抜け、うきうきるんるん。水溜り越えは「わーい、わーい!」と二人で騒ぎながら、さながら昭和のおデートみたい(哀)。 目的地のフジスーパーほにゃ号店に到着。にぃーさんはにっこりと微笑んで走り去っていった。さようなら、ピンクにぃさん。実はあたし、このスーパー初めて来た。と言うかフジスーパー自体を、はじめて見た。へー、ここかあ。まるではじめて来た観光名所のように見る。 世の中にはタイに住みつつも、屋台で買った串焼きをおかずに出したら許してもらえるはずがなく、毎日旦那様のために日本食は作るのだと言うご夫人や、日本食メインで生活している人、このスーパーの近くじゃないと、住めないという日本人駐在員夫人も多く、この周辺はもう完全な日本人街。 日本人居酒屋やレストランの充実してることしてること!探検してスタバでコーヒー買ってたらJちゃん到着。バンコクって東京よりスタバ、密集してねぇ?で、いざ、ドライブ、ゴー!運ちゃんは茶髪で無口な男・・・。日本に住んでいたことがあるとかで日本語もちょっとだけわかるんだそうだが、うけるのはJちゃんの日本語はわからず、だんなの日本語はわかるんだそうだ。大丈夫?ホモじゃないよね?車はずんずん進んで行き、あっという間にトンブリー地区。そこをどんどん進んでいく。どうもこの茶髪、地図マニアのJちゃんの10分の1もタイの道を知らないそうで「あーっ、まがんねぇし!」「ぎゃあー、そこなのに!」(こんな言葉遣いではない)と穏やかなJちゃんもエキサイトしてきたようだ。まあ、首を絞めないだけましか。タイ人しか絶対住んでないようなア、というような町、田んぼのど真ん中の道、なんだかうまそーな食堂、そこそこ栄えてそうな繁華街、怪しいTシャツ屋台、タイ人ばっか住んでそうなそこそこきれいなアパートに、バンコク都心部では信じられない安さの値段がついている様を見ながら、どんどこ道を行く・・・。いいねえ、ろーかるだぁ!ぎゃー!道に水ががあふれてるよぅ、大洪水だよう。 タイ人の恐ろしいところは、毎回川が溢れるのに「てへっ、また溢れちゃったー」と、この道は仕方がないんだよ、と言って、どうにかしようとしないところ。 日本だったら水の溢れることが多い道って、いつのまにか、なんとかしちゃう。もともと運河や湿地を埋め立ててどんどこ土地を広げていったバンコク。確かにこうなっても仕方がないんだろうけど、洪水対策は恐ろしく遅れているのが通常。ぎゃー、ぎゃー、ぎゃー。水に突入するたび日本人婦女子二人は、ジャニーズのライブに行ってる女子高生みたいな(二人とも無理がある歳である)ピンクの声を上げつつ西部警察さながらの水突入シーンを身をもって体感する。で、途中「タイで一番キレイな道なんだって!」とのJちゃんの教えの道を走る。道もきれいであることもさながら下がっている街灯のランプがかわいらしい。ほぉー、車の通行量もそんなに多くないし、快適ドライブ。 で、運ちゃんが散々迷いながらやっとこさ見えてきたのが・・・どぉーん!でかすぎる仏。 しかも座っていた台座から歩みを進める妙なポージング。周辺に仏様がこのあとたどり着くであろう台座らしきものが他にも複数。どこにでも行けてなかなか楽しそう。仏を間近に見る前に園内、なにかないんかねー?と広すぎる公園内を車はうろうろ。どんだけ広いかって・・・こーんなに広い!広すぎる! わーお、湖はあるは、いやってほど東屋はあるは、ブルーの屋根が印象的な美しい建物はあるは、タイではじめてここで見たんだけど、なぜか自動販売機があって、日本のドリンクが売っているは・・・で。近所の小学生とか絶対に遠足に来るんだろうな。 湖周辺はまーるで軽井沢。タイじゃないみたい。 おまけに敷地内、ランニングスポットなのかいい歳の親父たちがむちむちの短パン、ランニングで走る姿も壮観。「ねーねー。博物館って書いてあるよー。」白亜の壁に、鮮やかな青い屋根をかぶった巨大な建物を目ざとく見つけたJちゃん。せっかくだから入ってみようかということになる。 こんなに巨大な敷地の、こんなに立派な「ぴぴったぱん」(博物館)!どんなにすごい展示物が展示されているんだろう。わくわくして死にそうだ(大げさ)。 心臓が潰れそうな期待(だから大げさだっての)!震えて待て! 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2009年12月27日
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