人間になったgorilla

2017.01.24
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文科省の天下りのニュースがありました。

それを見ると

天下りは良くない
   ↓
そんなことをした省庁はおかしい
   ↓
責任問題だ!

みたいなことになっています。

でも良く考えてみると、そもそも「天下り」って本当に悪いの?と思ったりもします。


同期入省して最終的に事務次官(最終役職)になれるのは一人、それ以外は退職する以外ないような状況が天下りに直結しています。
一般の会社でも少なからずあると思いますが、一般人は転職という方法があります。しかしながら公務員という職種は少し特殊な仕事であり、変なプライドもあって一般企業では年齢・給与を考えると転職がすぐできるとは限りません。そうすると、自分が公務員として築いたスキルを使った仕事につこうと思うのは当然だと思います。(一般企業に勤めている人でも一定の年齢の人は同じように考えて転職しているはずです)

その中で一般企業や省庁関連の団体が自身のスキルが活かせる場所になっているのです。ですので天下りがなくなることはないのではないかと思います。

問題は「スキルが活かせる」ことにあると思います。
一般企業などで、行政に対して許認可や補助金等を得ている場合は、「コネクション」というスキルがどうしても欲しいという状況が存在します。そんな時に元公務員として初めてスキルが活かせるのだと思います。
天下り問題が大きくなった背景としては、省庁関連団体(税金が投入されていたりする)に高額の年収で特に仕事もしないのに雇われていて(税金泥棒)などと揶揄されるからでしょう。
そもそも非営利団体だとか、公益社団法人だとか、利益を出すことを良しとしない風潮がこうさせているのでは?
今回のように何か省庁に有利に交渉をする目的で民間に再就職をすることが対して問題になるのでしょうか?だってそれが本人が持っているスキルであり、そのスキルを欲しいと思う会社があるのであればそれでいいのでは?

もちろん省庁が民間の企業・団体等に圧力をかけて椅子を確保していたりするのは大きな問題ですが、需要と供給が成り立っているのであれば大きな問題ではないのではと思います。
なぜか公務員は公僕として品行方正でないといけないという思いが強すぎるのでは?
学校の先生しかり、公務員しかり、ただの人です。

問題にすべきは、そのようなシステムが出来上がっていることであって、実際の人がどう動いたなんて本当は重要なことではないと思います。

最近のニュースはこのようなレトリックを使って世論誘導をしていると感じます。
私は自身がやっているセミナーでこのようなレトリックに騙されず本質を考えるように教えてています。
決してニュースをうのみにせず、この問題に隠れている本当の問題を考えることはビジネスにおいても大事な要素だと思います。

ニュースで流れるある片方の見かたのみを考えるのではなく、その裏側や他の意見をしっかり聞いて判断をしてほしいと思います。





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最終更新日  2017.01.24 10:42:16
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