翠 の 風

翠 の 風

2005年01月29日
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テーマ: お勧めの本(8116)
カテゴリ: 今日読み終えた本
「スローカーブを、もう一球」山際淳司


著者:山際淳司
発行:角川文庫
読みやすさ:4/5
おすすめ度:4/5

 今は亡き山際淳司さんのスポーツドキュメンタリー8編です。
 ドキュメンタリーではありますが、一編一編がドラマチックに描
いてあり、文学作品としても素晴らしいです。登場するのが実在
の人物で、実話であるというところに強烈な説得力を感じます。


ますが、そこに至るまでの紆余曲折は、人生の機微を表す媒体
としてとてもわかりやすいのかもしれません。
 この本では、成功の陰にあった「心のうねり」や、心ならずも挫
折した選手たちの本心など、切り口が様々で、登場人物たちが、
それぞれに、なにかドラマチックな光に包まれている感じがして
とても「きれい」でした。

 私的には、大のカープファンでもあり、江夏の21球はリアルタ
イムで見ていて、思わず目頭を押さえた記憶があるだけに、感
慨深いものでした。江夏もすごいですがカーブの握りのままスク
イズをはずした球をキャッチした水沼の技術の高さに驚いたも
のです。私の中では広島カープの正捕手は達川でなく水沼です。


けやすく、通勤電車にも向いてます。しかし、降りる駅が近いのに
中途半端に読み出すと、話に引き込まれて乗り過ごす、なんてこ
とがあるかもしれませんので要注意です。





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Last updated  2005年01月29日 18時15分03秒
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