翠 の 風

翠 の 風

2005年12月21日
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テーマ: お勧めの本(8117)
カテゴリ: 今日読み終えた本
「ALWAYS三丁目の夕日」山本甲士 (原案)西岸良平


著者:山本甲士
原案:西岸良平
発行:小学館文庫
頁数:308
読みやすさ:4/5
おすすめ度:4/5

 東京タワーが建設されていた頃、力道山のプロレスを街頭テレビで
見ていた頃、集団就職で出て来た若者たちが身を寄せ合って生きて

まれてもいませんでしたが、どこか懐かしく、小さい頃にあったような(
気がするだけですが)景色が思い浮かんでワクワクしました。
 当時の人たちの営みは、今の状況と比べると、とても質素で慎まし
いものでした。(というか、貧富の差が大きかった、というべきか、この
本に出てくる下町は貧乏な人が多かったんですが・・・)

 でも、みんなとても暖かく、支え合って暮らしていて「思いやり」という
言葉が町中に息づいていている感じがして、とても豊かな気持ちにな
れました。子供たちも、それなりに下級生や兄弟たちと結ばれていて
、大人たちとは別の世界を形作っています。

 そんな、貧しくて慎ましい営みの中で、みんながそれぞれ明日の成
功を夢みたり、小さな愛を大事に育んだり、と、活気あふれる時代背


 構成は4月~3月の12ヶ月を一月ごとに短編化してあって、とても
読みやすかったです。そしてその短編がそれぞれ微妙につながって
いて、一つのストーリーとして理解できるようになっています。

 あの時代に戻れるわけではありませんが、心の豊かさというものが
実感できるいい本でした。映画も公開されているようなので見てみた







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Last updated  2005年12月21日 21時37分49秒
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