翠 の 風

翠 の 風

2006年01月19日
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テーマ: お勧めの本(8116)
カテゴリ: 今日読み終えた本
「「正しい戦争」は本当にあるのか」藤原帰一


著者:藤原帰一
発行:rockin’on
頁数:311
読みやすさ:3/5
おすすめ度:5/5

 国際政治学者の藤原帰一氏に音楽雑誌ロッキンオンの渋谷陽一さんと鈴木
あかねさんがインタビューをする形式で、現在の国際情勢について解説してあ
る本です。特に「戦争」ということに対する見解、どうするべきかというヒントを、


 「戦争」って悪いことだ、という概念が、9.11以来、いや湾岸戦争以来どこ
か怪しくなっていることは確かだ、となんとなく感じています。ついに中東まで自
衛隊が行ってしまえるような法律までできて・・・でも全体としてそれを表立って
みんな反対してる感じも無い。我々の中にどこか「正しい戦争」ってのはあるん
じゃないか、っていう感覚があるのではないか、という疑問から本書はスタート
しています。

 かつては「絶対反戦」という立場と「現実としての戦争」という立場が両極で向
き合っていましたが、今の状況はそう単純ではなくなってきています。
 本文の中の言葉で、カバーの裏にも抜き書きしてあった「現実に向かうと戦
争を肯定する、理想を唱えるとハト派になるってそんなバカなことじゃない。
現実の分析っていうのは、目の前の現象をていねいに見て、どんな手が打て


 武力ありきで平和を語ることも、ラブ&ピースだけを唱え続けることも、なん
の解決にもならないんですね。

 いろんな角度から、この手の本としてはとても整理された内容だと思います
が、やはり一度では消化しきれない気がしました。とても大事な内容を含んで
いるので、もう一度読み返して、できるだけ消化したいです。


の話も盛り込んだ「SIGHT」という雑誌も発行されていて、時々読むのですが、
とても興味深いです。また渋谷陽一さんは、私が高校生ぐらいにNHK-FMの
番組を熱心に聞いていた頃のスターだったのでよく覚えています。






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Last updated  2006年01月20日 00時05分06秒
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