ヒビコレ。

ヒビコレ。

June 26, 2004
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楽天の某所で起きている論争をこっそりながめてはどきどきしているMOILAです。

私も気をつけようっと(^_^;)



高校時代にフランス革命のあたりを世界史で学んでいた頃のこと。
テストでテーマが出され、
「フランス人権宣言とアメリカ独立宣言との共通点と差異」
で論文を書かされました。
四苦八苦しながら書き上げて、なんとか及第点を貰うことが出来たのですが、帰ってきたテスト用紙に、
「今後はアナトゥール・フランスの神々は渇くなどを読むことをすすめる」


さっそく図書室に行ってみましたがない。
書店をいくつかめぐるもない。
(T◇T)

それで授業が終わったところを件の教師をつかまえて
「先生、どこをさがしても神々は渇く、ありませーん」
と泣きつきました。
「え、そう?じゃあ僕の持っているのをあげましょう」

なんと先生の本をいただくことが出来ました。
わーい本がただで手に入ったーと当時の私は大喜び。

なんでそんなに喜んだかと言うとわけがあります。
その頃の私の月のお小遣いは3000円。これでほしい本をまかなうわけですが。

これで1000円は消えます(涙)
残りのお金はとても大事。これでおなかがすいたときのおやつも買うわけです(^_^;)
食べたい盛りですので間食は必須。
でも読みたい本もたくさんあります。

毎日二冊づつ図書室で本を借りては読みふけり、書店で立ち読みして。

のだと言うのですものーーー。もう狂喜乱舞(^o^)わーいわーい。

当時はブックオフなんてなかったしなあ。
町の中に古本屋さんはあったけど本当に古い本の店で使えなかった。
#でもそこで青池先生の「アクアマリン」を買ったの覚えてる。

神々は渇くはフランス革命直後の混沌とした世界を舞台にした悲劇でした。
いいお話だと思いました。
同じ先生にアンドレ・マルローの「人間の条件」もすすめられ読破。
思えば昔は堅い本でもすらすら読めていたなあ。今じゃとても無理。
そういえばレールモントフの「現代の英雄」を読んだのもその頃だわ。






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最終更新日  June 26, 2004 07:07:10 AM
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