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北 博典

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坂東太郎G @ チャンプルーの舞台(04/27) 「石垣の塩」に、上記の内容について記載…
くーる31 @ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
2006年01月04日
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昨年に続き我等の稲盛塾長の「生き方」を少し紐(ひも)解いてみます

運命も変えられる!!」の話をします。

運命は宿命にあらず、因果応報の法則によって変えることが出来る。これは私が勝手に考えたことではありません。多くの政治家や経済人に多大な影響を与えた思想家・安岡正篤さんが中国の古典「陰隲録・いんしつろく」をひもとかれた著作を通じて学んだことです。明代にまとめられた書で、えんりょうぼんと言う人物に関する紹介をしています。袁了凡は代々医術を家業とする家に生まれ、早くに父を亡くしたため母の手で育てられました。少年のころ突然一人の老人が訪ねてきて私は理法(易学)を極めたものだが、天命に従ってあなたに易学の真髄を伝えに来たと告げます、それからその少年はその老人が言ったとおりの人生を歩みます。53歳で死ぬと言われていたので一点の曇りない人生の中で、ある老師と出会いその見事な座禅に感心されます。が、その訳を聞いた老師は了凡を一喝します「若くして悟達の境地を得た人物かと思えば、実は大バカ者であったか。ただ運命に従順であるのがあなたの人生か、運命は天与のものではあるが決して人為によって変えられない不動のものではない。善きことを思い、善きことをなしていけば、あなたのこれからの人生は運命を超えて、さらに素晴らしい方向へ変わっていくはずだ」と因果応報の法則を説いたのです。了凡はその言葉を素直に聞いて以後悪いことをなさぬように心がけ、善行を積んでいき、53歳で死なずに
また子供も授かり「天寿」をまっとうしたのです。
このように天が決めた運命もおのれの力で変えられる。善き思い行いを重ねていけば、そこに因果応報の法則が働いて私たちは運命に定められた以上の善き人生を生きることが可能なのです、それが「立命」であると安岡さんはおっしゃっています。
因果が応報するには時間がかかる。このことを心して結果を焦らず、日頃から倦(う)まず弛(たゆ)まず、地道に善行を積み重ねるよう努めることが大切なのです。

※森羅万象を絶え間なく成長させる宇宙の流れ。
因果応報の法則が成り立つのは、それが自然の摂理に沿ったものであるからです。

つまり宇宙には一瞬たりとも停滞することなく、すべてのものを生成発展させてやまない意志と力、もしくは気やエネルギーの流れのようなものが存在する、しかもそれは「善意」によるものであり、人間をはじめとする生物から無生物に至るまでいっさいを「善き方向」へ向かわせようとしている。森羅万象あらゆるものを成長発展させよう、生きとし生けるものを善の方向へ導こう、それこそが宇宙の意志であり、言いかえれば宇宙にはそのような「愛」「慈悲の心」が満ちている。すなわちこれまで述べてきたような、感謝や誠実、一生懸命働くことや、素直な心、反省を忘れない気持ち。恨んだり、憎んだり、妬(ねた)んだりしない心。自分よりも他人を思いやる利他の精神。そういう善き思いや行為はすべて宇宙の意志に沿う行為だから
それによって必然的に人は成功発展の方向へ導かれ、その運命も素晴らしいものになっていく。いわば宇宙の意志や流れに同調するかしないかで、人生の物事の成否が決するわけです。原理としては簡単なことです。宇宙自身がすべてをよりよくしていこうという意志を備えておりそこに属するあらゆるものにも成長発展を促している。
したがって宇宙に存在するすべてのものは成長し、発展することが本然である。むろん私たち人間もその例外ではありません。ですから宇宙の意志と同じ考え方、同じ生き方をすれば、必ず仕事も人生もうまくいくのです。(愛と誠と調和)
仏教では「山川草木悉皆(しっかい)成仏」すなわちありとあらゆるものに仏性が宿っているという考え方をしますが、真我とはその仏性そのもの、宇宙を宇宙たらしめている叡智(えいち)そのものです、すべての物事の本質、万物の真理を意味している。
それが私たちの心のまん中にも存在しているのです。真我は仏性そのものがあるがゆえにきわめて美しいものです。それは愛と誠と調和に満ち、真・善・美・を兼ね備えている。
人間は真・善・美・にあこがれずにはいられない存在ですが、それは心のまん中にその真・善・美・そのものを備えた、素晴らしい真我があるからにほかなりません。あらかじめ心の中に備えられているものであるから、私たちはそれを求めてやまないのです。

稲盛塾長の「生き方」より抜粋いたしました。一昨年リーダー以上の方に渡しましたが、こうして読めばまた新しい気づきが生まれるのではないかと思って文にしました。
何度も何度も言っていますように、因=原因の因です、果=結果の果です。すべての出来事はずべて自分が起こしている事なのです。世間のせいにしたり、両親のせい、または上司のせいに、友人のせい、すべて他人のせいに
していませんか?自分に←(矢じるし)が向いていますか?自分に勝て!!
私もこう言った事を心がけて進んでいきますので、4649ねー ありがとう。





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Last updated  2006年01月04日 13時58分44秒
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