ぐっちいのスポーツを読もう!

2003.12.09
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ワールドユースサッカー決勝トーナメント1回戦で、日本が韓国にサヨナラVゴール勝ちしてベスト8進出を決め、松井稼頭央がメッツとの正式契約のためにニューヨーク入り。そんな華々しいニュースの影で、ずっと気になっていた話題が朝日新聞に大きく取り上げられていた。


経営状態が悪化の一途を辿り、運営そのものについても混乱を極めている鳥栖に対して、改善が見られない場合は、Jリーグ退会もあり得る、ということをJリーグ側が通告したとのこと。何ともはや、大変なことになっているようなのだ。

今シーズンの鳥栖は、全44試合中3勝しかできず、ダントツの最下位。先日の天皇杯でも、格下の沖縄かりゆしFCに完封負けするなど、とてもJ2を戦うプロチームとは思えない状況になっている。
思い起こせば、私が初めてアルビレックスの試合を見に行ったのが、JFLリーグ時代の鳥栖戦で、あのときは0-3の完敗だった。
プロチームとしての歴史はアルビレックスよりも先輩格だし、かつてはマラドーナの弟が在籍して話題になったこともあった。テレビで見る鳥栖スタジアムはとても立派で、まだビッグスワンができる前の新潟から見ると、チーム力、環境、どれを取っても敵わない相手だったのだが…。どうして、こうなってしまったのだろうか。

鳥栖の混乱ぶりを見ると、経営サイドの思惑ばかりが入り乱れて、肝心な選手のことはもちろん、サポーターもどこかへ置き去りにされてしまっている。Jリーグを戦うチームとして、一番大切なものを失ってしまったかのように見える鳥栖に、再生の目はあるのだろうか。ビッグスワンでの試合に、わずか10人ほどでも遠路はるばる応援に駆け付け、熱い声援を送っていた鳥栖のサポーターの姿を見てきただけに、その思いを考えると、なんとも辛い。アルビレックスだって、一歩間違えば同じような道を辿る羽目になった可能性はゼロではなかったはずだ。とても他人事には思えない。

「Jリーグ百年構想」というものがある。それによると、チームがホームタウンに根付き、スポンサー、行政、サポーターが一体となってチームを支えていくことが理想とされている。スポンサーと行政にそっぽを向かれ、選手とサポーターが取り残されようとしているサガン鳥栖の明日に、少しでも明るい光が見えることを願わずにはいられない。





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最終更新日  2003.12.10 00:49:01


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