『森野福朗日記』~We are the MUSIC-MAKERS~

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Jan 8, 2007
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テーマ: 吹奏楽(3521)
カテゴリ: カテゴリ未分類
フルートパートの3人がボランティアに行ってきた。


吹奏楽部の保護者の1人がデイケアに関わっていて、吹奏楽部に演奏しに来て欲しいとオファーがあった。ただ普通の民家でやっているというので、あまり大勢で押しかけるわけにも行かないな。と思い、フルートパートの部員にお願いして出かけることとなった。

しかし折りしもアンコンの時期で、全然練習が出来なかった。練習どころか選曲もままならぬ。土曜日にアンコンの本番が終わったその足で、Y●MAHAに飛んでいってフルートのトリオ曲集を買ってきた(笑)。

昨日、集まってきたフルートパート3人に「この中から3曲選んで、明日やろうよ」とその曲集を渡した。しばらくあれこれ相談したらしいが、とりあえずは演奏する曲が決まって早速練習に入った。

そして今日。午前中はもう一度練習をして、午後には本番。最後の合わせを見て少しレッスンしようと音楽室に上がっていった私に、パートリーダーがこう言った。

「あのお。合わせてみたんですけど・・・」。
「ん?」。
「3曲通しても5分くらいで終わっちゃうんですけど・・・」。
「(笑)」。



「んじゃ、その分は話術で補わなきゃ」。
「ええ!?」。
「まずは曲目紹介を3人で割ろう。それと1人はフルートって言う楽器の紹介。もう1人は吹奏学部の紹介」。
「できるかなあ~」。
「言葉が足りなかったら口出ししてあげるから」。

なんとか割り振りを決めて出かけた。本当に短時間で練習した割には、演奏が比較的しっかり出来てホッとした。これだけの対応力は身に付いたのだな(笑)。強いて言えば、もっとアドリブで色々話せるようになればもっと営業できるのに^^;。

プログラム自体はたどたどしい説明を入れつつも30分程度で終わってしまった。それでもお年寄りはとっても喜んでくれた。私は仕事を残していたのですぐに学校へ戻ってきてしまったが、部員達はお茶をごちそうになって戻ってきた。役割がちゃんと果たせて良かった。


★★★


学校に帰ってきて考えた。アンコンでの演奏は言わば「自分たちのための演奏」である。否定しているわけではないよ。でも、自分たちのテクニックを磨き、より良い演奏をするためのあくまで「目的としての音楽」である。良い演奏をするために切磋琢磨する。そのこと自体は全然悪くはない。

でも、今日のボランティア。夏のコンクールやアンコンほどの練習を積めば、もっともっと良い演奏、充実した演奏が出来ただろう。なんだけど、限られた時間での練習で普段なかなか生の音で聞くことの出来ない人たちの前で演奏をして、我々の演奏を聞いてくれた人が喜んでくれている。


この位の手間や努力で聞いてくれる人たちを喜ばせることが出来るなら、なんでそれをもっとしないのか。





ちょっと考えさせられた一日ではあった。





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Last updated  Jan 8, 2007 10:10:55 PM
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