一度は陰性と判定された医療機関の職員や患者が、
その後の検査で陽性となって
院内感染が広がるケースが全国で相次いでいる。
厚生労働省によると、
感染していても検査で陽性反応が出るのは7割程度とされ、
特にウイルス量の少ない感染初期の捕捉は難しいという。
厚労省は、
陽性者と接触するなどの感染リスクがあれば自宅待機を求めるが、
陰性の職員がそのまま業務にあたるケースも少なくない。
人手が不足する医療機関では難しい対応を迫られている。
(興膳邦央、坂田元司)
PCR「すり抜け」で病院クラスターか、陰性判定で業務継続…人手不足が生んだ感染拡大
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