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がっつりネタバレしますのでご注意ください。
【賢明
Prudence
】
ウルリク・フェリエ
(CV:
高塚智人
)
年齢:18歳
身長:168cm
誕生日:3/29
下界出身の神出鬼没な情報屋。ある理由から上界出身者を嫌っている。
年上組がほとんどの中、唯一の同い年。
しかもどう見てもツンデレ。
というかほんとにデレるの?いつデレるの?ってところから始まりました。
普通に攻略推奨順で行くとエルトの直後なんで、温度差で風邪ひきそうです
…
まず、出会いからして相当気まずい。笑
数日前まで貴族の箱入り娘だった
18
歳の女の子が喉の渇きに耐えかねて、スラムの裏路地で泥水を口にしようとする所に現れる。
多分地面に這いつくばってるような状態でしょ。いくら生きる為とはいえ、人様に見られたら恥ずかしいとかそんなレベルじゃないはず。
そんなの飲んだら腹壊すよと飲料水を手渡してくれるわけですが、この時はまだウルリクがどうしてキルスに声を掛けてきたのかは分かりません。
後日再びキルスの前に現れ、着いて行くとエルトの屋敷に連れて行かれて護衛ルートへ。
ウルリクの上界アレルギーは後々理由が分かりますが、とにかく序盤は謎が多い。
度々エルトの屋敷に出入りして気ままに振る舞っているものの、どこに住んで普段何をしてるのかも、エルトとの関係もよく分からない。
HOUNDS
からは『ネズミ』と呼ばれている程、普段は影に隠れて生きていてポッと現れる身のこなしが軽やかそうな少年。いや青年か。
そんなふわっとしたイメージしか掴めません。
路地裏や地下道など暗い場所でのシーンが多いのも、彼が表社会から身を隠しながら生きてるんだなっていうのを象徴してる気がしました。
キルスが毒壺(辞書に載ってる意味とは違うので要注意)に落とされるシーンはゲーム内でも
1
、
2
を争うエグさ。
けど、ウルリクがそこから引き上げてくれるスチルはとても良いですよね。
ウルリクルートへ進んでいくと、彼がラファールという血気盛んな若者たちの組織と連んでいる事が分かります。
リーダーのバイスとはリベラリタスの前身フェアレーターからの付き合い。
これ、エルトにも言ってないんじゃないかな。
バイスの先祖が武器商人だった事が、ウルリクと連むきっかけだそうですが
…
エルトとウルリクの関係は先祖代々から切っても切れないものだという事が判明。
下界の技術はフェリエの功績(銃なんかも)、そもそも洪水前に上界を作った技術・有識者もフェリエ。
ヴァーレンティンはそれに出資していたという立場で、本来ならフェリエが歴史に名を残し、ヴァーレンティンこそ縁の下の力持ちだったはず。
だけどフェリエはその知識技術が漏れる事を懸念して、表向きは全てヴァーレンティンの功績という事にさせ
本来ならヴァーレンティンから得られる援助さえも断って歴史の影に潜んで生きてきた。
せっかく自分たちが作り上げた上界へフェリエが昇らなかった理由は後々分かりますが
…
おまけのワールドストーリーを読むと、それぞれの思いのすれ違いが『下界の人たちは上界を疎ましく思っていて、少なくとも好意的には見られない』理由と、そのまま数百年の時が流れてしまったやり切れなさが伝わってきます。
ラファールの若者たち、いわばストリートチルドレンって感じなのでしょうか。
ウルリクも路上育ちで、母親からとにかく他人を信用してはいけないと口酸っぱく言い聞かされて育つ。
エルトは幼少期に一度だけ会ったウルリクを探していたけど、路上生活の果てに命を落としてしまったんじゃないかと思っていた程。
2
人が今みたいな関係になるにはエルトがフェアレーターを潰してリベラリタスを成す必要があった、壮大。
ここまでくると、ウルリクが超絶ワガママに振る舞ってもエルトは時折軽く諭す程度で、微笑ましく見守っているのも納得できる。
そりゃ、下界の歴史と行く末そのものを背負ってるウルリクに心を開いてもらうのは難しいよね。
影で過激派ラファールが暗躍するピンチの状況でもエルトに口を割ったり誤魔化すのに失敗すると
BAD
にしか進めない。
やっぱり他人の事なんか、ましてや上界のヤツなんて信用するんじゃなかった、って思われちゃう。
ウルリクの信頼を裏切らないように、そしてキルスもウルリクを信じる姿勢を貫いてシナリオを進めて行くと、フェリエが残した書庫へ入れてくれて、下界の文字が読めないキルスに本を貸してくれたりするようになる。
過激派ラファールの目的はフェリエの残した技術で上界を文字通り『地に落とす』こと。それが下界に及ぼす影響は計り知れないというのに
…
さながら大規模テロ組織じゃん。
若さゆえの無敵感と集団心理、恐ろしいです。
ベスト
ED
以外はどれもこれも悲しくて、グッドやアナザーはありません。
エルトの方に登録される
BAD
は、エルト自らウルリクに手を掛ける事になってしまうし。
起動された装置の中で独り水に沈んでいくスチルは、不謹慎だけどとても綺麗でした。
ベストに到達して、やっとここから始まるんだなっていうくらい、乙女ゲームしてる感覚は正直あまりなかった。笑
ツンデレというかツンツンツン
…
デレ?くらい。とっても賢いので、キルスと同い年とは思えない位達観してるところもある。
ウルリクの生い立ちを思えば、恋だの愛だのなんてまだこれからだよね。
そんな中でもなんだかんだキルスを助けてくれて、放っておけない気持ちが芽生えて
他者と深く関わる事を避けて生きろという教えの間で揺れ動く胸の内だったり。
悪態つきながらも案外すぐ赤面するところはツンデレキャラの鉄板抑えてるなと思いました。
HOUNDS
やフィンも出てこなくなるので、表面上は比較的平和なんですよね。
水面化で動いてるものがとんでもないんですけど。世界崩壊の危機。
ウルリクがここまで大きなものを背負ってるキャラだとは思いませんでした。そして、後々に繋がる伏線がいっぱい張り巡らされていたので、シナリオとしては超重要ルート。
個別感想記事であまり他キャラのネタバレをしたくないのですが、あえて書き記すとすれば。
滞在地的にエルトとセットだけど、ウルリクと対になるキャラは別の人だと思う。ルートの解放条件的にも、とだけ。
世界の成り立ちが見えてくると、上界がとても滑稽で、時代遅れの裸の王様みたいに思えてくるから不思議です。
キルスの冤罪が晴れる気配はありませんが、両親亡き今、下界で逞しく生きていくほうがキルスには似合ってるんじゃないかなぁなんて。
グランドエンドまでまだまだ遠い段階では、そんな風に思いました。
おまけでスチルイベントをウルリク視点から読むと、幼少期エルトの立ち絵が出てきてビックリ。ここでしか出てこないもんね
…
貴重だわ。
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