Half The World Away

Half The World Away

PR

×

Profile

サリシナ07

サリシナ07

Favorite Blog

まだ登録されていません
Oct 12, 2011
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類









ブログを開かれた方はこちらの記事から見てしまうことになると思いますので、
スクロールまたはページ移動にて、前記事のその1からお読み頂けると幸いです。
また、記事にはネタバレが多々含まれます。
まだアルバムを聴かれていない方で、曲のネタバレは嫌!という方は、お気をつけてくださいね!!



それでは続きです。












7. Soldier Boys And Jesus Freaks
さきほどノエルの描く「逃避」は聖書的、という話を書きましたが、ジーザスがついに出てきてしまいました(笑)。
というかこの曲も個人的にはとても好きです。ちょっとサイケな音に、Soldier Boys And Jesus Freaks という韻を踏んだ言葉遊び。(むしろこの曲はそれだけの面白さのために存在している気がするのは私だけでしょうか)というかノエルはこの曲に限らずうまく韻を踏んだ歌詞を作りますが、それを除いても言葉の並べ方がとても綺麗だと思います。これを今回のアルバムで再実感しました。
よどみがなく、すーっと流れる。



She will kiss the sky and ahelter all the world from the rain
(彼女は空にくちづけをして、この世界を雨から守るだろう)

やっぱりここでも「女神」の姿がちらりと見えました。








8. AKA... Broken Arrow
この曲は、もうなんて書いていいのか分からないのですが、衝撃でした。
実際ノエルのアルバムを一番最初に聴き始めた瞬間、かなり自分は冷静に曲を聴けているなと不思議でしょうがなかったのですが、
この曲でそれが見事に崩壊しました。

泣きました…
無理でした。
この曲のせいであとの二曲が色あせてしまうくらいの威力でした。
「ブロークン・アロー」がノエルの大好きなニール・ヤングさんが住んでる牧場の名前だとかいうネタはもう正直ちょっとどうでもいいです(笑)!




神様なんて信じない、と語っていたノエルは、数々の曲に「神様」という言葉を使っています。この曲では「天使」。



she died in a dream so I could live my life
But all the lies that they have told me
Make me want to shiver
When I'm lost and I'm lonly
Thet's not gonna ease my troubled mind

彼女は夢の中で死んでしまった、だから、俺は生きることができるんだ
でもやつらがついた嘘に、俺は震える。
なにもかもなくして、孤独で、
俺の混乱したこころは、簡単にはなおらない)



今までのノエルの曲なら、「天使」は登場しなかったのではないか、と。
ただ、俺をほうっておいてくれ、とそれだけだったんじゃないかな、と勝手に思ってしまいました。あまりにも弱々しいこの歌詞に、泣きました。ノエルがこんな歌詞を書いたのか、と。寄り添う誰かが必要で、それくらい「孤独」を感じていたのかと。(私はノエルのなんなんでしょう…)

こういう重ね方はノエルにも失礼だとは思っているのですが、
どうしてもここでノエルが感じている孤独は、かなりパーソナルで、リアリティがあるように思えて、とにかく私は涙が止まらなかったです。








9. (Stranded On) The Wrong Beach
これもまたサイケデリックな音です。
Bye Byeと歌うその声に、某バンドに在籍している某弟さんの某曲での声に似ているなあ、やっぱり兄弟だなあ、とすこしだけ笑ってしまいましたごめんなさい。

ノエルが描く「登場人物」は、「今居る場所」を嫌悪して逃避を続け、海に流れ着く。しかしその場所は、思い描いていた理想郷ではなく、元居た場所と同じだった。結局元居た場所が自分たちの理想郷だったのではないか?という結論に落ち着く。
これはノエルがインタビューで語っていたお話です。このアルバムはこういうストーリーが織り込まれて形成されているそうで。

一番最初に書きましたが、ノエルが繰り返し「連れて行ってほしい」と望んでいた場所の答えは今前述したことなのでしょう。
結局楽園は、自分が嫌悪した「現実」という場所だった。

なんて綺麗に、物語のようにおちついてしまったんだろう、と、ちょっと驚きます(笑)
ノエルはきっとそれにやっと気づいてしまったんでしょう。しかしながら、彼の「どこかに連れてって」症候群はまだ続きそうな気がしてならないのですが。
答えが見つかったとしても、それを願い続けるのが彼の宿命で、運命で、一番吐き出したい「言葉」なのだと思うので。

だって最後の言葉が

Come and rescue me
(俺を救いにきてくれ)








10. Stop The Clocks
これも5曲目と同じOASIS時代にすでにDEMOが存在していた一曲。
そして5曲目と同じくクラウチエンド・フェスティバル・コーラスの皆さんの歌声が入っております。
OASIS時代に書かれたこの二曲にこのコーラスが入っていることに、なにか意図はあるんだろうかとちょっと深読みしたくなりました。あえてOASISさをかきけすためか、とか、昔からあたためていた曲だから、壮大に美しく作りたかったのか、とか。
野暮な考えです。反省します。
まあ、しかしながらそんな余計なことは考える必要はないくらい素敵な一曲でした。

繰り返される「No sound」という言葉、そして


And when the night is over there I'll be no sound
And now the night is over there I'll be no sound
(そして夜が明ける頃には音がなにも聴こえなくなっているんだ
朝がやってくるころにも、なにも聴こえてはこないんだ)


というフレーズ。
ノエルのように四六時中音に囲まれて生活をしているだろう人にとっての「無音」とは。
これこそ、もしかしたらタイトルでもある、時がとまっているようなリセット状態なのかもしれません。
音楽によって生きているノエルにとって「無音」は最大の地獄であり、
また、とらわれているものから開放された最大の天国でもあるのかもしれません。

時計を止めて、全てをリセット、その状態でこのアルバムは終わりとなります。
でも結局またノエルはまた今までの人生を巻き戻すように音をめがけてベッドから起き上がっていくのでしょう。
そう思わせてくれる最後の一曲でした。














さあ!これで終わりです!!!
結局後半は音楽のことなんか何にも書けず、Beady eyeの時と同じ、見事に独りよがりなものとなりました…。
もう読み返せない…





しかしながらこれはファースト・レビューであるので、きっとこれから繰り返しこのアルバムを聴くうちに「いや、まてよ…」とかいう事態になってくるのは目に見えています(笑)





ああ!とても楽しかった。
ノエルのアルバム、頭から最後まで映画のような流れでした。
きっとこれから繰り返し繰り返し聴くことになるアルバムだと思います。
最高の一枚でした。
ノエル、本当にありがとう。
痺れるぜ、兄貴!








NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS


という名前、またアルバム名を目にしたとき、
その単純な単語の羅列に少し笑ってしまったものでしたが、





「I just want to fly」




というあの有名な一曲の最高のフレーズを思い出して、胸が熱くなりました。
ノエルはまだ飛びたいのだなと。




ノエルの掲げた「鳥たち」は、今回ノエルを支えることになバンドメンバーのことだろうか?とも思いましたが多分違うんでしょう。


ノエルの「鳥たち」は、このアルバムに詰まった、或いは、今まで彼が作り上げてきた曲であるのではないでしょうか。 その「鳥たち」と一緒に、ノエルは高く飛びました。
羽根をカスタムチェンジして、二度。


過去との決別ではなく違う愛の形。
違う飛行。










ライナーノーツに書いてあったノエルの言葉。

「俺は自分自身のために曲を書いているんだ。これが今の俺なんだ」
これがこのアルバムの全てだと思います。


長い間、
私たちの背中を押すようにノエルは曲を書いて、歌ってきてくれたけれど、
次はきっとノエルの曲を私たちが歌って、
ノエルの背中を押すべきなんだと、私はそう思っています。












長い文章、読んでくださってありがとうございました。













お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Oct 13, 2011 12:08:28 AM
コメント(10) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Category

Archives

・ Sep , 2026
・Aug , 2026
・Jul , 2026
・Jun , 2026
・May , 2026

Comments

サリシナ07 @ セプくんへ セプくん、りこさんに会うことができたの…
サリシナ07 @ peko461013さんへ 初めまして、サリシナです!Xでの呟き見…
セプテンバー@ Re:oasis '25 LIVEレポ(2025.10.26)後編(11/01) サリシナさん、こんばんは! 会場でお会い…
peko461013@ Re:oasis '25 LIVEレポ(2025.10.26)前編(10/30) 初めまして。いつもサリシナさんのX拝見し…
サリシナ07 @ Re[1]:2025.7.4という日。(07/04) セプテンバーさんへ よく見るとブログ記事…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: