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サリシナ07

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Apr 4, 2017
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カテゴリ: OASISレビュー



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前期OASIS 、結成からの三年間。あの伝説の「This is history!!」なネブワース公演までを描いたドキュメンタリー映画「supersonic」。
私は恵比寿の映画館で一度観たのですが、つい最近DVDを買って再度ゆっくり観ることができたので、今日はその感想を…!
いつものことですが、私の感想はかなり独りよがりで妄想がかなり含まれています(笑)
ああ、こんなこと考えてるやつもいるんだな、という軽い感覚で読んで頂けると幸いです。



……さて。
色々書きたいことが頭を駆け巡っていて全然まとまらないので、とりあえず印象に残ったシーンや、お気に入りシーンについてをちまちま書いていこうかなと思います!(本当は映画を最初から最後までなぞりながら書いていこうと思ったのですが、多分長すぎて終わらなくなる…!)






「アベルとケーブル」

ボードウォークの地下リハーサル室での映像、あれはとても素敵ですね。まだアマチュアの匂いがプンプンで、皆友達同士で楽しみながら音楽に取り組んでる感じ。
映画にはしっかり映ってませんでしたが、ノエルがサリーシナモンのイントロを弾いて、リアムがにやにやしながらそれを見てるのがまた可愛くて。
「ほら、聖書にあるだろ…」とリアムが引き合いにだしてくるのが…


のえ「ケーブルだ」
りあ「あっ、そうそうアベルとケーブル」

このやり取り(笑)!!
聖書に登場する兄弟ですね。神に愛された弟(アベル)に嫉妬し、弟を殺した兄(カイン)。

神「あれっ?最近アベル見なくない?カイン、どこ行ったか知ってる?」
カイン「俺はあのふぁっきん弟を始終監視してるわけじゃねーっつの!この×××野郎!」

というやり取りがあったとかなかったとか聖書に書いてありますが…(笑)「カインとアベル、まんまお前たちのことだな!」と突っ込まれ、否定するノエル。
「違う、俺たちはお互いに愛し合ってるから」と。
……それにしても結成から初期は、ノエルがリアムを溺愛してる感じがびしびし伝わってきますね。もうほんと、ずっとリアムを見てにこにこしてる。



「 カナヅチがスイッチ!」

子ども時代にやんちゃ小僧だったリアムが、喧嘩を仕掛けられ、カナヅチで殴られ血まみれ!という話はもう、有名ですよね…!
「あの日から音楽に目覚めた!」というリアムさん。ほんとかよ!でも、別場所でコメンタリー撮ってるノエルも同じこと言ってましたね(笑)

……対してノエル。インスパのローディー時代のノエルは……酷い!マッシュ頭はイケてますが、ひょろひょろで、現在の50歳のノエルより老けているよう。薬のせいなんでしょうね。
インスパのメンバーには愛されているように見えましたが、結局ローディーをクビにされたノエルは、リアムの結成したバンドを観に行き……なんやかんやでOASIS 結成!
「Life in vein」「Take Me」を歌うリアムの声はまるきしイアン・ブラウンですね(笑)真似…いや、影響されているのがよく分かります。荒削りだけれど、リアムの声はこの頃からもう際だってますね。ノエルも激褒め。
歌い方をコントロールできるリアム、凄い。
「リアムが俺の曲をやろうって言いだした。リアムが歌った瞬間、俺が作った曲たちは、全く別物になって返ってきたんだ」

この言葉こそが、『OASIS 』というバンドの全てなんじゃないかな、と私は思います。
化学反応…!とか陳腐な表現はしたくないですね。



「これは絶対にお前の曲じゃない」

「Live forever」を初めて聞いたボンへは、この曲のあまりの素晴らしさに、ノエルが作ったと決して信じなかったというエピソード、笑います(笑)!
「俺はいい曲とわるい曲を聴きわけることができる。この曲はけた違いだってわかってた」とまでノエルが自負する、demo段階でもう完璧な名曲「Live~」。私もこの、ノエルが歌うver.を何度も聴きました。
でもはっきり言って、多分ノエルが歌っていたらこの曲はさほど名曲にはならなかったのではないかと思っています。数年後に掘り返されて、「あれ、こんないい曲あったんだ」と言われるくらいではないかなと。
リアムの声で歌われたからこそ「Live~」は最高の一曲に仕上がったのでしょう。
リアムが歌うそれは、ちょっと泥の匂いがするけれど、きらきら輝く希望に満ち溢れた歌。
「俺たちが成功しなかったら、この世はまっくらだ」と言うリアムの言葉に、納得、納得。



「おふくろは天使」

当時のアラン・マッギーの彼女が組んでいたバンドに便乗してグラスゴーでライブをしたOASIS御一行。そこでアラン御大将に見初められ、スムーズにクリエイション・レコーズと契約!!まるでドラマみたいな展開ですよね。
確かに「全部運命だった」と言いたくなるほどのミラクル、ウルトラCですね(笑)!
ノエルは自分の曲を世に出して有名になりたかった、リアムはただ洋服を買うためのお金が欲しかった。しかしそれ以上に彼らが「ビッグ」にならなければいけなかったのは、自分たちの母親のため。
ろくでもない旦那から逃げ、女手一つで男三人(「しかも、その中の一人はあのリアムだぜ!」by.のえ)を育てたおかあちゃん、ペギー。
苦労してきた彼女のため、二人は「ビッグ」にならなければいけなかったのですね。リアムの「おふくろは天使だ」って言葉に、ほろっときます。
いくらお世話になりまくったとはいえ、自分の母親に天使、だなんて言えますか?リアムのこういうところ、ほんとに好きだなあ。


「悪魔的で、ふてくされてる」

アラン御大将が選んだデビューシングル候補「Bring it down」は、が「supersonic」という名曲に変更。わあ~~~!なんだよ~~!できすぎてる~~!と叫んだのは私だけではないはず(笑)
ぺろっ、とこんな曲を生み出しちゃう兄貴、天才っす。
「やつらのサウンドは悪魔的でふてくされてる」と評したのはマーク・コイルさんだったかな?
そう!それだ!と叫び出したいくらいのぴったりくる表現。
私生活でも、TVに出ても、ラジオでも、悪態をつき、ビッグマウスな兄弟。なんでしょうね。こういう毒舌キャラクターって、いつの時代も愛される存在ですよね。イギリスだけじゃなくて、日本も大好きですよね。それを売りにしてる芸能人は必ず、ビッグになってるもの(笑)!
……なのに、二人が歌うのは「希望の歌」「上へと這い上がる歌」。ワーキングクラスに生まれたからこそ、歌える歌。
「かっこつけたものは何一つない。俺たちが歌うのは、最初から人生の歌だ」と。
薬と酒とタバコと、ロックと、彼女と、母親の大好きな庭……その全てが、喜びで幸せで悲しみで、それを曲にしているから売れるのだ、と、ノエル。
ライブの時におこるオーディエンスの特大シンガロングが、それをはっきりと証明していますよね。



「走れ!リアム!怒れ!ノエル!」

アムステルダム船上大乱闘事件(笑)!!もう、これは映画館でも笑っちゃいました。血気盛んというか、なんというか…船上で起こった乱闘騒動に嬉々として参加するリアム・ギャラガーさん(21)。
「あいつはずっと走り回ってた……」とのこと…。
な、なんだろう、この感覚、なかなか理解し難いのは私が女だからでしょうか?それとも日本人だから??
リアムの素行の悪さは、半ば受け入れ難いものばかりです(笑)!!

のえ「ビッグニュースだ!俺以外全員逮捕された!」
御大「ちょww最&高ww」

動じません。さすが神様仏様社長様アラン・マッギー様です。
この頃から「OASIS = 乱闘」的なイメージがつき、ライブでも観客からケンカを売られたりが続いたみたいですね。「俺はただ音楽がやりたいのに…」なノエルに対して「何か投げてきた奴ステージに上がってこいやコラァ!」なリアム。
いや、そうですね、確かにこの悪たれな弟なしではOASISはビッグになってないとは言い切れますが、それにしてもノエルがかわいそう……
「リアムは犬。いつも、さあ!ボールを投げて!遊ぼうよ!、だ。俺は猫。気まぐれで性格が悪い」とノエルが言ってましたが、うん……それ、結構みんなわかってた…☆と頷かずにはいられませんでした(笑)



「過去を病んではいけない」

日本でのメンバーの映像、貴重でしたね!当時のライブに行かれた方々が、ほんとに羨ましい!彼らがジャンボ機で日本に降り立つと、空港にはファン!歩いてても、ホテルにもついてくるファン!!おまけに英語圏じゃないのにライブでシンガロングしてる!とノエルは嬉しそうに語ってましたね。

そして、ギャラガー兄弟の父親の話です。かなり赤裸々に語ってましたね。OASISが有名になり、とある夜に彼らとの接触を図った父親。しかも、記者を連れて。最低、最悪のシチュエーション。
子どものころ一番虐待されてたのはノエルだといいます。兄弟の中で自分だけ攻撃を受けたノエルは、どれだけ苦しんだのでしょう。いくら素敵な母親がいるとはいえ、酷すぎる。
それなのに「過去を病んだらいけない。あいつが、俺の才能を引きずり出したんだ」とまで言ってしまうノエルの精神力は、凄いです。
でも、トラウマって根強いものですよね。
フラッシュバックして、ふとした時に苦しんだことがきっとノエルにはあるんだろうなと考えるだけで、胸が痛いです。
いつだったか、ノエルが「俺はもう親父を恨んではいない。リアムはそうじゃないだろうけど」と言ってた記事を読んだことがあるような気がします。
ノエルは怒りを押し殺す。対して、リアムはこう言います。
「俺は怒りを発散させるために歌うんだ」と。
きっとノエルはそれに救われたのではないでしょうか。自分の代わりに、怒りを歌声にのせ、ぶつける弟の姿に。






……ここまでが前半戦です!
一気に書こうと思いましたが、長くなりそうなので、次回後半戦をお送りします(笑)!









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Last updated  Apr 4, 2017 09:52:55 PM
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