2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全16件 (16件中 1-16件目)
1

この国では、12月になるとjulkalender(ユールカレンデル)という、クリスマスまでの日めくりカレンダーが登場します。最近はその日をめくると中にお菓子が入っているような凝ったものもあります。私も欲しいなあ・・・と思い検討していましたが、今日、立ち寄ったスーパーで、ただで配っているカレンダーを発見です。しかもかわいい。レジのお姉さんに、「もらってもいい?」と聞いたら「jajamen(ヤイヤメン):いいよいよ!・・・最近このことばが私の中でヒット中)」とにこにこっと言ってくれました。何枚かもらうにはちょっと勇気が出なかったので、とりあえず一枚いただきましたた。これをただでもらえるなんて、嬉しいですよね。 もしぜひ欲しい!という方がいましたら、お早めにご連絡ください。
2006年11月29日
コメント(9)

Ja, mår hon leva!ヤー、モー ホン リーェヴァ!英語にすると、Long may he live!これはスウェーデンの誕生日に必ず歌う歌です。今日M家の娘Pippiは友達のお誕生会に呼ばれていました。そのせいか、彼女の頭の中はお誕生日。というわけで、私がお誕生日を迎えた、という設定で一緒に遊ぶことになりました。まずPippiがこの歌を歌い、その後私はさまざまなプレゼント(ゴーグル、長靴、ミニカーなどなど)をもらいました。リボンを切り、テープをはがし、袋を開けるふりをして、ありがとうと御礼を言う。これを何度となく繰り返しました。子どもの想像力は本当にすごいです。そして何度も繰り返すことができる集中力。あと一週間後には次の家族の家に引っ越す予定ですが、離れがたいです。 サンタ!もう3時過ぎには日が暮れる今日この頃ですが、今日は午後5時からこの近所の人が集まり、Tomtepromenad(トムテプロメナード)、直訳すると、「サンタ散歩」に行きました。木の棒に火を灯し、真っ暗な森の中へと入っていきました。森の中の広場には、Lucia(ルシア)に食べるLussikatt(ルシカット)というパンと、クリスマスに食べるPepparkakor(ペッパカーコル)というクッキー、前述のglögg(グロッグ)が用意されていました。 これらをおいしくいただき一息ついたところで、tomten(トムテン:サンタクロース)登場。子ども達はサンタの前に群がり、ある男の子は「トムテン、僕はロボットが欲しい」とお願いしていました。子ども達はクリスマスプレゼントの希望を書いた紙をサンタに渡します。そして最後に、サンタから子ども達へお菓子のプレゼントがありました。 最初サンタに近づいたときには泣き叫んだPippiも、お菓子をもらえるとなると、にこにことサンタに近づき、サンタが退場するときには「Hejdå, tomten!(さようなら、サンタさん!)」と笑顔で手を振っていた。まだまだ気候は秋のようですが、昨日のクリスマス市同様、確実にクリスマスが近づいてきているのだな、と改めて感じました。このようなイベントが隣組で企画されるというのは実に素敵なことだと思います。
2006年11月26日
コメント(6)

ここスウェーデンではクリスマスが近づくと、クリスマス市が各所で開かれます。先日行ったリセベリでも沢山の出店が出ていましたが、土曜日、ヨーテボリから車で約30分の所にあるTjolöholm(ショーローホルム)というというお城で開かれているクリスマス市に行きました。連れていってくれたのはA夫妻。あいにくのお天気でしたが、人は結構多かったです。まずクリスマスの食べ物(ハム、ソーセージ、シルと言うニシンのマリネ、チーズなど)を次々と試食。チョコ、glögg(グロッグ:香辛料入り甘いホットワイン)。この日はノンアルコール)もしっかりいただきました。その後、スウェーデンの伝統工芸が売っている会場へと移りました。クリスマスに飾る人形から、伝統的な木工製品、ニット製品、織物、銀製品、その他諸々、一日中いることが出来る種類の豊富さ。 私は買いたいものをしっかり決めずにきていましたが、かわいいjultomte(ユールトムテ:サンタクロース)を見初め、購入しました。その後台所の布巾クリスマスバージョンを発見。これはプレゼントにとてもいいと思わず何枚も買ってしまいました。 Aさんが一年越しの思いで買った羊ちゃん(子どもにとっては乗り物、大人には置物)がまたかわいく、再会が楽しみです。その他、Aさんお勧めの手作りパン、そしてフレッシュチーズ(にんにくとバジル入り)を家族へのお土産に購入しました。夜食卓に上がりみんなで食べましたが、うーん美味。そして最後に、お城に行きました。このお城は1800年代終わりに建てられた貴族のお城ですが、海に面した庭があり、童話の中から出てきたような素敵な建物です。クリスマス市の時には中が公開され、展示のほかにこの中でも市が開かれています。 A夫妻、こんな楽しい市に連れて行ってもらって、本当にありがとうございました。
2006年11月25日
コメント(6)

昨日月曜日、ヨーテボリ市内にある、日本語コースがある高校の授業を見学しました。このコースには、ヨーテボリ市内・近郊に住む、日本語を習いたい生徒達が来ています。1年目のまだ初心者の生徒から、3年目の随分流暢な生徒まで、計3クラス。漫画が大人気の昨今(K会のSさん、Mさん、ドラえもん好きの子もいますよ)、漫画がきっかけで日本語を勉強するようになった子も増えているそうです。授業は、スウェーデン語で日本語を説明していく間接教授法で行われています。「みんなの日本語」という、全て日本語で書かれたテキストを使用しているので、まず仮名を習得する必要があります。1年目の子達は、仮名を平仮名中心に6週間(週に1~2回)練習してからテキストに入ったそうですが、自己学習の程度によって、個人差は大きいです。この個人差があるクラスのなかで、どのように授業を進めていくか、とても難しいですが、大ベテランの先生は、生徒が能動的に学習できるような導きをしっかりとされており、大変勉強になりました。日本人として、外国の人が日本、日本語に興味を持ってくれているということはとても嬉しいことです。これらの授業を見学し、途中質問に答えるといったお手伝いを少しする中で、「日本語ではこの表現の方がより自然だけど、その理由をうまく説明できない」、「スウェーデン語に直訳できない日本語がたくさんある」、「不自然な日本語を使っていることが多いから、気をつけよう」など、さまざまな思いが交錯しました。普段何気なく使っている日本語の難しさ、奥深さを再認識するとともに、日本語を学ぶ生徒達を通して、私のスウェーデン語の質問に対し、真剣に考えながら答えてくれるスウェーデン人の気持ちがよく分かったひと時でもありました。今日の私自身への格言を2つ。「教えることは学ぶことである」、「美しい日本語を使うことができる日本人になろう」。写真は全く内容とは関係ありませんが、今日友達とfika(フィーカ:お茶)した、友達お勧めの路地裏にある素敵なカフェです。前から気になっていたのですが、入ったのは今日初めて。街中にあるのに喧騒を感じさせない、こじんまりして落ち着くカフェでした。一緒にフィーカした3人へ。今日は楽しい時間をありがとう。
2006年11月21日
コメント(8)

計7回の調理実習週間は、終盤に大切な指輪をなくすという大ハプニングに見舞われましたが、何とか無事終わりました。この一週間は気温は10℃近くまで上がり比較的暖かかったのですが、雨ばかり降るあいにくのお天気。来週まで続くようなので、凛とした冬の空気が待ち遠しいです。ヘラジカこの国にはいろいろな種類の鹿がいますが、älg(エリィ)という、日本語ではヘラジカといわれている大きな鹿がいる。ちなみに、aの上の点々をのけると、alg(アリィ)、若布になる。私はよくこの2語を間違って言ってしまいます。私の住むランドヴェッテルではこの野生エリィが庭に出現することがありますが、ヨーテボリのslottsskogen(スロッツスコーゲン)というところで飼育されているエリイを見に行きました。今回の滞在では初対面。特に雄鹿は見事な角で、ゆったりとした威厳があります。 ゆーる土曜日、L小学校のJ先生のお宅に遊びに行きました。ブルーの大きな目とチャーミングな笑顔が素敵な彼女は、3年生を受け持っており、フレンドリーでとても魅力的な女性です。そのJ先生が今回自宅に招待してくれました。この国では結婚という形式にとらわれないSambo(サンボ)という同棲カップルが多いが、彼女には高校のときから付き合っているというサンボがいます。この彼がまた、彼女に負けず劣らずいい人で、実にお似合いのカップル。J先生の妹さんを加え、4人での楽しい晩餐となりました。スウェーディッシュデザイン、という言葉もあるように、スウェーデンの人はインテリアのセンスが素晴らしい、とよく思いますが、彼らのお家も古いものと新しいものが見事に融和しており、蝋燭の明かりがとてもよく似合います。居住空間というのは誰にとっても大切ですが、長く暗い冬の間家の中にいることが多い彼らにとって、いかに居心地のいい住まいにするか、ということが実に大切なことなのだ、と改めて感じます。食事後、クリスマスの間期間限定でオープンしているLiseberg(リセベリィ)という遊園地に連れて行ってもらいました。クリスマスのことをスウェーデン語ではjul(ユール)といいます。ここではこのユールに備えてのさまざまな出店があり、ライトアップに使われている電飾は、何と490万個とのこと。暗い空にライトアップされた幻想的な光景が一際映え、クリスマス、年の瀬が近づいていることを実感します。今年初めてのスパイス入りの甘いホットワインglögg(グロッグ)もご馳走になり、幸せなひと時だった。J先生、楽しい夜をありがとう。リセベリィ、クリスマス間近にぜひまた行きたいです。 新聞本日11/19付けで、以前お伝えしたボロース新聞という地元紙に、嬉し恥ずかしだが、私の記事が掲載されました。題名は、Hon är tillbaka i Sverige.(彼女はスウェーデンに戻ってきた)です。記事の内容は、スウェーデンに来た経緯、日本での仕事、ここでの研修のこと、などなど。ちなみに写真には、化粧っ気の乏しい顔に、久しぶりに頬にできた吹き出物第1弾が見事に写っていました。私は大学の卒業論文で「サンタクロースを介しての親子関係」というとても変わった研究をしたのですが、その話をスウェーデンに来たきっかけの一つとして話したら、「サンタが彼女をスウェーデンへと引き寄せた」とのコメントも載っていました。このコメントが素敵なプレゼントを仕掛けてくれたようでです。なんと、この記事を見たBollebygd(ボッレビュグド)という町にいるサンタクロースからラッキーなことに、私と会ってみたいとのお声がかかったそうです。対面する日が楽しみです。ここのサンタクロースのHPは以下の通りです。 Tomten i Bollebygd 小さな素敵な国際交流のその後以前お伝えした、Sweden Style Fukuokaのイベントの一つとしてDalästCaféで催される、スウェーデンの子ども達の絵手紙展ですが、スウェーデン語講座fikaのメンバーの皆さんが大活躍して下さっており、翻訳作業を無事終えた、との連絡が今日入りました。忙しい中の作業は大変だったと思いますが、交流の架け橋として素晴らしい役割を果たして下さった皆さんに心から感謝しています。fikaの皆さん、本当にお疲れ様でした。この絵手紙展を機に、スウェーデンと福岡の小学生同士の交流も始まろうとしています。最近日本では全国でいじめ、自殺といった深刻な問題が大変大きな波紋を呼んでいるようですが、この小さな国際交流は、人と人との心温まる繋がりとは何か、平和とは何か、ということを考える上でも意義深いのではないかと思います。繰り返しになりますが、11/20~26の期間に福岡に行かれる機会がありましたら、ぜひカフェまで足をお運び下さい。
2006年11月19日
コメント(14)

調理実習今週は調理実習強化週間(?)、ということで、今日から4日間、R基礎学校の8年生(中2)と一緒に日本食を作ります。今日は2グループ。家庭科の先生と直前にしっかりした打ち合わせができなかったため、ぶっつけ本番。メニューは6年前しぃなさんに手伝ってもらいました(あのときは本当にありがとう)ときとほぼ同じ、味噌汁(ねぎ、豆腐)、そして鮭おにぎり。ここスウェーデンでは、日本食が最近より注目を浴びており、至るところに寿司レストラン、なるものが存在します。が、日本食=寿司、という状態なので、毎日お寿司を食べているわけではない日本人の私としては、ぜひ他のメニューを紹介したい、と常々思ってきました。そこで限られた時間の中で楽しみながら作れるもの、日本の香りがするもの、ということで、お味噌汁、おにぎり(映画「かもめ食堂」の詞を借りると“ソウルフード”!)をメニューとして選びました。味噌やだし、豆腐、海苔といった、私達には当たり前の食材が、子ども達にとってはとても奇妙なものとして映ります。この奇妙なものにどうやってチャレンジしてもらうかが難しいところですが、分量、時間配分の要領がつかめた状態で臨んだ本日2グループ目の子ども達は特に、この未知なる食材、そして日本という国に好奇心旺盛でした。お米を洗う作業から始まり、味噌汁作り、おにぎりの具材作り、そしておにぎり作り、という一連の行程のなかで、待ち時間ができるので、その間に日本語の話も織り交ぜ、授業をしましたが、中学校での授業は、小学校とはまた違う楽しみがあります。日本語を勉強したい、と言い出す子どもも出てきて、とても嬉しく楽しいひと時となりました。味噌汁には抵抗がある子が多いとともに、海苔は不評でしたが、鮭という馴染み深い具材を使ったおにぎりは好評でした。 顔写真を載せて良いよ、との許可を得たので、8Bの子ども達の試食風景をお載せします。見かけは随分大人っぽいけど、とてもかわいい子ども達でした。日本語は全て文字化けするだろうが、このブログを見ると言ってくれた8Bの子ども達へ一言。Hej, 8B! Det var jätte trevligt att träffa er. Det vore kul att träffas igen(8Bの皆さん、会えて嬉しかったです。また会えることを願っています。)新聞何と今日、新聞の取材を受けました。R基礎学校へ取材に来ていたBoråstidningenという地元の新聞社の記者と先生の間で私の話が出たようで、急遽取材を受けることとなったのでした。私のこれまでの経歴、スウェーデンに来た経緯、現在の活動内容、日本とスウェーデンの学校の違いなど、聞かれるがままにつたない言葉で答えていきました。そして最後に写真撮影。今朝寝坊して前髪のはねをしっかり直す時間がなく、化粧も不十分、かつ、チョコの食べすぎか、右頬に吹き出物ができているという、いまいちのコンディションではありましたが、なぜか、持参していたPCとともに映る、という演出も受けたりしました。近日中に掲載されるようです。どんな記事になるか、期待半分、不安半分。納豆ときのこ先日日本人学校で、ご父兄手作りの納豆を少し分けてもらいました。久々の納豆。本当はご飯と一緒に食べたいところでしたが、悪くなる前に、と、昨夜醤油を少しかけて食べました。家族は匂いをかいだだけで拒否、「一週間何も食べてない状態だったら食べても良いよ」とひどい一言。1人で食べましたが、納豆ってこんなにおいしかったんだよね、と思ってしまいました。 そして、日曜日に採ったきのこは、Mパパの手により、このような作品となりました。これを作った後熱でダウンし、今日は仕事を休んだMパパ。早く良くなりますように。
2006年11月14日
コメント(7)

コックが我が家にやってきたMパパはいわゆる食道楽、食べることが大好きです。そのMパパは、先日の40歳の誕生日プレゼントとして、さまざまな台所道具をもらったのですが、何と、コックが家で夕食を作ってくれる券、なるものももらいました。昨夜、プレゼントしてくれた友達が集まり、私を含め計10人でコックさんの手料理を食べました。Swedish Tasteという会社からやってきたこのコックさんは、青梗菜のようなアジア食材も使いつつ、北欧料理なるものを作ってくれました。メニューは、魚介類(ロブスター、えび、ザリガニ)のスープ・ホタテときゅうりの炒め添え、パンのシーザーソースかけ、鹿のオーブン焼き赤ワインソース・根セロリのピューレ・きのこ添え、クレームブリュレ。です。やや食べ過ぎの感がありますが、お腹いっぱい、幸せな夜でした。写真は真剣なふりをしてくれたコックさんです。 きのこ狩りついに念願のきのこ狩りに行きました。連れて行ってくれたのはLパパ。ここランドヴェッテルには冬にはクロスカントリーができる森があり、オリエンテーリングも盛んです。今年もう何回も森できのこを採っているLパパはもう土地勘があり、前よく取れたという場所に連れて行ってくれ、木の中を分け入って行きます。目的はTrattkantarell(トラットカンタレル)。はじめの15分ほどは全くそれらしきものは見つからなかったのですが、白樺のような葉樹と松のような針状樹が共生している場所にきのこはある、とのこと。その言葉を頼りに2人で探していくと、Lパパが発見。きのこは群生しているので、1つ見つかるとその周辺にいくつもきのこがあります。結局何箇所か場所を変えて、袋にずっしりときのこが取れました。一日新聞紙に広げて、明日料理をする予定。日本人学校の先生から以前聞いた、きのこ狩りのときの身体へのダニの付着がやや心配ですが・・・無事を願いましょう。分け前を全てくれたLパパ、本当にありがとう 大好きなK会のIくん・Aさん、11月11日ご結婚おめでとうございます。参加できなかったのがとても残念ですが、末永い幸せを祈っています。
2006年11月12日
コメント(10)
ここスウェーデンでは1年をveckan(ヴェッカン。略称v.)という週毎に考えます。1年は52週、今週はv.45ということになります。週の頭は日本のように日曜日ではなく、月曜から始まるので、まだ日本のカレンダーを使っていると時折混乱します。気づけばv.45の最終日、日曜日になってしまいましたが、今週の出来事を少し紹介します。tecken som stöd(テッケン ソム ストッド)水・木曜日には、言葉の教室の先生についてsärskolan(サーシュコーラン)という障害児学級に行ました。このサーシュコーランは基本的にはIQが70以下の子どもが通っています。その中でも、比較的経度の子が通うgrundsärskolan(グルンドサールスコーラン)と、重度の子が通うträningskolan(トレーニングスコーラン)に分かれています。これまでは普通学級に通っており、言語というより構音(発音)に問題がある子どもの訓練しか見ていなかったので、また新たな発見がたくさんありました。一応2段階のクラス分けをされているとはいえ、同じクラス中でも子ども達の重症度は多岐に渡っており、コミュニケーション面に関しては、発話が困難な子、文レベルの会話が可能な子、文字の認識が不可能な子、可能な子などと、さまざまです。トレーニングスコーランで積極的にコミュニケーションに取り入れられているのが、tecken som stöd(テッケン ソム ストッド)という、いわゆる手話のような表現方法と、指文字です。このテッケン ソム ストッドは、名詞(物、色、動物etc)、動詞などを手で表現するのですが、手話との違いは、手話では文法の詳細まで全てを表現するのに対し、テッケン ソム ストッドでは名詞や動詞といった大まかな表現をする、とのことです。 トレーニングスコーランのスタッフは、聴覚専門の先生に定期的に来てもらって、直接このコミュニケーション方法の指導を受けている、とのことで、彼らはこのテッケン ソム ストッドを会話に取り入れて子ども達と関わっています。全ての子どもに有効なわけではないようですが、ダウン症候群のAくん(11歳)は、幼い頃から家庭、保育園でテッケン ソム ストッドを使ってきているそうで、これを用いたコミュニケーションが可能です。彼は理解力は高いのですが、会話時不明瞭な構音となり、何を話しているかが予測しがたいです。そこで、テッケンを使用することにより、文レベルの会話がスムーズに成立するようになります。トレーニングスコーランに通う子ども達にとって、視覚刺激は理解・表出の促進の大きな手助けとなっています。日本でも一部で取り入れられていると思いますが、大変興味深く、勉強になった2日間でした。ちなみに、この学校には、何と「学校の森」と書かれた付属の森(下の写真です)があります。nyckelharpa(ニッケルハルパ)先月一度紹介して以来、細々と続けているニッケルハルパ。水曜日に、gånglåt från äppelbo(ゴングロート フロン エッペルボー」という曲の合格点をもらいました。次はより難しい伝統音楽に挑戦する3拍子でありつつ4拍子を感じる、といったテンポの音楽です。随分先のことになりますが、先生のフォークミュージックバンドとこの曲でセッション(?)させてもらう予定です。どうなることか不安ですが、前進するのみ。
2006年11月12日
コメント(2)
今日は専門用語ばかりになりますが、とても興味深い構音訓練を見学をしたのでご報告します。gomplattan(ゴムプラッタン)とは、口蓋プレートのことです。プラスチックのような素材で出来たこのプレートは、ダウン症候群の子どもの訓練でよく用いられており、STと歯科医のチームアプローチの一分野として注目されているそうですが、今日訓練を見学させてもらった言葉の教室の先生は、このプレートを/l//r//s/の構音に問題がある機能性構音障害の子どもに応用して使っています。実際に見せてもらったプレートは二種類。一種類は/l//r/が歪むMくんに対して作ったもので、舌尖・舌端部に球状の凹凸がついています。これによって、プレートを使用した際に舌がこの凹凸に触れるだけで構音点の確認になると同時に、舌挙上運動ともなる。Mくんは、これを家での構音練習時だけでなく、ゲームをして遊んだりするときにも時間を区切ってつけてたりしているそうです。もう一種類は/s/の側音化構音であるAちゃんに対して作ったもので、左右口蓋の壁を厚く作ると同時に、口蓋中央部に金属を入れ、中心部が確認できる作りとなっています。これによって、空気が左右に漏れることを防ぐと同時に、中央部から構音することへの意識付けが可能となるそうです。確かにこれをつけると、上述した目的音の構音はより明瞭となります。このプレートは、軟口蓋挙上装置などと同様、金属を臼歯に引っ掛ける作りとなっているので、装着の時期は口腔の発達が影響してくるようですが、新たな訓練法として着目されているそうです。写真は側音化構音用のプレートです。ちなみにプレートの色は、自分の好きな配色を選べるそうです。
2006年11月07日
コメント(8)
11月6日は17世紀に「町をここに築け!」といいヨーテボリを築いたグスタフ2世アドルフの命日。彼が築いたヨーテボリとボロース(Borås)では、毎年彼の命日に彼にちなんだGustav 2 Adolf Bakelse(グスタヴ・デンアンドラ・アドルフ バーケルセ)というケーキを食べます。ケーキの上にチョコレートが載っているだけなのですが、最近ではいろいろな種類があるようです。命日にケーキ、というのはなかなかない発想ですが、この日は25年前、L家のパパとママが出会った日でもあるそうです。先月からLママの家で定期的にスウェーデン語を勉強していますが、その合間に、「二人が出会った日がグスタフ2世アドルフの命日だから、この日のことはしっかり覚えているのよ」と笑いながら話してくれたLママ、なんともチャーミング。私が結婚することができた暁には、いつまで経ってもこのような仲良しの夫婦でありたい、と思います。「ケーキを買い忘れてた!」ということを思い出したLママの願いを聞いて、すぐにLパパがスーパーまで買いに走り、ご馳走になった愛情たっぷりケーキをお見せします。上に載っている茶色いチョコがグスタヴさんです。
2006年11月06日
コメント(4)
日本では多くの方が文化の日から3連休(K会の皆さんは飛び飛び休みですね)ですが、こちらの学校の秋休みも終わろうとしています。私もお休みをすっかり満喫しましたが、お休みが終わるのはやはり淋しいです。この一週間はこちらでは、亡くなった方の魂を弔う、いわゆるお盆のような週間で、昨日11月4日はalla helgons dagen(アッラ ヘルゴンス ダーゲン)、日本語にすると万聖節という特別な日でした。街ではお墓に飾るための、まるでクリスマスリースのようなかわいいリースが売られていましたが、これはkrans(クランス)というそうです。キリスト教(プロテスタント・福音ルーテル派)のこの国ならではの習慣ですが、多くの人がお墓を訪れていました。私はまだ訪ねることが出来ていないのですが、近いうちに必ずお墓にお参りに行きたい、と思っている人が2人います。1人は前回の2軒目のホームステイ先のSパパのお父さん、そしてもう1人は6年前小学校1年生だった教え子Mくんです。Sパパのお父さんは、庭仕事、お花のことに詳しい、まじめな顔で突然冗談をいうところがSパパのお父さんだな、と感じる、とても優しい方でした。約2年半前に亡くなりましたが、先日のチョコレートの晩餐のときに、Sパパのお父さんはお菓子好きでいつもお菓子を食べていた、という笑い話になりました。今でもその存在感の大きさを感じます。Mくんは当時Mママが担任していた、ちょっとやんちゃな男の子です。私の中ではまだ小さなイメージしかありませんが、14歳の誕生日を迎えた直後の今年の5月に脳腫瘍で亡くなりました。小学5年生で発病して約2年間の壮絶な闘病生活を送ったそうで、Mママからメールでこのことを聞いたときには、とてもショックでした。今日お参りに行ってきたMママの話では、お墓にはリースだけでなく、サッカーボールやビーズ細工といったかわいい飾り物も置いてあり、とても素敵だったそうです。人の命は生まれながらにして決まっている、ともいいますが、死という別れほど悲しいものはありません。でも、亡くなった方達の想いをしっかり心に刻んで、毎日を歩んでいきたいです。
2006年11月05日
コメント(4)
今日はAさんと一緒に日帰り小旅行、の予定でしたが、昨日の寒波を受けて、今日はより寒い予報だったので、小旅行は延期。その代わりにピザ作りと映画鑑賞会に変更です。午前中街で買い物を済ませた後、12:00、ヨーテボリの中心部の待ち合わせのメッカ、馬像の前でAさんと待ち合わせ。まずは、再来週の中学校での調理実習に備え、アジア食材店巡りをしました。目標物は味噌と豆腐。3軒を廻るが、各店個性があり面白いです。結局最も安い味噌(ハナマルキ・500g)は36SEK(≒580円)、豆腐(自分で作るハウスの豆腐・約1~11/2丁)は21SEK(≒340円)ということがわかりました。みりん、味噌、豆腐(期限切れで12SEK)を個人用に購入しました。ここでお腹が空いてきたので、アジア食材店の近くの広場の出店で、トルコ辺りの食べ物と思われる、野菜とコロッケ風のものを薄いパンで巻いた不思議なロールを二人で分け合いました。広場には同じメニューのお店が何軒かあったが、一番人が集まっているお店を選びました。結構ボリュームがありますが、これがなかなかおいしい。お腹も満たされ幸せな気分になり、スーパーで食料調達。そのままAさん宅へと向かいました。Aさんのお家は街の中心部にありとても便利が良いです。ピザを作るのは私は初めて。生地がなかなかまとまらず、しかも硬く、こんなんでいいのかなあ?と二人で悩みつつ、作業を進めていきます。発酵している間に、Lunna母直伝のコーンポタージュスープを作ります。この国のスーパーにないもの、それは、ピザソースとコーンのクリーム缶であることが今日発覚しました。だが、それぞれ、ピザソース→パスタソース、クリーム缶→ホール缶をミキサーにかけることで事無きを得ました。ピザの具は、4ブロックにわけ、ハーフアンドハーフ×2としました。この具のせ作業は、作品作りのようでとても楽しかったです。そして、ピザを焼いている間に「Swing Girl」映画鑑賞。ずっと観たくて観ていない映画の一つでしたが、フレッシュな高校生達と、名脇役陣のバランスが絶妙で、あっという間に時間が過ぎていきます。肝心のピザは・・・、ちょっと生地が厚めではありますが、うーん、おいしい。友達、家族にも後で食べてもらいましたが、好評。とても幸せな休日でした。Aさん、楽しい一日をありがとう。
2006年11月03日
コメント(9)
日本から宝物が届きました。担当していた患者さんからの手紙です。さんと初めて会ったのは2年半前。脳梗塞を若くに発症し、片麻痺、失語症(聞く、話す、読む、書く、計算するといった言葉に関わる表現や理解が難しくなる障害)、構音障害(発音の障害)を抱えながらも主婦として家庭を切り盛りし、明るい笑顔の彼女には、入社直後でまだ右も左もわからなかった時期から、いつもこちらが逆に励まされてきました。さんには、手紙を書けるようになりたい!という目標がありました。前担当者から引き継いだ時点で既に簡単な短い文であれば書くことが可能だったので、私はいつも彼女が使っているノートを日記として活用することを勧めました。それから約2年半近く、週に2回のリハビリ時、彼女は下書きから莫大な時間をかけ、でも一回も休むことなく、日記を書いてきて下さいました。家族の話、大好きなホークスの話、話題も多岐に渡りました。そして、以前の担当者に手紙を書く、ということにも挑戦されました。もちろん長くなると特に、言葉、文法の間違いが出やすいです。それでも、間違うことを恐れず、いつも前向きに取り組まれる、そんな彼女のことを心から尊敬します。今回さんは、果敢にもエアメールに挑戦して下さいました。日本語で書くのも難しいのに、なんと、ローマ字での宛名、住所書きもして下さったのです。手紙が届いてから丸1日、もったいなくて開封することが出来なかったのですが、やっと開封しました。そこには、誤りを赤ペンで正した状態の手紙が二通も入っていました。リハビリで使っているノートももう3冊目に入ったそうです。左手で書かれたとは思えないほどの美しい字体です。涙が止まりませんでした。「継続は力なり」。患者さん、子ども達を通して、この言葉の意味を実感します。さん、現担当STさんを始め、STの皆さん、本当にありがとうございました。今、どんな形でお返事を書こうか、悩んでいます。写真は全く関係ありませんが、先日買ったマグカップです。さんのように温かい色合いです。
2006年11月02日
コメント(6)
ついにこの日がやってきました、初雪です。昨夜から明日は雪になるらしい、との予報だったものの、この辺りはそんなに雪が多くないので、どうだろうねえ、と話しつつ眠りにつきました。そして今朝、「雪」と話している家族の声で目覚めました。睡眠時間は5時間弱でしたが、思わずしっかり目が覚めてしまいます。辺りは一面の雪。積雪は約5cm(定規で測っちゃいました(笑))。慌てて写真も撮りました。ちなみに今日午後1時の最高気温は-2℃との予想。実家がある福岡でも時折雪は降るし、長野では長い冬を経験しましたが、やはりここ北欧の初雪は嬉しいものです。ただ、Gävle(イェヴレ)という町以北では大雪で交通網が麻痺し大変なようです。Dalarna(ダーラナ)地方に住んでいる日本人の友人が今日研修でストックホルムに行く、と言っていましたが、果たして無事行けたでしょうか・・・。ランドヴェッテルの最新映像です。
2006年11月01日
コメント(7)
チョコレートの晩餐夜、前回の2軒目のホストファミリーであるS家の娘Hの企画で、チョコレートの晩餐に呼ばれました。S家(おばあちゃん、妹2人含む)、もう1人の娘Jの彼、私の総勢9名が集合。私は映画を見るだけと思っていたのですが、この企画は本格的でした。まずHが街で買ってきた11種類のチョコレートの試食会。Hはチョコソムリエ(?)のように一つ一つのチョコの説明をしてくれます。そして、「チャーリーとチョコレート工場」の試写会。チャーリーはスウェーデン語では“Kalle(カッレ)”に変化します。スリルあり、笑いありであっという間に時間が過ぎていきました。映画の間にホットチョコ、果物、サンドイッチがSママによりサービスされました。最後に、チョコにまつわるクイズ。 これを企画、進行したHには、DAMP(ダンプ)症候群という、障害があります。DAMP症候群は、注意欠陥障害(ADD)と運動知覚障害(MPD)の二つの状態像が合併した場合に使用されるそうです。更に軽症型、重症型に分けられますが、重症型と判定された子どもの3分の2は自閉症圏の状態にあり、4分の1はAsperger症候群と同時に診断できるとされています。Hと初めて会ったのは、2000年9月、当時Hは小学6年生(12歳)。笑顔がかわいく人懐っこい子だ、と思ったのを覚えています。その後徐々に、彼女が勉強、学校生活において、何らかの支援が必要ということを知るようになりましたが、実際に一緒に住むようになるまでは詳細は知りませんでした。12月にS家に引っ越しその後すぐに冬休みに入り、Sママの実家でクリスマス、新年を過ごしましたが、このときに、Hには障害がある、ということを知ることになりました。当時の主な症状としては、以下のようでした。感情の起伏が激しく、突然怒り出したり泣き出したりする。トイレに入ったらこもりっきりでしばらく出てこない(本を持ってはいることが多いが)。宿題に集中できない。書字が拙劣。毎日必ず一騒動ありましたが、S家はとても明るく、Hの障害をみんなで支えていました。この家で家族の一員として過ごした3ヶ月が、STという職に進むきっかけの一つともなりました。Hには音楽の才能があり、中学からは他の教科学習が通常の学校と比較して少なく、音楽に重きを置いた音楽学校に入学しました。この選択が功を奏し、現在高校3年生(18歳)ですが生き生きと学校に通っている。今彼女は、M家のPippiのベビーシッターをときどきしているのですが、当時からは考えられないほどの成長振りで感心するばかりです。Hの学校生活を見聞きしていると、父親が学校の先生で、おばあちゃんが特別学級の先生、おばさんたちも高校、音楽学校の先生、という恵まれた環境下にあることは大きいと思いますが、適時最適な選択をし、うまく行かなければ再調整する、といった環境調整の重要性を実感します。今後のHの更なる活躍が楽しみである。
2006年11月01日
コメント(2)
10月最後の日は充実した、怒涛の一日となりました。Lidköping(リードショーピン)、Rörstrand(ロシュトランド)ドイツ旅行から帰ってきたMママと、おばあちゃん、義妹宅にいるPippiを迎えにLidköping(リードショーピン)に行きました。リードショーピンはヨーテボリから車で約2時間、北東部にある町です。ここには以前蚤の市で購入後割れた幻のイヤープレートを作っている陶器会社、Rörstrand(ロシュトランド)があります。義妹宅でお昼を御馳走になり、Pippiと3人でRörstrandへ。Mママの話によると、Rörstrandは残念ながら、フィンランドの有名なガラスメーカーiittala(イッタラ)に吸収合併されてしまったそうですが、直売店にはiittalaも置いてあるとのことで、iittalaも大好きな私達にとっては大歓迎!格安なので、友人へのプレゼント、クリスマスプレゼント、そして自分にも、以前友人宅で見て以来気になっていたfilippaKシリーズという今大人気のマグカップを購入。うーん、満足。寒空、雨天の中、自宅へと向かいました。3日ぶりに家族と会い、一安心。ハロウィーン10/31はハロウィーン。ここスウェーデンでは本来この行事はありませんでしたが、十数年前にアメリカから入ってきたそうです。最近はまた下火になっているとのですが、子ども達の家周りはとりあえず続いているようです。18:00過ぎに帰宅後、魔女が尋ねきました。慌ててお菓子を探します。TVに夢中でこの魔女達を見逃したPippiは、次魔女はいつ来るの?と落ち着かきません。というわけで、Mママは御近所さんに電話し、魔女部隊を頼みました。19:00、魔女部隊到着。Pippiは満面の笑みでお菓子を渡したのでした。写真は義妹宅で撮った、題して「リンゴ拾い」です。
2006年11月01日
コメント(2)
全16件 (16件中 1-16件目)
1


