楽しみのかけら

楽しみのかけら

Oct 17, 2007
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久々の夕焼け空で、河川敷まで足をのばす。
昼間は、秋の柔らかな日差しに覆われていることが多かったけれど、
時折日がかげり、やはり突き抜けるような青空はのぞめなかった。

夕焼けは、何層にも重なった雲が南北に広がり、
沈んでしまった太陽のオレンジ色を、複雑に反射している。
東にいくにつれ、薄墨を流したような色に溶け込んでしまう。
家を出るときは、空の半分近くを覆っていたそのグラデーションも、
河川敷に着くころには、西の空の半分ほどを染めているだけ。
狭くなったそのグラデーションは、密度を増して太陽の光を、反射していた。


影もできないほどの、薄暗さに包まれていくのを感じながら、
遠回りをやめて、引き返すことにする。
秋の日はつるべ落とし、ということを実感した黄昏のひととき。





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Last updated  Oct 17, 2007 06:56:44 PM
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