楽しみのかけら

楽しみのかけら

Feb 29, 2008
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カテゴリ: お出かけ
台地の上の幹線道路沿いに植えられた松は、もともと防風林の役割を果たしていた。
松そのものが、確か私の住む市の樹木とされていたはずだ。
子どもの頃、道の様子は確かに今とはずいぶん違ったけれど、
まっすぐな道路の脇に続く緑が、記憶の隅に残っている。

けれども・・・。
もうここ何年も、その緑の中に幾本も茶色く立ち枯れてしまった松が混ざる。
強い風で倒れてしまったものもあるようで、とぎれとぎれの緑が痛々しい。
松くい虫による被害、と聞いている。

今日その道路を車で通ると、枯れてしまった松がすべて伐採され、

通りすがりにちらりと見えるその姿は、松特有のがっさりした木肌は見られず、
触ればくずれそうな、もろく白い内部がさらされていた。
ほんとに松くい虫なのだろうか?
どちらにしてもこんな惨状になる前に、打つ手はなかったのか。
行動も起こしてない、私ごときが言えることでもないだろうけど、
仮にも「市の樹木」であるのに・・・。

帰り道、ポツリポツリと残された松の間に、これまたポツリポツリと松の若木が、
植えられていることに気がついた。
そうか、こういう対策しかもうとりようがないということか。
枯れてしまった松は、もうもどらないのだ。
ということが、ひしひしと伝わるような光景だった。


記憶に残る豊かな緑になるのは、いつのことだろう。





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Last updated  Feb 29, 2008 07:16:33 PM
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