楽しみのかけら

楽しみのかけら

Jun 6, 2008
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我が家の北西に位置するお宅では、奥さんのご実家の車が、
去年の冬まで夫が乗っていた車と同じ車種だ。
車の色は、夫が紺色で、そちらがワインレッドのような濃い目の色。
夫も中古で購入した後、9年も乗っていて愛着を持っていたけれど、
そちらはさらにつわもので、どうやらもっともっと長い年数を乗り、
今もそれを運転し続けている。

しかもそのワインレッドは、夫の紺色よりも、よほど冴えた色をしている。
どうやら最近になって色を塗りなおしたらしいと、夫が情報を聞きつけてきた。
この車、ディーゼルエンジンのピックアップトラックなのだけれど、

聞けば色々と話が弾むらしい。

今は、地域によってはディーゼル規制もされているし、乗り心地だって、
乗用車に比べればけして良いとは言えない。
でも、私もこの車は嫌いではなかった。
なんか、人間ぽい感じがして。

おかしなことに、たまにそのお宅を訪れるこの車のエンジン音を聞くと、
あの紺色の車が来たかのような錯覚を起こしてしまう。
そう、夫が帰ってきたというより、車そのものが戻ってきたような感じなのだ。
ありえないことなのに。

だからと言って、私が乗りこなせるような車ではないし、所有者は夫だったのだ。
買い換えるにあたって色々な理由があったのだから、文句をいう気はないけれど、

今乗っている自分の車だって大好きだけれど、
エンジン音だけでは、こんな思いにはならないかもしれないな。





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Last updated  Jun 6, 2008 09:53:27 PM
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