タノシクイキタイ

タノシクイキタイ

2005.02.23
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テーマ: 国際恋愛(198)
カテゴリ: 韓国
(昨日からの続きです)

習慣や風土の違いも、避けて通れない大きな問題です。

特に習慣は、どんな環境で何が起こっても気にしないおおらかさと逆境を楽しめるような適応性がないと無理だと思います。たとえば、ひとつの器の水キムチを複数の人がスプーンですくって飲むのは嫌とか、トイレで使った紙を流さずにくずかごに入れるのは嫌とか、そういう細かい習慣の違いでも許せないようなら、国際結婚はあきらめたほうがいいです。(私は今でも嫌なんですけどね・・・。)

でも、もっと根本的に問題になりそうなのは、家族との付き合い方でしょう。
特に韓国の場合は、家族や親戚の結びつきが非常に強いので、「彼と結婚する」というよりは、「彼の家に嫁ぐ」といったほうがいいぐらい、家族の存在は大きいのです。

彼と二人の生活なら、少なくとも家の中では「小さな日本」をある程度作り出すことはできます。でも、ソル(正月)やチュソク(お盆)、チェサ(法事)、義父母の誕生日、などなど、家族の行事は目白押し。1年に何度も親戚一同と顔を合わせる機会はやってきます。顔を合わせるだけならまだいいのですが、そのたびに韓国のばかげた男尊女卑の伝統に付きあわなければなりません。
正月やお盆の前日は、女は早朝から深夜まで大量の料理作りに明け暮れます。男どもがごろごろテレビを見ながら「おーい、果物もってこい!」といえば、その合間を縫って果物をむいて運びます。食事時はといえば、男と女のテーブルは別、男のテーブルには料理のいいところが並びます。場合によっては、女のテーブルは台所の床に置かれ、男の食べた残り物が並ぶこともあります。運が悪いとハエもいたりします・・・。
初めてのチュソクの時には、親戚の女の人たちが楽しそうに世間話をするのを聞きながら、涙があふれてとまらなくなってしまいました。

風土や気候については、当初は全く考慮に入れていませんでした。でも、気づくと、日本では超健康体で病院なんてほとんどいったことがなかったのに、韓国ではすっかり病院とお友達になった自分がいます。まず、ひどい手あれを起こすようになりました。主婦湿疹です。主婦になったからかと思っていたのですが、日本に行くとすぐ治ります。次に、まぶたががさがさになって痒くなり、皮がむけてきました。アイ・クリームを買ってみましたが、ひりひりするばかりです。これまた、日本に行ったら治りました。そして、全身が痒くなってきました。韓国で育っていないから、韓国の乾燥した気候が肌に合っていないからだろうとお医者さんに言われました。


風邪も、引きやすく、治りにくくなりました。乾燥のせいなのか、はたまた免疫のない風邪ウイルスが多いのか、単に私の体力が落ちたのか、原因は分かりませんが。

日本人だということで差別を受けるかときかれましたが、差別に関しては、付き合う相手を選べば、ほとんど感じずに済みます(mesaさんも言っていましたが)。
遠距離恋愛をしていたころ、ある田舎町で一人でタクシーに乗ったら、その運転手が日本にひどく偏見を持った人で、竹島問題について論議を吹っかけられ、困ったことはありましたが、そういうことはその後一度もありません。ちゃんとした教養のある人なら、国籍は関係なくきちんと一人の人間として丁寧に対応してくれます。まあ、たまに万国旗が並んでいる中で日の丸だけが落書きされてたりするのを見ることはありますが、その程度です。

私が心配なのは、子どものことです。私は好きで結婚したのだからいいのですが、子どもは親を選べない。(選んでるという説もありますが。)だから、そのせいで、これから学校に入っていじめられたり、偏見をもたれたりすることがあったらどうしたらいいのかと思うのです。
そして、将来的には子どもは日本か韓国の国籍のどちらかを捨てなければならない。そんな重大な選択を18(日本では22だけど、多分韓国では18だったような?)やそこらでしなければならないのもむごい話です。二重の背景を持った子が二重国籍のままでいて何が悪いのでしょう。

これから年老いていく一方の両親のことも心配です。
うちは男兄弟がおらず、しかも私は長女です。一方彼も長男です。
今はまだ両親が元気だからいいのですが、この先もし病気になったら看病はどうしたらいいのか、もし父か母のうち一人が先立ってしまったら先立たれたほうの親の面倒はどうしたらいいのか、また、うちのお墓の管理はどうするのか、いまだ答えの出ない問題です。

そして、私自身の問題もあります。
ロマンチストで夢見がちな韓国人男性といえば素敵ですが、裏を返せばそれは大嘘つきにもなります。
うちのダンディは恋人時代、将来のことを心配するうちの両親の前で堂々と、こういいました。「伯母のいるオーストラリアに住んでもいいし、日本に住んでもいいです。両親?私の弟がいるから大丈夫です!」

でも、私は死ぬまで韓国で暮らしたくはないのです。この先この気持ちが変わるのか、ダンディが約束を守ってくれるのか、まだわかりません。

ここまで、国際結婚のマイナス面ばかり書いてきてしまいました。もちろんいい面もありました。新しい言語を多少なりとも習得できたし、異文化で生活することで、日本や日本人についての見方も変わりました。自分も変わったし、視野も広がったと思います。

でも、やっぱりプラスよりもマイナスのほうがうんと多いと思います。

細かいことを言えば、日本までの旅費だって、子どもができて人数が増えれば馬鹿になりませんし、子供づれの旅はものすごいエネルギーも必要です。
病気のときやつわりのときに、日本の食べ物が食べたくたって、簡単には食べられません。

もし日本で親しい方が亡くなっても、すぐに駆けつけることもできません。(私は祖母を亡くしたときそのせいで悲しい思いをしました。)
言い出したら切りがありませんね。

だからこそ、国際結婚には慎重になってください。
頭を冷やして、将来のことまでよくシミュレートしてみてください。
そして、それでも彼と一緒なら、どんな苦難も乗り越えられると思った方なら、きっとうまくいくと思います。そんなあなたは、ぜひ、彼と一緒に新しい道を切り開いてください!

(注)これは私の個人的体験に基づく個人的な意見です。





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Last updated  2005.02.27 09:20:08
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はんら @ Re:韓国人栄養士さんの海鮮チジミの作り方(09/07) 懐かしいはんなさん、お元気でしたか? 6…
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