PR
Keyword Search
Comments
Freepage List
先日いらした患者様は、めまい・頭痛・だるさなどのよくある不定愁訴を訴えていらっしゃいました。ご年齢的に、ご本人が『更年期のせいではないか』と思って婦人科にいらしたようですが、ホルモン補充を行ってもその他の対症療法を行ってもなかなかスッキリよくなりません。
「人はやりたくないことをやらないで済ませるために病気になることがある」ということをお伝えしてみたところ、「先生!逆です!私、やりたいことがあるのに体調不良が続くせいでなかなかそれができないんです!」とのこと。そこで、「期待のかかった試合の直前に怪我をするスポーツ選手」の話をしたら、急に「あ!!」と気づかれたようです。
試合直前に怪我をしてしまうスポーツ選手や、舞台直前にけがをしたり体調不良になるケースはちょくちょく拝見しますが、これらは大体同じ心理的背景が影響をしています。
それは「『失敗する』とい結果を出さず、『成功する』可能性を残しておきたい」という心理です。怪我をすればそれを理由に試合に出ずに済みます。そうすると、「負ける」「失敗する」という結果は絶対に出ません。
ある、医療漫画に、これまで一度も手術に失敗したことがない天才外科教授が登場しますが、実はこの教授、手術そのものをしたことがないというオチでした。
そう、「失敗する」という結果を出さないためには、それに「着手しない」のが一番確実なのです。
やりたいことがあるけれど、うまくいかなかったらどうしよう・・・と思っていると、潜在意識は「うまくいかない」という結論を出さないようにするために、「それに着手できない状態」をキープしようとします。
前述の患者様の場合、「体調がよくなったら、やりたいことをやろう」と思っていらっしゃる一方で「本当にそれをやっていいのだろうか」「うまくいくだろうか」という不安を抱えていらっしゃいました。
いったんそれに着手してしまうと、もしかしたら「うまくいかないから撤退するしかない」という状態になるかもしれません。つまり、道が完全に閉ざされてしまうのです。それを避けるためには、「いつかはやるけど今は着手しない」という状態が非常に便利なのです。
そのことを指摘したら「先生!なんでわかるんですか!!」と驚かれていました。やりたいことをあきらめることも、実際にやってみて成果が出ないという現実を見ることも嫌だと思っていらしたんですね。
このケースでは、「病気を使って先延ばしにする」という手段を別の手段に変えればいいだけなので簡単です。そもそも何のためにそれをやりたいのか、本当にやりたいのか、やるとしたらどのような戦略でどのようなステップで実行していくのかを明確にします。
そして、今抱えている「うまくいかなかったらどうしよう」の中身を明確にして、起こりうることに対する対策も事前に立てておけばよいのです。そして、それらが起きた時に「最終的にうまくいく過程の中の一部としてどのような意味があるのか」までを想定しておきます。
今やりたいことがあるのに、「体調が悪いから」「仕事が忙しいから」「お金がないから」「子どもが小さいから」・・・・などの『先延ばし』にするための言い訳を続けている人は、それらを利用してずっと先延ばしにし続けるのか、「失敗するリスクも想定内」にしてしまうのか、一度振り返ってみるとよいかもしれません。
★「健康でしかいられなくなる7つのステップ」無料配布中
PDFファイルのダウンロードになります→
無料ファイルダウンロードはこちらから
★薬を使わず病気をやめる方法や妊活カウンセリングも承っております。
カウンセリングをご希望の方は、メールかお電話でお問い合わせくださいませ。
お問い合わせ先:045-440-5577(予約専用電話) info@vivalita.com
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
メルマガ発行中です♪
「子宮癌検診で『異常あり』って言われたんだけど・・・」
「不妊かもしれないけど受診したほうがいい?」
「筋腫が見つかって『子宮をとりましょう』って言われてしまった
そんなあなたのお悩みに、現役婦人科医がお答えします。
メルマガ登録はこちら♪