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Dec 20, 2008
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カテゴリ: CINEMA
こんなに便利な今の世の中を静止させるのに
一番シンプルな方法が選択されていて
とても…予想範囲でしたが、それでも
映像など圧巻でございました。
…しかしどうしてキアヌ・リーブスはいつもどろっとしたモノに
くるまれていたりするのだろう(^_^;)。


1928年カラコロム山脈でとある登山家の前に
強く光を放つ球体が現れる。
表面の薄く張った氷をピッケルで砕き、


現在・大学で宇宙微生物学を教えるヘレン。
彼女は連れ子のいる軍所属の技術者と結婚したが
1年で夫は他界。血の繋がらない子供と二人で暮らしている。
勿論、その子はヘレンを母と認めた訳ではないのだが、
嫌ってはいない。父がいなくなったことを乗り越えられないだけだ。
ヘレンはその子の心を完全に開くまでには至らずすれ違う日々を送っている。

ある日、いきなり科学者や技術者が拉致されるように国防に
連れて行かれ、彼女も連行されてしまう。

その理由は「当初隕石と思われたエネルギー体がすさまじい速度で
地球目指して飛んできている。到達は78時間後」ときかされ、
対策本部へ強制参加させられるが、何の手だてもなくインパクトの時間を


…だが、そのエネルギー体は『ぶつかった』のではなく、
地上のあらゆる場所に『降下』してきた。
セントラルパークにはひときわ大きい発光球体が降下、
『殻』に包まれた謎の生命体が降りてきた。

軍部は攻撃してしまい、傷を負ったその生命体を確保、

同一であることを知り、驚愕する。

そして『彼』は言う。
「私を解放しろ。私は『地球』を守るために来た」


そう、守る目標は『地球』であり、『人類』ではない。
『人』が意識を変革しなくては『地球』が滅びる。
でも『人』が滅びれば地球は多様な生命を抱いたまま再生できる。
確かにその通り。
で、どの辺で折り合いつけて人類を助けるのかなーと
思っていたら、『人が慈しみ合い進化できる可能性がある』という
シンプルな事を理解させることでした。

まー元ネタは旧約聖書のノアの箱船だろうなーと思ってたら
台詞で「NOA's ARC」って言われちゃったよ。
うわ、そのものズバリかい(笑)。

なかなかパニック映画としても親子愛としても
良心的でしつこくなく、いい按配の描き方で私は好きです。
ギャーギャー騒がないしね。
ただ子供が当初、激烈に可愛くないんだ(^_^;)。
でもね、敵のエイリアンだと判ったキアヌに対しても
助けて貰ったら素直に「ありがとう」って言える子だったので
ちょっと得点アップよ。

キアヌは電気…っていうか、電磁波?を自由に操って
オンラインであれば相手の脳に直接働きかけて支配できたり、
なんとレーザーでも『ライン』として扱って影響させることが出来たりと
なかなかのサイバーテロっぷり。
警備員を一瞬で全員やっつけたのも脳に働きかける音波か電磁波みたいだった。
うん、確実だね。

そんでもって『審判』の『再生プログラム』で人類と
人類の造った文明を壊していくのに『虫』を
選んだあたりも私はもの凄く納得。
まあ、『虫』の形をしたプラナリアみたいに自切して増える
地球外生命体なんだろうが、『小さいモノ』に大量に集られると
人間は太刀打ちできないからね。
心理的に恐怖を増幅させるのも物理的に攻撃が均一になるのも
防御対策を取れなくするためにも、とても有効な手段だと思ったよ。

まず国防の要である衛星から情報をハッキングしたり、
その衛星システム自体を壊したりと人類の手足からちゃんと奪っていくので
攻撃として得心のいく手順でした。…おいおい、納得してどーする(^_^;)。

でもさ、こういう未知なる恐怖を本当に驚異として感じるには
「こうなったらマジで怖い」と思わせるくらいのちゃんとした攻撃してくれないと
フィクションすら楽しめないんだよね。
その点においてこの作品はちゃんと怖かった。

そして……地球は静止する。


『見逃してくれた』訳でもない。
勿論、『救ってくれた』のでもない。

ただ、『執行猶予』が与えられた…ってことかな。

望まれているのは『CHANGE』。
そして人類はこう言ったのだ『Yes,We can!』。

すっごい『今のアメリカ』な映画なのかも知れない。






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最終更新日  Dec 20, 2008 12:22:18 AM
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