歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2025.11.23
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♪ 十五尺のリングの中を十五日裸一貫鬼となりたる



 今場所の相撲は熱戦が多く見応えがある。「引き技」や「はたき込み」などが目に余る相撲が多かった時期に比べると雲泥の差がある。
 今から12年前の2016年3月14日のブログに、そのあまりにも不甲斐ない相撲に憤慨して 、朝日新聞の 「声」 欄に投書 して採用されたことが書いてある。

 その5年後の 2018年 1月28日 に、「さあ変わってもらおうじゃないの」と題して、「日馬富士(34)の暴行事件以降、 『今こそ、変わらなければならない』という宣託が下りて、着実にそちらに向かって動き出しているように、私には見える」 というブログを書いている。
 そこに豊昇龍(18)と納谷(王鵬17)が揃って「新序出世披露」の写真が載っている。


朝青龍のおい、豊昇龍(18) 前列中央 。大鵬の孫の納谷(17) 前列右端
3日目からの前相撲で納谷が豊昇龍を破り、前相撲を3連勝で終えた。
1人が原則3番取って1勝すれば、春場所の序の口の番付に載る。
王鵬の祖父(大鵬)と父(貴闘力)の関係は、貴闘力が大鵬の娘と結婚したことに由来する。妻とは離婚していて3人の子どもとは縁を切っているという。

「今の状況を見ていて、これ等の若者が他のスポーツの刺激を受けて奮起・活躍すれば、大相撲も大いに活気づく。ここで注目の豊昇龍(18)と納谷(17)などが、とんとん拍子で上がって来て、金星白星うち揃えて土俵の星となるまでの数年間、新生の大相撲を期待して待つことにしましょう。」とブログは結んである。

 8年後の今、豊昇龍は横綱、王鵬は関脇と少し差が開いたが、ここのところ地力をつけて来ている。その差が縮まってくるのは間違いない。

 義ノ富士(24)東前頭五枚目が初土俵から1年半で、素晴らしい相撲を見せている。小兵(183㎝、153㎏)ながら9勝5敗で金星一つ(豊昇龍)。

 そして、これまた快進撃の安青錦。ウクライナ出身で小兵(身長182㎝、140㎏)ながら日本人の失った粘り強さを発揮して、毎日、胸の好く相撲を見せてくれる。翔猿が173㎝、137㎏と比べるとやや大きいが、大の里(192㎝、187㎏)、琴桜(189㎝、179㎏)などに比べるとその小ささがよく分かる。


13日目 大の里戦は物言いがついても良さそうなきわどい勝負だった。

 昨日の安青錦は、過去2連勝している豊昇龍に相撲を取らせずに快勝。大の里が琴桜に負けて3敗が3人となり、三つ巴の千秋楽を迎える。
 大の里に勝って気を良くしている琴桜との対戦。相手の手の内を読んだ上で、腰の高い琴桜を倒す可能性は十分ある。勝てば横綱のどちらが相手でも、大一番になるだろう。





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最終更新日  2025.11.23 12:05:27
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
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◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
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