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HUMANO

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2005.04.18
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カテゴリ: 旅は道連れ
 温泉の湧く町で、足湯めぐりをした時のこと。
 あちこちに数ヶ所ある足湯のひとつを見つけだのだけれど、先客が5人ほどいて、座れそうかどうか微妙な感じ。1人のおばちゃんが私たちを見つけて「こっち来て入りな」って声をかけてくれた。
「は~い、どうもありがとう」
「ほら、お兄さんも」
 彼は恥ずかしがって、まだ迷ってるみたい。
「もう私らみたいなおばちゃんたちに囲まれたって、何も恥ずかしがることはないわ」
 結局は、彼も一緒に入ることになった。

「あんたら、どこから来たん? 私らは、ここから30分ほどのとこから」
 そんな会話を交わしながらも、すそが濡れそうとか、こっちに座ったほうが熱くないとか、板を濡らすと後で困るから気をつけてとか、あれこれ世話を焼いてくれる。

「これ、使わないから、持っていき」

 まったく。ホントにありがとう、おばちゃんたち。
 彼女たちが「それじゃ、気をつけてお帰り」と、先に立ち去った後、彼がポツリと言った。
「みんな、家にだんなさんを置いて来てるんだよね…」

 ま、そんなん、いいやん。
 私は元気なおばちゃんたちが大好きです。





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最終更新日  2005.05.11 19:10:06
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