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HUMANO

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2005.04.24
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カテゴリ: 世界に目を向ける
 私たちの世代の日本人は、どれくらい中国のことを知っているのだろう。
 3月に、知り合いが何人か上海へ観光旅行に出かけた。まだ反日デモがあちこちで起きる前のことである。
 私も上海や北京などには、短い時間だけれど行ったことがある。料理は美味しかったし、買い物も楽しんだし、中国語を話してみたい私としては、1度暮らしてみたい国でもある。
 漢方薬や東洋医学についても興味があるし、太極拳もやりたい。本場で中国野菜や調味料を買って、自分で料理するのも楽しそうだ。

 そして私には、とても仲の良い中国人の友人も何人かいる。家族ぐるみのお付き合いである。
 実は密かにCDやテレビの講座を聴きながら、言葉も勉強してみた。

 ああ、それなのに。
 考えてみれば、私はあまりにも中国のことを知らなすぎる。反日デモの様子をテレビで観ながら、それを痛感した。
 中国の社会主義思想、戦争時の日本との関係、歴史の残した傷跡、今でも強い反日感情。そういったことに関しては、まったくというほど、何も知らない。


 小学生の頃から、歴史の授業は全然好きじゃなかったし、興味も持てなかった。それは教えた教師にも、教わった私のほうにも問題があったのかもしれない。
 けれどそういう次元ではなく、戦争というものについては、世界中の人がもっともっと平和に幸せに暮らすために、世界中の学校できちんと教えるべきことに違いない。

 自分の国の受けた被害、自分の国が他国にもたらした深い傷、戦争時に受けていた思想教育、戦争を体験した人たちの気持ちや当時の生活の実状など、そういうすべてを正確に語り継いで行くことは、戦争を遠い過去に封じ込めることよりずっと平和に役立つんじゃないかなあ。

 私には同居していた祖母がいて、いろんな話をたくさん聞いて育った。
 大人になってからも、戦争を経験した同世代の外国人の友人たちから、体験談を聞く機会に恵まれた。
 そういう機会がもっともっと多くの子供たち、戦争を知らない世代の私たちに与えられますように。





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最終更新日  2005.05.13 11:50:26
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