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HUMANO

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2005.06.04
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カテゴリ: ひとりごと
 私は目が悪いので、人の顔をあまりよく見ていない。顔の輪郭や雰囲気だけで特徴をとらえて記憶している、らしい。
 だから後から誰かの顔を思い浮かべようとしても、なかなか浮かばない。ホント、苦手なのだ。

 そんな私が、頑張らなくても思い浮かべることのできる、ある少年の顔がある。
 「少年」といっても、今頃はいくつになっているんだろう。

 私の記憶の中に思い浮かぶ、その「少年」の顔は、いつも寂しげだ。たくさんの笑顔を見たことがあるはずなのに、遠く離れた今、思い浮かぶのは悲しげな表情だけしかない。
 暗い性格だったわけでもなく、友達も多い少年だったのに、どうしてそんな悲しげな寂しげな顔をしているんだろう。どんな顔をして笑っていたか、まったく思い出せない。
 確かに、その生い立ちや彼を取り巻く環境は、とても順風満帆というものではなかった。だから少し、陰がある感じはした。

 でも、そういうのが彼の魅力でもあるはずだった。
 少なくとも、私の印象ではそうだった。





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最終更新日  2005.06.28 18:53:10
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