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HUMANO

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2005.07.25
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カテゴリ: 家族って
 同じ市に住んでいる中国人の朴さんと、先日ショッピングの途中に偶然出くわした。入口の近くですれ違ったのに、最初は本人だと気づかなかった。
 なぜだと思う?
 それは、彼がまるで別人のような笑顔だったから。

 彼は40歳くらい?で、中国の社会主義について全然話をしたがらないような人だった。もう何年も前に1人で日本に来て、ずっと働いていた。
 家族を中国に残してきているということは、何となく聞いていた。
 口数の少ない、卓球の上手な人だった。別に暗いわけでもないのだけれど、大声で思い切り笑うなんてことには縁のなさそうな、そんなイメージの人だった。
 おしゃべりの中国人の友人がいつも彼の隣りにいたから、余計にそんな印象を私が勝手に持ってしまったのかもしれないけれど。

 久しぶりに会った彼。
 あ!っと気づいて、私から声をかけた。

「また戻って来たんです」と、飛び切りの笑顔の朴さん。そして、その少し離れた後ろのほうに視線を向けた。
 そこには40代くらいの女性と、小学生の男の子がいた。
「あれ? もしかして、朴さんのご家族??」
 嬉しそうな笑顔がそこにはあった。

 家族が一緒に暮らすってことは、こんなに嬉しいことなのかなあ。何だかこっちまで嬉しい気分になった。嬉しくて、嬉しくて、誰かに話したい気分になった。





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最終更新日  2005.08.22 22:19:57
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