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HUMANO

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2010.08.02
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テーマ: 闘病日記(3907)
 「今どき、白血病は治る病気だもんね」って、何気なく友人が言った。
 彼女には、もちろん悪気などない。

 もしかしたら、白血病の患者さんを励ますために言ったのかもしれないし、心から本当に、そう信じているのかもしれない。

 だけど、もしもね。

 それじゃあ、彼女自身が「白血病ですね」って宣告を受けても「ああ、治る病気だから」ってさらりと思えるかといえば、やっぱり「え? 私が???」ってショックを受けるくらいのインパクトはある病気だと思うんだよね、多分。

 抗がん剤治療をして、そのまま治ってしまった友人がいた。
 今ではバリバリと仕事をして、テニスをして、とても元気そうに見える。

 だけど今でも独身なのは、再発を心配しているのか、それとも出産の問題なのか、聞いてみたことはない。



 白血病が治ってから、何十年も再発せずに長生きしている知り合いだっている。


 それでも私には、移植のときや通院の中で知り合った何人かの白血病の患者さんがいて、いろんなことを教わった。

 「白血病」とひと言でいってもいろんなタイプがあって、再発しやすいタイプとか、薬が効きにくいタイプとか、予後が悪いタイプとか・・・・。

 そもそも「骨髄移植をすれば治る」って、まるで移植が万能薬みたいに思われるのは、ちょっと違うんだなあ。

 移植って本当にキツくて、抗がん剤や放射線が体に与えるダメージも大きいし、そこから元の健康体に戻れる人がどのくらいいるのか、聞いてみたいくらい。
 私は別の病気で移植をしたし、年齢や体力や闘病期間や治療経験がそれぞれに違うから、比べてみるのは難しい。

 でも・・・。
 やっぱり簡単に「移植してみたら?」といえるほど、移植って万能じゃないと思う部分がある。

 それでも、そこに望みを託すしかない状態になると「移植でも治らないかも」なんて現実を認めたくないし、それに「治る」って信じていないと、あのキツさを乗り越える勇気が出ないかもしれないから。

 だから「希望」を奪ってはいけない気がする。
 けれど「現実」というか「事実」というか、そういうものも知っておいたほうがいいのかもしれないとも、思う。

 ず~っと考えているけれど、答えはやっぱりわからない。





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最終更新日  2010.09.28 16:49:31
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