読書備忘帖

読書備忘帖

2010.05.11
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カテゴリ: 日本史・日本文化
所謂「皇室記者」の書いた類書にどうしようもなく下品な臭いが漂うのに対し、本書は記述も丁寧で言葉遣いもきちんとしている。冒頭、昭和32年に著者が引退後のマッカーサーをNYのマンションに訪ねた折の話は、非常に興味深いものだった。著者らはマッカーサーにタバコを勧められたが、テーブルに置かれていたのは「菊の御紋」の灰皿であったという。恐る恐る菊の御紋の上に灰を落とす著者に対し、同席している園田直代議士は顔色一つ変えず掌でタバコを消していたという。特攻隊長として敗戦を迎えた人物の志の程が伺えると著者は述べている。そういう政治家も一昔前には存在したのである。


昭和天皇三十二の佳話





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Last updated  2010.05.31 03:49:34


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