読書備忘帖

読書備忘帖

2010.05.19
XML
カテゴリ: 世界文学
若い時分には、19世紀の文豪の巨大な精神に触れるべしという文言は、勿論今日には何の効力も持っていない。本著のような形で、我々はバルザックを弄り、ユーゴーに触れるしかないのだ。今日最も「フランス文学的」エッセンスを醸し出す著者の衒学とウィット。「サン・シモン主義バルザック」の章では、俗欲の機動装置としてのサン=シモン主義と大小説家の世界観との関わりを捉えて興味深い。この著者の真面目である。その他、印象派の貧乏譚も面白いエッセーである。C

文学は別解で行こう





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.06.11 00:03:21


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: