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2017/12/21

白菜漬

テーマ：スローフード＆スローライフ(13)

カテゴリ：料理・お菓子作り

昨日、やっと白菜漬やれた。
体調悪かったけど、頑張った。

主人にLINEで伝えたら、大喜び。
帰宅したら、速攻で冷蔵庫を開けて、
「どこ？白菜漬どこ？」
だから、お正月に食べれるようにと漬けたよ（＝食べれるのは１週間後）と言ってあったのにｗ
そんなに喜んでもらえて、頑張れて良かった。

白菜漬というものは、スーパーに売ってて買って来るもの、みたいに思っていた。
どうしても未だにそういった勘違いがあって、まともに食事の用意のない家庭で育ったせいなんだろうかと思ったりする。

作り方を検索してみた。手順そのものは意外に、カンタンな作業の積み重ね。
挑戦してみたくなった。
けれど、うちには漬樽も重石もない。
わざわざ買っても、難しかったり美味しくなかったりして、１度しか作らないかもしれない。それで買うのはもったいない。
そんな訳で最初は、漬樽を食器洗い桶で、重石はペットボトルで、それぞれ代用して作った。
意外にそれなりに十分ちゃんと出来ただけでなく、自家製の白菜漬は思いのほか美味しかった！！
この作業と味ならまた作ろう！と、ホームセンターで漬樽や重石を買ってきたんだった。
懐かしいな。

今年は数年ぶりに、ずっと体調の悪い状態が続いている。
本当は、もっと早く白菜漬を作りたかった。畑では、１か月以上前から白菜達がスタンバっていた。

隔週の通院さえ満足に出来ず、なかなか庭にも出られない。畑まで行くのも一苦労、大きな白菜の収穫も一苦労、その白菜の四つ割も一苦労、な状態だった。

それっ！体調が良くなった今のうちにっ！と、やっと取り掛かれた。

収穫してきた白菜は、バラのよう。

あんな小さな丸いタネ粒が、こんなに葉っぱたくさんになるなんて、すごい。
案じていた四つ割だったけど、なんか意外にあっさり出来た。
その後、土などをきれいに洗って、天日干しを半日。干すことで水分が程よく抜けて、甘味が増すそうだ。

樽底に軽く塩を振ってから、葉っぱの根元１枚１枚に塩を擦り込んで、樽に詰める。
四つ割２つの根元部分を、互い違いにして１段詰めたら、昆布・鷹の爪・柚子を散らす。
後は同じ作業の繰り返し。最後に残った塩は上から振る。
もし外葉（大きくて緑が濃くて固くて苦い）があれば、一番上の蓋にする。（スーパーだと、外葉を取って可食部だけで売っていることが多いので、それなら外側の葉をわざわざはがして蓋を作らなくてもいい。）
漬物ビニール袋を利用している場合は、ここで袋の口を止める。
そして最後、樽に付いている中蓋をして、その上に重石を２つ乗せる。

さて、漬けた直後は、白菜は樽のへりまであった。
一晩で、半分ほどにかさが減る。

この先、水が上がって中蓋まで来たら、もしくは３日経ったら、２つ重ねて置いてある重石を１つに減らす。
１週間ほどで食べ頃。

今年もし年末年始に帰省できたら、みんなで食べれるといいな。
そう思って漬けた。

主人にあんなに喜んでもらえるなら、もっと早く作れば良かったと、当初、自分を責めかけた。
いやいやいや。
あんなに喜んでもらえて、今日頑張れて良かった、に上書きした。

美味しくなあれ。

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