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[2001/09/14(金)](手術後4日目)昨晩も腰と胸の痛みであまり眠れなかった。さらに胸のドレーンがつながっている機械の音が気になって、いらいらして落ち着かない。今日の水分摂取量は800mlまで。毎日200mlづつ増えていくそうである。手術後の安静基準により、今日はベッドの端に座ることが出来るようになる予定。7:30 朝食(5分粥,のり佃煮,バナナ半分)だいぶん食べれるようになってきた。10:00 回診(主治医)向かって左側の右胸腔のドレーンを抜かれる。体の力を抜くようにいわれていたのだが、前日の痛みを思い出してしまい、変な力が入ってしまった。抜かれると同時に、右肩に激痛が走った。右肩につながっていた何かが、引きちぎれたような感じがした。さらに左手の管も抜かれ、首に貼ってあったテープもはがされた。12:00 昼食お粥から、ごはんに変わったが、脂質コントロールG食という低脂肪で塩分少な目の食事。1日の栄養量は エネルギー 1,800kcal たんぱく質 90.0g 脂質 40.0g 糖質 270g 塩分 7g以下廊下に貼ってある献立表は普通食のものなので、実際に出てくるものは、多少変わったりするらしい。12:30 尿管を抜くやっと尿管を抜いてもらえることになった。抜くのは、なんと看護学生・・・仲良くなっているだけに変に恥ずかしい・・・ポッと頬を赤らめていたら、あっというまに管が抜きとられた。ゆっくりと抜くと勝手に思っていたので意表をつかれた。かなり痛くて、股間に手をあてて痛がった。尿道の周りの粘膜を内側から剥がされるような感じ。上下がつながっている病衣を脱ぎ、下着を穿き、上下がわかれている病衣に着替えた。やっと人間に戻ったように感じる。13:00 検温(37.1℃)・血圧(136,52) 吸入15:00 排尿ベッド脇に置かれた、ポータブル・トイレで用をたす。ベッドから起き、床に立ち、ポータブルに座るのは、けっこう大変だった。久しぶりの自然な排尿・・・ポータブル・トイレは落ち着かないし、恥ずかしい。下着を穿いてから、羞恥心が完全復活したようだ・・・18:00 夕食体重計を病室へ持ってきてもらって、久々の体重測定。体重は61kg。なんと3kgも減っていた・・・21:00 排便便意をもよおした。ポータブル・トイレは、やはり嫌なので、トイレまで行くことを決意する。トイレは病室内にあり、ユニットバスになっている。苦労して立ち上がり、点滴を引きずってトイレまで歩く。距離にして3mぐらい。さらにトイレの中に入るには10cmの段差があり。点滴を外に残して便器へ座る。呼吸は荒く、心臓はバクバクになる。自分の体なのに、思い通りにならない・・・歩くことがこんなにも大変なことだったとは・・・用をたし、立ち上がって洗面台で手を洗う。ふと目の前の鏡を見たら、見たことのない顔が映っていた。不精ヒゲだらけの、やせ細った顔。眼光が鋭く、苦痛に歪んでいる男の顔・・・23:30 痛み止めの注射また腰が痛くなってきたし、胸の痛みもひどいので注射をしてもらう。夜中になると、痛みがひどくなるのは何でだろう・・・眠りたいけど、眠れない。ぐっすりと眠りたい。今晩こそ眠りたい・・・
Sep 30, 2003
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[2001/09/13(木)](手術後3日目)腰が痛い・・・胸よりも痛い・・・痛くて痛くて寝ていられない・・・昨晩は、腰と胸の痛みで、ほとんど寝れなかったような気がする・・・今日の水分摂取量は600mlまで。手術後の安静基準により、今日は自力でベッドに座ることができるようになる予定。7:30 朝食(3分粥,以外は?)気持ち悪くて、全く食べれず。10:00 回診圧を計っていた首の管が抜かれてテープを貼られる。ヘソの5cm上あたりに入っている2本のドレーンの向かって右側の左胸腔のドレーンも抜かれる。体から生えている管を引っこ抜かれるような感じで、かなり痛かった。抜いた後は、あらかじめ円状に縫ってある糸を巾着袋のように閉めて穴を塞がれた。腰が痛いのは、床擦れ防止用のエアーマットが原因らしく、固いマットであれば腰の痛みも治まるらしい。エアーマットの空気を抜けばいいのだが、私がベッドに寝たままでは出来ないそうで、1日早いが、午後に集中治療室から個室へ移ることになる。体を拭いてもらい、病衣を着替える。病衣は上下がつながっているタイプで、その下は、下半身にT字帯をつけているだけ。とはいっても、尿管が入っているので、きちんと下半身を覆い隠すことは出来ず、ほとんど丸出し状態である。着替えは、背中に棒状に丸めたふとんを縦に入れて軸にし、左側を下にして右側を持ち上げて、右側を拭いて着替えてから、反対側も同じように拭いて着替える。看護婦さんは2人での作業。素っ裸で恥ずかしいと思ったが、体の痛みで、それどころではなかった・・・12:00 昼食(5分粥,あんかけ豆腐,白身魚の煮物,グレープゼリー,野菜ジュース)ゼリーとジュースだけで、後は少しずつしか食べれず。便意をもよおしたので、看護婦さんに告げると、差込便器を持ってきて、尻の下に差し込まれ、ベッドの左側のカーテンを引かれた。定員2名の集中治療室は、現在私1人だが、左側はナース・ステーションに隣接していて、ガラス窓越しに見えるようになっているので、カーテンを引いたようだ。しかしこの状況ではさすがにやりづらい。結局、大便は出なかった。環境が悪いからとも思ったが、そうは言っても、出る時は出るものなんだから、まだ、そういう状態ではなかったようである。14:00 個室(411B号室)へ移動ついに、待ちに待っていた個室への移動である。看護婦さん4人がかりで私を別のベッドへ移し、個室へと運ばれた。どうやら悪魔には会わずにすんだようだ・・・検温(36.3℃)・血圧(112,46)吸入をする。吸入をした後は痰が吐きやすい。3日ぶりにコンタクト・レンズを入れてもらう。はっきりと見えるようになり、ぼやけて見えることでの違和感がなくなる。さらに個室に移ったことで気分的に落ち着く。18:00 夕食(5分粥,茶碗蒸し,白菜の卵とじ,モモ)やっと、まともに食事ができるが、口の中は相変わらず気持ちが悪い。腰の痛みは和らいだが、胸の痛みは相変わらずで、痛み止めの注射をしてもらう。はたして今晩は眠れるのだろうか・・・
Sep 29, 2003
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[2001/09/12(水)](手術後2日目)昨晩の悪夢は現実であった・・・詳しくはわからないが、テロらしいとのこと。私1人の命を助けるのに、長い時間をかけて、たくさんの人たちのお世話になっているのに、あっという間に何千もの人の命が消えてしまった・・・とても悲しい・・・横のみでお茶を飲ませてもらうが、今日の水分摂取量は400mlまで。まだまだ気温も高く、さすがに喉が渇いて辛い。さらに口の中がとても気持ち悪い。喉の渇きや気持ち悪さを解消するために何度もウガイをさせてもらう。恐い人がウガイをするときに、こっそりと水を飲んでいたと言っていたが、さすがに私は恐くて飲めなかった・・・ベッドは90度まで起こしてもらう。酸素マスクがはずれ、鼻からの酸素吸入に変わる。尿がだいぶ出るようになってきた。かなり痰がでて、痰を吐くたびに胸が痛む。あまりの痛みで痰を吐くのが恐い。胸を抑えてもらいながらだと楽に吐ける。ティッシュの消費量が激しい。痰を吐きすぎて喉が痛い。痰が切りにくいときはウガイをすれば切りやすくなることがわかった。昼食(3分粥,白菜のお汁,白身魚の煮物,焼豆腐の煮物,玉子豆腐,野菜ジュース)昼から食事が開始になった。手術の2日後から食事が出るとは思わなかった。食欲がなく、半分も食べれない。酸化マグネシウムを服用する。大便を軟らかくする薬らしい。新たな心配ごとが増えた。便意をもよおしたらどうしよう・・・さすがにベッド上でするのはイヤだ・・・夕食(3分粥,お汁,魚の煮物,ナスとオカラの煮物,すりおろしリンゴ,ヨーグルト)リンゴ以外はほとんど食べれなかった。胸がとても痛い。胸に鉄板を入れているような感じがする。自分だけでは起き上がれず、寝返りもうてない。動かそうとすると胸が痛む。胸の痛み以上に気になるのが腰の痛み。痛くて、じっと寝ているのも辛い・・・痛み止めを注射してもらう明日は痛みが減っていればいいんだけど・・・今日も、とても眠かった・・・
Sep 26, 2003
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[2001/09/11(火)](手術後1日目)「T・・・さん・・・」私を呼ぶ声が聞こえる。「Tさん聞こえますか?」若い医師の声が聞こえる。「手術は無事に終わりましたよ。」「輸血はしたんですか?」「輸血はしないですみました。」「ありがとうございました。」良かった・・・眠い・・・今日の水分摂取量は200mlまで。時計が正面の壁についているが、コンタクトレンズをはずしているため、時間は見えない。麻酔が残っているようでとにかく眠く、一日中ほとんど寝ていたらしい。以下は家族のメモから。6:00呼吸器がはずれ、酸素マスクに変わる。目を覚ましていて、家族と話をする。10:00熱があり、ひどく気持ち悪い。はっきりと話すようになるが、酸素マスクのため、聞き取りにくいらしい。家族に私の状態をメモしてもらう。口には酸素マスク。首にドレーン(管)が1本。右腕に点滴4本。左腕に点滴3本と、簡単に採血が出来る器具。左腕は板で真っ直ぐに固定されている。胸にドレーンが2本と、ペースメーカー用の線と、心電図用の電極。あとは排尿用のドレーンが1本。自分の姿は見ていないが、とても凄そうである。管は毎日少しずつ抜けていくらしい。13:30ベッドを30度まで起こす。16:00尿の出が悪いらしく、膀胱の中を洗浄する。看護学生さんが気晴らしにと、帰り際にラジオをつけていってくれた。たぶん、FMだったと思う・・・眠る・・・いつの事だろうラジオから、ニュースが聞こえてくる。「・・・飛行機が激突・・・」「世界貿易センタービル・・・」眠い・・・「世界防衛機センタービルに、飛行機が激突・・・」何を言っているんだろう・・・眠い・・・「世界防衛機センタービルに、別の飛行機も激突・・・」昔、火星人襲撃というテレビ番組が放送され、視聴者が現実と勘違いしてパニックになったという話をきいたことがあるけど、これもフィクションなのだろうか・・・眠い・・・「世界貿易センタービルが崩壊・・・」いったい何が起きているんだ・・・事故・・・戦争・・・???・・・こんな所で寝ている場合ではない・・・眠い・・・「ツインタワーの残りの片方も崩壊・・・」これは現実、それとも悪夢・・・とても不安で恐い・・・眠い・・・ラジオから「イマジン」が流れてきた、ジョン・レノンの歌声はいつもより悲しそう・・・涙が溢れる・・・眠い・・・眠い・・・
Sep 22, 2003
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[2001/09/10(月)]6:00 起床昨晩飲んだ眠剤のおかげで、ぐっすり眠れ心地よい目覚め。6:10 浣腸出来るだけ我慢するように言われたが、あまり我慢できなかった。看護婦さんをナースコールで呼び、排便を見せたのが恥ずかしかった。7:30 朝食お腹が減っているが食事は抜き。9:15 点滴(セメアメジン?)点滴名は不確か。9:30 検温(36.8℃)・血圧(138,86)・検脈3日ぶりに看護学生さんに会い、手紙のお礼を言う。10:00 点滴(アルダト1A?)点滴名は不確か。貴重品を家族に渡し、メモを取ることをお願いする。コンタクトレンズをはずす。10:45 筋肉注射(右尻)少し眠たくなり、以後の記憶が曖昧になる。落ち着きがなく、かなりハイテンションだったらしい・・・11:00 血圧(130,80)11:15 ベッド周りの準備11:30 手術室へ病室のベッドのまま、手術室へ運ばれる。家族の励ましに対して、「うん」と答えただけだったらしい・・・手術の準備が始まる。点滴から眠くなる薬を入れられ、全身麻酔をかけられる。以後の記憶は無い。13:00 手術開始14:00 1時間15:00 2時間16:00 3時間17:00 4時間18:00 5時間19:00 6時間予定時間を過ぎた。20:00 7時間20:45 手術終了手術は無事終了し、手術室から集中治療室(408号室)へ運ばれる。21:00 手術説明1.VSD閉鎖術 穴は肉柱の裏側に開いていたそうで、 なかなか場所を見つけることが出来なかったらしい。 肉柱を切断し、直径7mmの穴を人工繊維で塞ぐ。 また別の場所に4才の時の手術で塞いだ痕もあったそうである。2.大動脈弁置換術(機械弁) 菌のかたまりが付着した弁を切除し、 機械弁を縫い付ける。21:15 面会手術後の私は、人工呼吸器を口に咥え、全身が管だらけ・・・「まこと・・・」と母が私に呼びかける。「麻酔が効いていますので、明日の朝までは目覚めません」と若い先生が答えた・・・・・
Sep 20, 2003
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[2001/09/09(日)]ついに、毛剃りの日がやってきた。手術は不安なのだが、手術前の毛剃りも、違った意味での不安がある。心臓手術の場合は、首下から膝上までの毛を剃らなければならず、大事な部分の毛も剃ることになる。いい歳をしていても、恥ずかしいものは恥ずかしい。誰に剃られるんだろうとか、起っちゃったらどうしようとか、血だらけなったらどうしようなどと、変な心配をしてしまう。そうかといって、男性の看護師さんに剃られるのはイヤだし、どうせだったら若くてキレイな看護婦さんに剃られたいと思う。男性患者の心境はビミョウである・・・さて神聖なる清めの儀式のはじまりである(笑)やってきた看護婦さんは2年目の若い看護婦さん。見かけたことはあっても話したことのない人。親しい看護婦さんだと恥ずかしいし、親しくない看護婦さんだと緊張しそう。どちらのほうがいいのだろうか?処置室で毛剃りをするのかと思っていたら、自分の病室のベッドの上でだった。カーテンを閉めきって個室状態ではあるが、周りの患者さん達の気配が感じられて妙に落ち着かない。毛を剃る道具は予想に反して、T字カミソリではなく電気シェーバー。最初は脇から。上着を脱ぎ上半身裸になり、シートが敷かれたベッドに横たわった。とてもくすぐったいが、たまに刃に毛がかんで痛いこともある。次は胸。胸毛はほとんど生えていないので、すぐに終了。「次は下の毛を剃りますので脱いでください」と言われて、いそいそと下着を脱ぐ。恥ずかしいやら、情けないやら・・・太ももの周りを剃られた後は、いよいよ秘部へ突入。電気シェーバーの振動が心地良く、起ちそうになってくる。必要な時に起たないのも恥ずかしいが、必要でもないときに起つのも恥ずかしいものである。寸でのところで我慢し、どうやら剃り終わったようである。と、安心して気を抜いたときに悲劇は起こった。最後に剃った毛を手で払われたのである。それも丁寧に何度も何度も・・・我慢できませんでした・・・看護婦さんのノーリアクションがさらに恥ずかしさを増幅させます。最後に腕も剃ることになった。全裸の情けない状態のままで・・・さすがに開き直りましたけど・・・毛剃りを終えた後のベッドや床は毛だらけになっていた。毛を払い落とし病衣を着て、すぐにシャワーを浴びに行った。浴室の鏡に自分の裸を映して見たら、おかしくて思わず笑っちゃいました。しかし、すっきりしているし、懐かしさも感じるし、「これも悪くないかも・・・」と思う私であった・・・・・ 7:30 朝食 9:30 検温(36.8℃)・血圧(?,?)10:00 点滴(針を抜く) 毛剃り10:30 シャワー11:00 回診(若い先生)11:30 点滴(針を刺す) 点滴712:00 昼食13:00 吸入14:00 点滴3(交換)17:00 吸入18:00 夕食20:00 体重(64kg)21:00 下剤と眠剤の服用22:00 点滴7就寝前に下剤と眠剤を飲む。いつも遅くまで起きていたので、早く眠れるかどうか不安だったが、22時過ぎには眠りについたようだ・・・禁煙6日目・・・手術まで後1日・・・いよいよ明日は手術・・・・・
Sep 19, 2003
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[2001/09/08(土)]心臓手術に必要な物品のチェックがあった。事前に渡されたリストにより必要な物品を準備し、手術の2日前の今日に確認するということだった。以下は必要な物品リスト 1.T字帯(3枚) 2.大人用紙オムツ(1袋) 3.大判バスタオル(6枚) 4.タオル(6枚) 5.横のみ(1個) 6.スプーン(1個) 7.ティッシュペーパー(2箱) 8.ウェットティッシュ(1個) 9.ウェットタオル(1個) 10.マスク[付き添い用](数枚) 11.座布団(1枚) 12.タオルケット(1枚)揃えられた物品を見ていると手術後の自分の状態がなんとなく想像できた・・・昨日、看護学生さんから手紙を貰った。可愛らしく折りたたまれた手紙。こういう手紙を貰ったのは随分昔のことで、嬉しいやら、恥ずかしいやら・・・「Tさんのことが大好きです・・・」という告白だったらどうしようなどど、妄想に取り付かれてしまい、昨日は読むことが出来なかった。今日は土曜で彼女は休み。ドキドキしながら手紙を読んでみた。 Tさんへ キッズ・ウォーを見ていただいて、 ありがとうございました。 面白かったでしょう? 必ず私は最終回を見たいと思います! Tさんもよかったら欠かさず見てくださいね。 おすすめドラマです。 もうすぐ手術になりますが、 きっとTさんの中でいろいろな思いがあると思います。 でもこの4日間、Tさんとお話したりして Tさんなら必ず手術を乗り越えることができると思います。 土日は会うことができませんが、 月曜日、Tさんが手術を頑張って受けられるよう応援しています! 絶対絶対頑張って下さいね!! 月曜日にまたお会いしましょうね。 学生xxより残念ながらハートマークは書いてなく、お気に入りドラマのPRかと思いきや、温かい応援メッセージであった。ありがとう。頑張ります。面倒をかけるとは思いますが、よろしくお願いします。 6:30 検温(36.7℃)・検脈 7:30 朝食 9:30 検温(36.7℃)・検脈・血圧(136,80) 9:00 回診(主治医)10:00 点滴711:00 検温(36.8℃)・検脈・血圧(130,60)12:00 昼食14:00 点滴3(交換) 吸入17:30 吸入18:00 夕食21:00 点滴7恐い人が病室へ来てくれた。手術を終え、今は個室に入っていて、車イスを奥さんに押してもらっての登場。手術の体験談をあれこれと教えてもらい、いろいろと励ましてくれた。そして去りぎわに一言、「集中治療室には悪魔がいる・・・」恐い人の顔は真剣そのもの・・・対照的に奥さんは苦笑い・・・「気をつけろ」と言い残し去っていった。あながち冗談でもなさそう・・・ちょっと不安・・・・・禁煙5日目・・・手術まで後2日・・・
Sep 17, 2003
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[2001/09/07(金)]早朝、輸血の検査用の採血をされる。午前中に麻酔科を受診し、全身麻酔についての説明を受ける。食事は9日の21時まで。水分は10日の8時までで、それ以降は歯磨きとうがいだけ。手術室には11時半に入る予定とのこと。また中性脂肪が多いことも告げられた。回診は3人の医師が交代で行っていて、今日は手術説明を受けた主治医だったので、とても気まずかった。心臓や肺の手術はその3人のチームで行っていて、心臓外科は主治医と若い医師の2人で、後1人は呼吸器外科の医師である。今日から日中と夕方の2回の吸入が開始になった。機械の先に薬液の入った吸入器がついていて機械の電源を入れると薬液が霧のようになって出てくる。吸入とはその霧を口から吸い込むことで、痰を出にくく切れやすくする作用があるそうである。午後、内科の主治医が回診に来てくれた。先生の顔を見たら、少し安心した。夕方、知り合いの女性が見舞いに来てくれた。私は以前から彼女に対して好意を持っていた。入院してからは、何度か見舞いに来てくれて、しだいに彼女への想いは強いものへと変わっていった。毎晩、彼女と携帯でメールのやりとりをし、見舞いに来てくれることを、毎日待ちわびるようになった。以前に夜中に電話していて看護婦さんに怒られたのも彼女との電話でだった。彼女は消灯時間の21時まで側にいてくれた。いつもは、30分ぐらいしかいてくれないので、彼女なりに思うところがあったのだろうと思う。とくに励ますわけでもなく、なんとなく楽しい時間を過ごすことができた。手術への不安も少し和らいだように思える。手術の前日でなく、2日前でもなく、情緒不安定になった翌日に彼女は来てくれた。偶然なのかもしれないが、心遣いを感じる。 6:30 採血(輸血検査用 5cc) 7:30 朝食 9:15 検温(37.1℃)・検脈・血圧(126,76) 9:30 麻酔科診察10:00 回診(心臓外科主治医)10:30 点滴712:00 昼食13:00 左肩リハビリ14:00 吸入14:30 回診(内科主治医)17:00 点滴3(交換)18:00 夕食19:00 吸入20:00 点滴7最後に誰かに対する好きという感情があったのは5年も前のことである。2度と誰かを好きになることなんてないと思っていたが、今、はっきりとわかった。彼女のことが好きだ・・・彼女と一緒にいたい・・・手術が無事終わり、麻酔から目が覚めたら、一番最初に彼女の顔を見たい。元気になって退院し、彼女に気持ちを伝えたい。彼女と一緒に生きていきたい。やっと手術を受ける決心がついた。元気になって気持ちを伝えるために手術を受けよう。禁煙4日目・・・手術まで後3日・・・しかし実際の手術後の面会は家族と親戚の身内のみで、彼女に会えるのはずっと後・・・・・
Sep 15, 2003
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[2001/09/06(木)]婦長さんから更生医療の説明を聞いた。身体障害者が更生するために必要な医療費の補助制度のことで、申請すれば心臓手術の医療費を補助してもらえるそうだ。そのためには3級の身体障害者手帳が必要らしく、身体障害者手帳と更生医療の、それぞれの申請書と診断書を手術日までに役所に提出しなければいけないそうで、婦長さんから書類を受け取り、申請は家族に頼むことにした。ちなみに、私の申請金額は手術と手術後の入院50日を合わせて約525万円で、私の負担額は、たいした金額にはならないらしい。有難い制度があるものである。お昼前に家族同伴で、心臓外科の主治医から手術の説明を受けた。以下は説明後に受け取った病状・治療方針説明書の記述内容。(1)病状について(手術の必要性と内容) 1)大動脈弁置換術(機械弁) 2)心室中隔欠損(VSD)閉鎖術 ・大動脈弁に菌のかたまりが付いていて、弁と芝にこれを切除する必要があります。 また大動脈弁は逆流してしまっており、機能はなくなってしまっています。 ・VSD(I型)もあり、これを同時に閉鎖する必要があります。 ・人工心肺にて、心臓を停止して行います。 (2)手術・検査・処置の日時及び所要時間 H.13年9月10日 13時00分頃より、約?時間?分(3)麻酔の方法と危険性 全身麻酔(4)手術・検査・処置の危険性及び合併症について 別紙の如く、再手術であり、また感染の範囲が広いとこれを取りきれない可能性もあります。(5)他の治療方法と比較 無<別紙「心・大血管疾患説明図」> 実際の説明時に使用した書類で、心臓の絵に説明を書き込んだもの。ここでは文章で残っている内容だけを記述したが、実際の説明では、まず輸血や心臓手術の危険性や合併症についての一般的な説明があり、かなり不安になっているところへさらに(4)の説明である。再手術の癒着や感染部の範囲についての説明で、不安はさらに強いものとなった。(4)の説明の後に質問した。「もし感染の範囲を取りきれなかったらどうなるんですか?」「外科手術ではどうにもできないので、あとは内科治療になります。」「どんな内科治療をすることになるのか?また私はどうなるのでしょうか?」「外科医なのでわかりません。」「・・・・・」(2)の説明の前に手術時間について質問した。「手術時間はどのくらいですか?」「はっきりしたことは言えません」「大体でいいんですけど・・・」「わかりません」「・・・・・」説明が終わった。家族はショックを受けていたようだ。それ以上に私もショックを受けて、頭の中が真っ白になっていた。私はどうなってしまうのだろう・・・入院してはじめて死への不安を感じた・・・しばらくして説明に立ち会っていた看護婦さんが上記の説明書をもってやって来た。内容を確認しサインして欲しいとのこと。説明書に目を通していたら、手術の所要時間のところで目が止まった。所要時間は約6時間位と記入してあるではないか。主治医への信頼が音を立てて崩れ去った。サインは断った・・・主治医への怒りと、死への不安から、情緒不安定に陥った。冷静でいられなく、感情が抑えきれない・・・その後、お見舞に来てくれた会社の社長と同僚には帰ってもらった。とにかく1人になりたくて、家族にも帰ってもらい、布団をかぶって寝込んだ。 7:30 朝食 9:00 検温(36.7℃)・検脈・血圧(126,66)10:00 点滴710:30 回診11:30 手術説明12:00 昼食13:00 左肩リハビリ15:00 点滴3(交換)18:00 夕食18:30 手術説明補足20:30 点滴7夕方になって、婦長さんと心臓外科の若い先生がやってきてなだめられ。ようやく手術説明書・輸血同意書・手術承諾書にサインした。そういえば禁煙3日目・・・手術まで後4日・・・我、死について考える・・・
Sep 13, 2003
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[2001/09/05(水)]昨日の鼻粘膜の検査・心電図・肺機能検査・胸部レントゲン・胸部CTと、今日の検尿・静脈採血・止血テストで、手術前の検査が一通り終わった。やっと外出許可を貰った。前回の外出が7月10日だったのでじつに2ヶ月あまりが経っている。2ヶ月ぶりに戻った自宅は、懐かしく安らぎを感じる場所であった。自宅には1通の現金書留が届いていた。送り主は某週刊xxで中には1万円が入っていた。どうやら週刊誌のクイズ懸賞に当選したようだ。今までに懸賞に当選したことはほとんどなく、とても驚き、そして喜んだ。これから手術をしなければいけない身としては、かなりのラッキーな出来事である。この運があれば手術も無事に終わるだろう・・・イヤ、終わるはずだ・・・自宅での大半はインターネット。高額医療費・傷病手当金・生命保険の入院給付金などを調べているだけで時間がなくなり、障害者や障害者年金についてはほとんど調べることはできなかった。携帯電話でのインターネットでは不十分なので、やはりインターネットができるノートパソコンが必要。入院時のノートパソコンは必需品! 6:00 採血 6:30 検尿 7:30 朝食 8:45 検温(36.6℃)・検脈・血圧(130,70) 9:30 左肩リハビリ10:00 点滴710:15 止血テスト10:20 回診10:30 採血(右手首静脈)12:00 昼食12:30 点滴(針を抜く)13:00 外出18:00 夕食18:30 点滴(針を刺す) 点滴3(交換)20:00 点滴7自宅での喫煙の欲求にみごと打ち勝ち、禁煙2日目を難なくクリア!手術まで後5日・・・
Sep 11, 2003
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[2001/09/04(火)]昨日から看護学生さんが私の担当になり、お世話になることになった。ちょうど看護実習の時期で、外科病棟では2人の学生さんが実習するらしく、来週に手術予定の私が1人目の患者として選ばれた。学生さんが私に付いて勉強することをお願いされ、特に断る理由もなかったので了承した。病気で入院していて、人の役に立てるとは思わなかった。たまたま、もう1人の患者さんも同室の人が選ばれたため、私の病室には2人の看護婦さんの卵が出入りすることになった。私に付くことになった学生さんは、私と同じ町の出身で、小柄で可愛らしい21歳の女性。昨日から3週間(月・火・木・金の週に4日)毎日の検温・検脈・血圧を測ってくれたり、体拭きや身の回りの世話をしてくれるそうである。これから手術する身としては、とてもありがたいことである。お互いのことを話していた時に、何故だかお風呂の話題になった。彼女が今でもお父さんと一緒にお風呂に入ることがあると聞き驚いた。時間がないときなどは、お父さんが入っていても気にせず入っていくそうで、こんなに可愛い娘と一緒にお風呂に入ることが出来る私とそんなに年齢も変わらないお父さんが羨ましく、話を聞いているだけで、妙に興奮してしまう私であった・・・彼女の初々しさに気持ちが和み、彼女の笑顔に心が癒される。不安な毎日に、一筋の光・・・ 7:30 朝食 8:30 回診 9:00 検温(36.4℃)・検脈・血圧(128,84) 9:30 鼻の粘膜検査10:00 回診10:00 点滴711:00 心電図・肺機能検査12:00 昼食13:00 点滴3(交換)13:30 左肩リハビリ15:30 胸部レントゲン・CT検査18:00 夕食20:00 点滴7回診時に看護婦さんに喫煙について聞かれたので、正直に吸っていることを告げた。全身麻酔をする手術で、タバコを吸っていると、痰がたくさん出て、苦しむそうである・・・早速、今日から禁煙を始めると言ったら、今からでは多分変わらないと言われた・・・・・禁煙1日目・・・手術まで後6日・・・
Sep 10, 2003
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[2001/09/03(月)]いよいよ外科病棟へ移動する日がやってきた。慣れ親しんだ病棟を離れるのは寂しい。外科病棟へ移ることにより主治医も内科医から心臓外科医へ変わる。今日の回診で先生ともお別れである。昼食後、引越しの準備を始めた。すぐに荷物は片付け終わり、待ちくたびれた15時頃にやっと移動することになった。やたらと増えた荷物を台車に載せて、看護婦さんに付き添ってもらい、同じ病室の人や親しくして頂いた人たち、ナースステーションの看護婦さんたちに挨拶をしてエレベーターで4Fの外科病棟へ降りた。外科病棟は何かが違っていた。暗くて、冷たく、空気が重い。逃げ出したくなるような雰囲気。ナースステーションで婦長さんや看護婦さんたちに挨拶後、ここの看護婦さんに病室へ案内される。406号室が新しい病室で、ベッドは廊下側の左。今までの、病室での古株から一転しての新入り。初対面の看護婦さんたち。初めてだらけで、不安で落ち着かない。手術まで後1週間しかないから、おそらく今の不安な状態のまま、手術をすることになるのだろう。やっと手術するという実感が湧いてきた・・・ 7:30 朝食 9:00 検温(36.8℃)・検脈・血圧(?,?) 9:30 点滴710:00 回診(内科主治医)12:00 昼食13:00 左肩リハビリ14:00 点滴3(交換)15:00 外科病棟406号室へ移動15:15 検温(36.9℃)・検脈・血圧(?,?)18:00 夕食20:00 点滴7(~20:45)手術まで後7日・・・後1週間・・・
Sep 9, 2003
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[2001/09/02(日)]4人目のお気に入りの看護婦さんは、中堅の看護婦さんで、茶髪の美人顔。とても優しくて暖かい看護婦さん。結婚されていて、子供は2人。先日、病院で子供と一緒のところを目撃した。ジーンズ姿がとても似合っている。看護婦さんの私服姿は、見慣れていないので新鮮である。子供の相手をしている姿はまさに良きお母さんであった。「いつも優しいんですね」と訪ねたら、「家に帰ったら、悪魔に変身するけど・・・」と答える看護婦さんの、家庭でのお母さんぶりが目に浮かんできて、思わず笑ってしまった。きっと温かい家庭なんだろうな・・・ 7:30 朝食 9:30 検温(36.7℃)・検脈・血圧(?,?) 点滴712:00 昼食15:00 点滴3(交換)18:00 夕食20:00 点滴7奥さんになって欲しいタイプの看護婦さんである。明日はいよいよ外科病棟へ移動する日。手術まで後8日・・・
Sep 2, 2003
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[2001/09/01(土)]映画「タイタニック」の後編がテレビ放送された。地上波では今回が初めての放送で、まだ見ていなかったので、昨日の前編から見ている。準夜勤の看護婦さんが見回りに来て、テレビを覗いて「どこまで進んだ?」と聞いてくる。次に見回りに来た時には、「映画館で観たときには、彼とはうまくいってたんだよね・・・」とポツリ。どうやら、かなり想い出深い映画らしい。この看護婦さんが、私の一番のお気に入りの看護婦さんである。4年目の看護婦さんで、茶髪にキツメの顔。あまり笑顔は見せないが、見かけによらず優しい。とても魅力的な看護婦さんである。おっちょこちょいなところもあって、急いでいる時に何もない所でつまずいて転びそうになったり、病棟放送が終わった後にマイクを切り忘れて、話し声を病棟中に実況中継したり。一番笑ったのは、点滴が漏れていて、ナースコールで知らせたとき。マイクを切り忘れたらしく、こちらに近づいてくる足音がスピーカーから聞こえてくる。大笑いしちゃったけど、必死に駆けてきてくれる足音は聞いていてとても嬉しかった。他の患者さんからも人気があり、年配の男性患者さんから、甥っ子と見合いしないかと言われ、曖昧な返事をしていたら、勝手に甥っ子に連絡されて、見合い話が進みそうになって、あわてて断っていた。断り文句を要約すると、「相手が35歳だと、10歳の年齢差があるから無理」35歳は対象外・・・私も対象外・・・涙・・・ 7:30 朝食 9:30 左肩リハビリ10:15 回診(主治医)10:30 点滴710:00 検温(36.5℃)・検脈・血圧(120,70)12:00 昼食14:00 点滴(針を抜く) シャワー14:30 点滴(針を刺す) 点滴3(交換)18:00 夕食20:00 点滴7ぜひ恋人になって欲しいタイプの看護婦さんである。今日から9月・・・手術まで後9日・・・
Sep 1, 2003
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