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2015.04.30
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カテゴリ: ゾンビ映画
0026 ワイルド・オブ・ザ・デッド

『ワイルド・オブ・ザ・デッド』おもて面

【スタッフ】
・監督・脚本 グラスゴー・フィリップス『サウスパーク』
・原  案  グラスゴー・フィリップス『サウスパーク』、スコット・プロイ『ガタカ』
・製  作  デボラ・デル・プレト『ウェディング・プランナー』、ジジ・プリッツカー『さよなら、僕らの夏』、デヴィッド・グレートハウス『GAME[ゲーム]』
・撮  影  トム・キャラウェイ『エグジット・スピード』

【キャスト】
・ジェームズ・デントン『デスパレートな妻たち』
・ナヴィ・ラワット『The OC』
・クリス・カッタン『TATARI タタリ』
・クリス・コッポラ『ベオウルフ/呪われし勇者』
・マット・ベッサー『Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!』

・ジェフ・チェイス『スター・トレック』『トランスポーター2』

『ワイルド・オブ・ザ・デッド』うら面

【仕  様】
・型  番  FMDR-9297
・製作年度  2007年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  UNDEAD OR ALIVE
・収  録  91分
・音  声  1.英語 2ch
・字  幕  1.日本語字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ・サイズ
・映像特典  予告編
・そ の 他  片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、レンタル専用

・販 売 元  AMGエンタテインメント株式会社

【ジャケット】
・おもて面:「サウスパーク」のスタッフが放つ、
      タブー満載のゾンビ・コメディ!
・うら面 :ゾンビ vs アパッチ女戦士 with カウボーイ!
      アパッチ族長が死の間際にかけた呪いで白人たちが次々とゾンビ化!

      でこぼこコンビのカウボーイが今、仕方なく立ち上がる!

いかにもコメディ映画らしいジャケット。惹句がいいカンジ。スチルから画像を取り出してコラージュした感じだ。中央のアパッチ女戦士が、パッケージを手にした客を挑戦的なまなざしで見ている。でも、主人公じゃない。(笑)
細かに配置された画像が、作品の背景を語っている。よく考えられたデザインだと思う。

【感  想】
アパッチ族の女戦士の味

ウエスタン×ゾンビ映画。ホラーと呼ぶには異質な、ブラックユーモアに彩られた作品である。
ジャケットの謳い文句によれば、『サウスパーク』の脚本家が監督したとのこと。『サウスパーク』は観たことがないので、テイストが分からなかったが、見終えてみると、「ああ、そういうことね」と納得した。たぶん、『サウスパーク』もアブナイ会話の作品なんだろうなぁ。(笑)

白人に追いやられたアパッチ族の族長ジェロニモは、白人に呪いをかけた。やがて、死人が蘇り始める……。
西部のとある町。ふらりと男がやって来る。脱走兵のエルマーだ。着いて早々、彼は酒場でのトラブルに巻き込まれ、牢屋に放り込まれてしまう。
同房になったのは、酒場の女に惚れた冴えないカウボーイのルーク。2人は、隙をみて脱獄し、悪徳保安官が溜め込んでいた金を奪って逃走する。
保安官は、仲間を募って2人を追い始める。
……というお話し。

この時、既に保安官と助手はゾンビと化している。(笑)
展開はスピーディなようで、実はゆったりしている。この辺りの感覚は、独特なものがある。たぶん、『サウスパーク』を見ていたら、すんなり受け入れられるのかも知れない。

あちらこちらにヒット作のパロディも盛り込まれている。クスリと笑う程度に、さり気ない。こういう笑いは、密かな満足感が得られる。(笑)

途中、エルマーとルークは、アパッチ族の女戦士スーと出会う。ジャケット中央でカッコつけているが、あくまでもサブキャラクタである。念のため。
ただ、彼女の造形が面白い。感化のために学校に送られて寄宿舎生活をしていた、と言う設定。然も、部活でアーチェリーやフェンシングの経験を持つ。
その上、気だてもいい。すっかり感情移入していたら、あのラスト。やられました。(笑)

クライマックスは、砦での攻防戦。ゾンビと化した砦の守備隊に襲われる。バカバカしい展開にイラっとしながらも、シニカルな笑いに助けられて、すんなりと観てしまった。

ゾンビ映画なので、多少はグロテスクなカットもある。けれど、カラッとしている。執拗に見せようとしない。基本的にコメディだからだろう。

そのくせ、幾つもの禁忌をおかす冒険がなされている。いい度胸だ。それとも、コメディだからなし得たのだろうか。
『フィースト』もそうだったが、約束事を敢えて破る。

本作品でも、冒頭からゾンビとなった男が、女房と娘の脳みそを食らって殺してしまうところから始まる。
この監督さん、平和な日常に潜む狂気や崩壊が好きらしい。
例えば、本作品のゾンビくんは喋る。(笑) 馬に乗り、銃も撃つ。ジョージ・A.ロメロ監督の逡巡を嘲笑うかのように鮮やか。見事だ。
然も、頭を撃ち抜かれても死なないし。ゾンビくんは痛みを感じないらしく、両足を撃たれたら添え木をして襲って来る。

ジャケットからは想像もつかない内容と出来映えに、鑑賞後の満足感は高かった。

オススメ!(いいのかなぁ~)





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Last updated  2015.04.30 20:53:31
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