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2015.06.01
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カテゴリ: アクション映画
0058 ファイアー・ファイター/炎のプライド

『ファイアー・ファイター/炎のプライド』オモテ面

【スタッフ】
・製  作  ジャン=ピエール・ゲラン「レ・ミゼラブル」
・監督・脚本 アルノー・セリニャック「ラストファンタジー」
・撮  影  ミシェル・マンデロ
・音  楽  フランソワ・スタール

【キャスト】
・エマ・コルベッティ「ロマンスX」
・エリック・サヴァン「スパイ・バウンド」
・オリヴィエ・シトリュク
・ローラン・オルミード

『ファイアー・ファイター/炎のプライド』ウラ面

【仕  様】
・型  番  TMSD-109

・製 作 国  フランス
・原  題  Braiser
・収  録  本編92分
・音  声  1.仏語 ステレオ、2.日本語吹替 ステレオ
・字  幕  1.日本語字幕、2.吹替用字幕
・サ イ ズ  LB
・そ の 他  片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、レンタル専用
・発 売 元  株式会社トランスフォーマー
・日本語字幕 プレインウッズ

【ジャケット】
・オモテ面:命を懸けて 守りたいものがある

      感動のレスキュー・アクション!!
       多くの犠牲者を出した連続放火事件
       そこには、市民を救うため命を捨てて戦った
       消防隊員《ファイアー・ファイター》たちの姿があった――

森林火災なので、ジャケットのオモテ面のようなイラストの場面は、ありません。(笑)

ウラ面は、本編からのキャプチャらしき画像がレイアウトされている。こちらは、なかなか。もう少し分かりやすい画像だと良かったのだけれど。

【感  想】
「美しい消防飛行艇」

真面目な作品だった。

けれど、スキルと予算が足りなかったのか、著しく状況説明が不足しており、観ていてフラストレーションがたまった。
登場人物の描き分けが出来ていないせいもある。(私が、フランス人の顔を識別出来なかっただけかも知れない)

面白かったのは、フランスの消防に対する取り組みである。
職業消防士とボランティア消防士に大別される。ボランティアってのは、いわゆる消防団のようなものらしい。
地元の消火活動は、この消防団が中心で、場合に応じて消防本部に出動要請をする仕組みになっている。しかし、職業消防士は、全体の15%に満たない。満足に要請に応えられない現実が、職業消防士とボランティア消防士の軋轢になっている。
いわば、権限を地方自治に委ねているってことだろう。聞こえはいいが、政府は“丸投げ”状態だ。
そんなところが、エンディングの一文に結びついているのだろう。興味深かった。

主人公は、女性消防士のオルテガ。消防本部に所属している。地方のフレネ村が危険だと判断して勝手に現場検証に行き、放火現場に出くわす。
たまたま車がエンストして山の中を歩いていたわけだが、ふつう道路を歩かないか?(笑)

結局、オルテガの予想通りに山林火災が発生してしまう。
いわゆる群像劇なので、さまざまな人たちが登場するが、これがまたツッコミどころ満載。真面目な作品なのに、笑ってしまった。(反省)

山林火災が発生した近くにキャンプに来ていた子供たちのグループ。学校の課外授業だろうか、引率の大人もいる。
洞窟で寝ている間に地上では火災が広がり、木の根が燃えて岩が崩れ、地中に閉じ込められてしまう。

このキャンプに参加した女の子の母親は、情緒不安定で離婚寸前。息子を連れて別荘の処分に来ていた、という設定。
この母親の愚かさとヒステリーにイライラさせられっぱなし。私なら、とっくに離婚してるな。(笑)

何せ、この母親、別荘のすぐ側まで火が迫っているのに、何故か家の中に籠もる道を選ぶ。
うるさくて他人への依存度が高いヤツって、こういう選択をするんだぁと勉強になった。

一方、別荘近くの牧場では、経営する夫婦が、馬を逃がすかどうかで言い争っている。
結局、夫が囲いを開けて逃がしてしまう。妻は愚かにも馬の後を追って火の中へ……。
愛情のかけ方を間違えた妻の末路は知れている。

洞窟に閉じ込められた子供たちを救助するため、消防飛行艇が活躍する。
パイロットは、結婚式の最中にかかって来た呼び出しに、式をすっぽかしてしまう熱血漢。意味もなく「いま行くぞ!」と叫んだりする。
危険を承知の低空飛行で放水してルートを確保する。スペクタクル・シーンは、ここだけ。

新婦にも見せ場があって、泣いていたのに、いきなり立ち上がる。
「出来ることをするわ!」
ウエディングドレスに着替えるや、式の料理などを持って、消防の詰め所を訪れる。差し入れだ。
いいシーンだった。

この手の作品では、定番の妊婦さんも登場する。何故か家の周りを火に包まれても平気な顔をしており、陣痛が始まってから家を出る始末。もっと早く避難するとか、病院に入院するとか、打てる手はいくらでもあっただろう。

山林火災の映像は、一部にニュース映像や記録映像が用いられている。映像の質が違うため、違和感がつきまとう。ヘタクソなCGを見せられるくらいなら、これで善いような気がした。でも、勿体ないなぁ。

ストーリーは詰めが甘い上に、演出が下手なので出来映えとしては、良くない。
でも、TVムービーとしては及第点か……。もしかしたら、ミニシリーズのダイジェスト版かも知れない。そうならば、幾つかの疑問にも合点が行く。

いずれにせよ、諸手をあげて勧めたい作品ではない。
でも、女性陣は美形だったので、その点は楽しかった。(笑)





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Last updated  2015.06.01 06:46:04
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