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2015.10.06
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カテゴリ: モンスター映画
0185 グエムル/漢江<ハンガン>の怪物[内覧用サンプル]

『グエムル/漢江の怪物』オモテ面

【スタッフ】
・監督・原案・脚本 ポン・ジュノ「殺人の追憶」「ほえる犬は噛まない」
・製  作  チョ・ヨンペ
・製作総指揮 チョ・ヨンペ、キム・ウテク、ジョン・テソン
・共同製作  ジョ・ナンヨン
・脚  本  ハ・ジョンウォン、パク・チョルヒョン
・撮  影  キム・ヒョング
・照  明  イ・カンサン、ジョン・ヨンミン
・音  楽  イ・ビョンウ
・VFXスーパーバイザー ケヴィン・ラファティ


【キャスト】
・パク・カンドゥ……ソン・ガンホ
・パク・ヒポン………ピョン・ヒョポン
・パク・ナミル………パク・ヘイル
・パク・ナムジュ……ペ・ドゥナ
・パク・ヒョンソ……コ・アソン

『グエムル/漢江の怪物』ウラ面

【仕  様】
・2007.1.26(Fri)DVD Release[ご注文締切日:12.18(Mon)]
 『グエムル-漢江の怪物- コレクターズ・エディション(3枚組)』
 BIBF-7001/\7,800(税抜)/\8,190(税込)
 《Disc1:本編Disc》
 カラー/本編120分+特典映像(約20分)/片面2層/
 音声 1.韓国語DD6.1chサラウンドEX

    3.日本語DD6.1chサラウンドEX
    4.韓国語DD2.0chステレオ(監督×キャスト)
    5.韓国語DD2.0chステレオ(監督×CGクリエイター)
 字幕 1.日本語字幕
    2.日本語吹替用字幕

    4.コメンタリー用字幕(監督×CGクリエイター)
 【特典映像】
 ■TRAILERS(オリジナル・日本版:予告編/TVスポット集)
 ■ポン・ジュノ監督『グエムル-漢江の怪物-』を語る
 ■漢江/家族/そして・・・怪物
 ■怪物“グエムル”スチル映像集
 ■『グエムル』応援映像
  (カン・ドンウォン/シン・ハギュンなど著名人からのコメント)
 ■CAST & STAFF プロフィール(静止画)

 《Special Disc:1》
 特典映像:カラー/約204分/片面2層/音声:オリジナル
 字幕:日本語字幕/ステレオ/2006年
 ■映画『グエムル-漢江の怪物-』の誕生まで(約14分)
 ■映画『グエムル-漢江の怪物-』メイキング(約58分)
 ■怪物ビジュアル誕生まで(約28分)
  [怪物ストーリー/スケッチ画などを紹介]
 ■漢江に眠る40のシーンたち(約40分)
  [削除されたシーン:40シーン]
 ■“グエムル”のすべて(約45分)
  [CG合成される過程等を紹介]
 ■ポン・ジュノ監督コメント(約 4分)
 ■ベールを脱いだ怪物(約 9分)
  [カンヌ映画祭/世界からのコメントなど]
 ■短編「SLINK AND RISE」<監督:ポン・ジュノ>(約 6分)

 《Special Disc:2》
 特典映像:カラー/約70分/片面1層/音声:オリジナル
 字幕:日本語字幕(一部)/ステレオ(一部モノラル)/2006年
 ■2006 JAPAN TOUR映像
 ○来日記者会見映像
  [8.2 IN TOKYO]
 ○パク一家&監督特別インタビュー映像
  [8.2 IN TOKYO]
 ○初日舞台挨拶映像(ソン・ガンホ&監督)
  [9.2 IN TOKYO]

 《封入特典》
 ○『グエムル-漢江の怪物-』ブックレット(P110)
 ○オリジナル絵コンテ台本(P220)
 《仕様》
 ○デジパック仕様
 ○特製外箱仕様

・『グエムル-漢江の怪物- スタンダード・エディション』
 BIBF-7002
 \3,800(税抜)/\3,990(税込)
 ※商品の内容はコレクターズ・エディションの本編Discと同内容になります。
 ※仕様及びデザインは変更になる場合がございます。

・レンタル版☆怪物が襲う! 3Dジャケット仕様!!
 『グエムル-漢江の怪物-』
 \12,000(税抜)/\12,600(税込)
 12DRJ-20286

■2006年韓国/日本公開日:2006年9月2日
 本編+プロモーション(店頭用&仕入参考用)収録
 発売・販売 ハピネット
 提  供  ハピネット・角川ヘラルド映画

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :世界屈指の才能が融合!
      韓国で歴代動員記録を塗り替えた
      世界中が注目する
      怪物<モンスター>パニック!!
        ★今年のカンヌ国際映画祭で最高の映画だ!――ニューヨーク・タイムズ
        ★「エイリアン」以来の衝撃!
         愛おしいほど精巧にデザインされた“グエムル”は素晴らしい!
         ――スクリーンデイリー.com
       正体不明の怪物がソウルのど真ん中に出現!

オモテ面の画像は、見事です。ポスターと同じデザインですね。
本作品は、これに尽きるかなぁ。(笑)
本編は、ストレートなモンスター・パニック映画でないことも、ほんのりと伝わって来る。
内覧用サンプル版なので、セル・レンタル版とは、ジャケットのデザインが少々異なるのが、ザンネン。
でも、オモテ面の画像と、キャッチコピーで十分だな。(笑)

【感  想】
「韓国製モンスター映画の力作」

『第7鉱区』が物足りなかったので、本作品をひっぱり出してみた次第。韓国製モンスター映画の力作である。

――或る日突然、漢江に怪物が現れて人間を襲い始める。河べりで余暇を楽しんでいた人たちはパニックになる。そんな中、果敢に怪物に立ち向かう主人公だったが、目の前で娘を連れ去られてしまう。
怪物にやられて負傷した駐韓米軍の兵士が得体の知れないウィルスに感染していことから、韓国軍や警察は撤退。一部の警備を残して漢江周辺は封鎖されてしまう。
主人公は、悲嘆に暮れる家族とともに隔離される。しかし、死んだものと諦めていた幼い娘から助けを求める電話が架かって来る。生きていたのだ。けれど、誰もまともに取り合わない。娘を助けるために主人公と家族は、父親が手配した手引きで施設を脱走する。
……というお話し。

単純なモンスター映画ではなく、さまざまな要素が盛り込まれている。その昔、ゴジラが子供のオモチャになる以前、反核の象徴としてゴジラはこの世に生を受けた。本作品もまた、反米の象徴としてモンスターを描いている。

冒頭、駐韓米国軍が大量の劇薬を漢江に捨てる場面から始まる。何だか無理矢理なシーンで、「こんなんで大丈夫かよ!?」と思ったくらい乱暴な描写だった。この乱暴さは、韓国人が米国軍から受けた仕打ちの乱暴さを表しているように思える。
また、モンスターと戦った米国軍人が未知のウィルスに感染したとデマを流して混乱を助長したりもする。この意味不明なところも、韓国人の米国軍に対するイメージだろう。
特に、最後に登場する米国軍の切り札“エージェント・イエロー”は、なかなか意味深だった。米国軍がベトナム戦争の時に使用した枯葉剤“エージェント・オレンジ”を揶揄したものだ。70年代に多感な時期を過ごした方は耳に覚えがあるはずだ。モンスターすら死んでしまう化学兵器を街中で使用する米国軍の傍若無人さ。本当の敵が誰であるのか、監督さんは、問うているのかも知れない。

そうした政治的なメッセージだけでなく、本作品には韓国という国が抱える諸問題が、見え隠れしている。所得者層の二極化やホームレスの子供たち。司法や行政の不在感も色濃く現れている。ちょっと前の日本みたいだ。

そうした様々な要素を、とぼけたテイストで包み隠し、モンスター映画としてはオリジナリティある作品に仕上がっている。『パトレイバー3』との相似性も指摘されているようだが、そこは触れないでおこう。監督さん自身、モンスター映画を撮ったつもりもないかも知れない。演出をみると、古典的なスリラーだからだ。擬人化されたわけではないが、どことなくモンスターくんに愛嬌があったしね。(笑)

指摘したいことは、家族で困難に立ち向かいながら、父と子の関係はキチンと成立しているのに、兄弟の関係が破綻している点である。兄と妹も成り立っていない。これが、本作品の物語世界特有のものなのか、韓国が抱える問題なのかは不明。妙な感触を受けた。
また、何かを象徴する抽象的なシーンが散見されたことも気になる。それは、唐突に物語に組み込まれ、時に観客を幻惑する。「え? 今のなに?」と思うと、現実世界に振り戻す手腕は見事だった。何故だか、森田芳光監督を思い出させるテクニックだった。

オススメ!





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Last updated  2015.10.06 07:13:23
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