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2015.10.29
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カテゴリ: ヴァンパイア映画
0208 フライ・オブ・ザ・デッド

『0208 フライ・オブ・ザ・デッド』オモテ面

【スタッフ】
・製  作  ルーシー・ムカジー「トランスフォーマー」
・監  督  パトリック・シヴェルセン「NAKED/ブービートラップ」
・脚  本  ティム・トーリ
・撮  影  ハヴァード・ビルケランド「NAKED/ブービートラップ」
・特殊メイク ジム・ウデンバーグ「ダーク・フロアーズ」
・特殊効果  イヴォ・ジフコフ「フォースカインド」

【キャスト】
・コートニー・ホープ
・ルタ・ゲドミンタス
・ブルース・ペイン「パッセンジャー57」

・ラドスラブ・イグナトーヴァ「アンストッパブル」
・ヴェリザール・ペエフ「トロイ」

『0208 フライ・オブ・ザ・デッド』ウラ面

【仕  様】
・型  番  LBXC-510
・製作年度  2010年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  PROWL
・収  録  本編 85分
・音  声  1.英語 ステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB シネマスコープ
・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、NTSC 日本国内向、

・発 売 元  株式会社トランスフォーマー
・販 売 元  株式会社ファインディスクコーポレーション
・日本語字幕 株式会社ワイズ・インフィニティ 藤井美佳

【ジャケット】
・オモテ面:抜け出せない恐怖。
・ウラ面 :[SAW ソウ]meets[ゾンビ]!

      かつてない最強エンターテイメント作が誕生!!
        大都会を夢見る 6人の若き男女
        彼らを乗せたトラックが辿りついたのは
        人里離れた不気味な廃工場
        そこでは 驚異的な跳躍力で空を舞う
        獰猛な人食いクリーチャーたちが
        エサの到着を待ち望んでいた…
        脱出不能の密室で今
        究極のサバイバルゲームが始まる!
      新種!空を跳ぶ人食いクリーチャーの
      猛襲から生き延びろ!!

何となく、オモテ面のイラストは、マヌケな感じ。(笑)
上からブラ下がっているクリーチャー(ヴァンパイア?)は、何? 脅かしているのか?
ウラ面の取り込み画像は、同じようなトーンで、面白みがない。センスのないデザイナーだ。
意味不明のタイトルもそうだが、これに携わった人は、ダメだな。
“フライ”って何だ?

【感  想】
「フライって何だ?」

“国際線の旅客機の中で、ウィルス感染が広がって、ゾンビと化した乗客が乗員を襲う”映画かと思っていた。
キャビンアテンダント(CA)がゾンビに追い回される映像を期待したのに……。(笑)
このタイトルだったら、誰だってそう思うだろう。

ところが、飛行機どころか、ほとんどトラックの荷台と廃工場が舞台。画面は暗いし、ブレるし、主人公はイヤな女の子だし……。美人でミニスカートのCAは、どこに行った?(怒)

余談だが、CAって、首に巻いたスカーフがポイントだよなぁ。白くて長い首筋にシルクのスカーフがふんわりと巻かれている。その首筋こそ、エロティシズムってヤツだ。
山田五十鈴さんの襟足の色香とは違うが、これはこれで、ステキだと思う。それに較べて、本作品は、いいところがなかった。(汗)

――田舎町に住むアンバーは、都会に出ることを決意。友人に車を出して貰い、一路シカゴへ向かうため出立する。
ところが、途中で車はオーバーヒートしてしまう。そこへ1台のトラックが通りかかる。
アンバーと友人たちは、そのトラックに乗せて貰うことになる。
しかし、トラックが到着したのは、シカゴではなく、どことも知れない廃工場だった。
……というお話し。

これだけ共感できない主人公ってのも珍しい。(笑)
まず以て、可愛くない、美人でもない。終始、ふてくされたような表情を浮かべている。
その上、「こんな町は出るの。私は都会が似合う女よ」みたいなことを平気で言う。
然も、自分が養女らしいと知って、夫を亡くしてアルコールに溺れる母親を捨てて行こうと言うのだから、非道いものである。既に精肉店で働いているわけだから、多感な年ごろというワケでもあるまい。

その上、まだ母親には言えないから車は借りられないと、友人たちに「車を出して」と頼みまくる。「車を貸して」ではなく、「私を乗せてシカゴまで車を運転して」ということである。とんだ“お嬢さま”だ。
免許を持っていない私が言うのも何だが、車がないなら公共の交通機関を利用しろよ、と思ってしまった。
(私自身は、車は運転するものではなく、誰かに運転して貰うものと思っている。短気で癇癪持ちの私がハンドルを握ったら、交通事故の死者が増えるだけである)

本作品は、そんな主人公の生活環境や交遊関係などの説明に半分くらい費やされている。非常にバランスが悪い。
時折り挿入されるショットが、彼女の正体と将来を暗示している。ナルホドと思ったが、大してインパクトもなかった。

何しろ『オブ・ザ・デッド』というタイトルのわりには、登場したのが、ヴァンパイア(?)だったので、こちらの方がインパクトが強かった。(笑)
「何だって『オブ・ザ・デッド』なんだよ」とか、「『フライ』って何だよ」とか、終わるまで、ずっと考えてしまった。
空を飛ぶわけではないし、『フライ』の意味が分かんないなぁ。エビフライの“フライ”か? いずれにせよ、酷い邦題であることに変わりはないが。

画面が暗くて何がなんだか分からないところがあるし、一番盛り上がる後半が、実に呆気なかった。
主人公が何者であってもいいのだが、もっとカタルシスが欲しかった。

スタイリッシュな映像もいいが、独り善がりにならずに万人が楽しめる映像が基本だと思うぞ。

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Last updated  2015.10.29 06:32:06
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