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2015.11.09
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カテゴリ: アクション映画
0219 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

『0219 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』オモテ面

【スタッフ】
・監督・製作 ポール・W.S.アンダーソン
・脚  本  アレックス・リトヴァク、アンドリュー・デイヴィス
・製  作  ジェレミー・ボルト、ロバート・クルツァー
・撮  影  グレン・マクファーソン,ASC,CSC
・音  楽  ポール・ハスリンジャー

【キャスト】
・ローガン・ラーマン(溝端淳平)
・ミラ・ジョヴォヴィッチ(檀 れい)
・オーランド・ブルーム(中村悠一)
・クリストフ・ヴァルツ(小川真司)


『0219 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』ウラ面

【仕  様】
・型  番  ASBY-5329
・製作年度  2011年
・製 作 国  ドイツ
・原  題  THE THREE MUSKETEERS
・収  録  本編 111分+特典映像 約70分
・音  声  1.英語 (5.1ch サラウンド)
       2.日本語吹替 (5.1ch サラウンド)
       3.オーディオ・コメンタリー (2.0ch ステレオ)
・字  幕  1.日本語字幕、2.吹替用字幕、3.コメンタリー用字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープサイズ(※本編のみ)
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、

・発 売 元  ギャガ
・販 売 元  アミューズソフト
・配  給  ギャガ、テレビ朝日
・2011年全国劇場公開作品

【ジャケット】
・オモテ面:----

      アクション・アドベンチャー超大作!!
        狙われた王妃の首飾り
        守るのは、若きダルタニアンと
        フランス最強の三銃士

オモテ面は、主要な登場人物と飛行船が描かれたイラスト。やや狭っ苦しい印象が拭いきれない。クオリティは高いが、デザインの失敗だなぁ。
もう少し絞り込んで、大胆にダルタニアンだけにするとか、ミレディだけにするとか、――その方が善かったような気がする。
だいたい、ウラ面にだって、“三銃士”を演じたキャストの名前がクレジットされていないのだから、それでも構わないんじゃない?(笑) 画像だって、三銃士がキチンと映っているものを採用していないし……。(笑)

『0219 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』ピクチャディスク

【感  想】
「今年の流行色は?」

昔、TBSラジオで深夜に放送していたラジオドラマの密かなファンだった。“密かな”と記したのは、ちょっと“Hな”ドラマだったからである。(笑) 昔風に言えば“お色気満載”ってヤツである。未来劇場の方々を中心に野沢那智さんや白石冬美さんも出演していて、なかなか豪華な声優陣だったと記憶している。
長く続いた作品もあれば、人気がなかったのか直ぐに終わってしまった作品もあった。余談だが、個人的には『センチメンタル・トマホーク』という作品がお気に入り。“パープルシャドー”に夢中だった。(笑)

ちなみに、シリーズの中に『片目のダルタニアン』という作品があって、本作品を観ている最中に何度か思い出した次第。すっかりラジオを聴く機会もなくなってしまったが、いつかまた聴いてみたいものである。

ちょうどその頃、70年代の半ば、リチャード・レスター監督の『三銃士』という映画があった。翌年、同監督で『四銃士』が封切られ、「何て早撮りだろう」と思っていたら、ちゃっかり同時撮影だったらしい。(もともと2部構成だったとの話しもある) この方式は『スーパーマン』でも用いられ、『1』と『2』を同時に撮影している。役者たちには何も知らされず、1本分の出演料しか支払われなかったとの噂だ。(ネットのない時代の情報なので真偽のほどは定かではありません。念のため) 当時のプロデューサは、なかなかの策士だった。(笑)

面白いのは、20年後の物語を描く『新・三銃士』が、同じスタッフとキャストで製作されたことである。ストーリーは原作に忠実だとの評価だから、こちらのシリーズは、数多ある『三銃士』作品の決定版と言えるだろう。

さて、本作品は、最新映像技術を用いた新たな『三銃士』映画。絢爛豪華な映像は、宮廷絵巻のようだ。『イベント・ホライズン』や『バイオハザード』のようなホラーを撮って来た監督さんの作品とは思えない華やかさだ。剣劇とロマンスと忠誠心なんてカビのはえたアイテムを見事に蘇らせた手腕もお見事。引き出しの多い方だ。

キャストも負けじと豪華。ミラ・ジョヴォヴィッチ、オーランド・ブルームを脇に、三銃士役にマシュー・マクファーディン、レイ・スティーブンソン、ルーク・エバンスが抜擢されている。どちらかと言えば、まだイメージの固まっていない役者さん達だ。てっきり“アラミス”をオーランド・ブルームが演じるのかと思っていたのだが――。(笑) ダルタニアン役はローガン・ラーマン。まだ若い役者さんで、三銃士の3人よりキャリアがある。面白いキャスティングだった。

脚本にアンドリュー・デイビスが名を連ねている点にも注目したい。物語の展開が早いのは、そのせいだろう。サスペンスよりもアクション重視なのも頷ける。「もう少し丁寧に撮った方が良かったんじゃないの」という気もするが、時代のなせる業だろう。まるでコミックストリップのようだった。

軽いタッチの冒険活劇は、先人たちのどの『三銃士』とも違う物語世界を現出させてみせた。ましてや『片目のダルタニアン』とも違う。(笑) しかし、「中身がない」とか散々な言われ方をしているのも事実。個人的には見事な挑戦だったと思う。ミラ・ジョヴォヴィッチのお御脚も拝見できたしね。
アレクサンドル・デュマの『三銃士』の面白さは、キャラクタにある。三銃士とダルタニアンばかりではなく、ミレディやロシュフォール、ルイ十三世に至るまで、誰もかれも生き生きしている。それを素直にスクリーンに描き出すには、昔のスターシステムの方が相応しい。むしろ、CGやVFXの多用を求められる現代のスタジオメジャーでは難しいだろう。ポール・W.S.アンダーソン監督だからこそ、ここまでに仕上げることが出来たと私は思っている。

オススメ!(続編も作って欲しいなぁ)





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Last updated  2015.11.09 07:11:42
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