B級映画ジャケット美術館

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2015.11.13
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0223 アメイジング・ワールド

『0223 アメイジング・ワールド』オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 ヴァディム・ジーン
・製作総指揮 ロバート・ハルミ Sr.、ロバート・ハルミ Jr.
・撮  影  ギャヴィン・フィネイ
・音  楽  デヴィッド・A.ヒューズ、ポール・E.フランシス
・編  集  ジョー・マクナリー、リズ・ウェバー
・原  作  テリー・プラチェット

【キャスト】
・ショーン・アスティン「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ(遠藤純一)
・ティム・カリー「チャーリーズ・エンジェル」(佐々木省三)
・ジェレミー・アイアンズ「ダイ・ハード3」(向井 修)

・デヴィッド・ジェイソン(多田野曜平)

『0223 アメイジング・ワールド』ウラ面

【仕  様】
・型  番  ALBSD-1234
・製作年度  2008年
・製 作 国  イギリス
・原  題  THE COLOR OF MAGIC
・収  録   103分
・音  声  1.オリジナル<英 語> (Stereo)
       2.日本語吹替 (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕、2.デカ字幕、3.日本語吹替用字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ
・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、

・提  供  プライムウェーブ株式会社
・販  売  アルバトロス株式会社
・映像特典  予告編

『0223 アメイジング・ワールド』チャプターリスト

【ジャケット】
・オモテ面:驚異の異次元世界へ 奇跡の旅が始まる
・ウラ面 :総製作費14億円!! 鮮烈なビジュアル・イメージで描かれた

        巨大な亀の背中に乗り 4頭の象に支えられ
        宇宙を漂流する“ディスクワールド”
        そこはあらゆる奇跡が現実になる 驚異の異次元空間
        世界を滅ぼす謎を解き ディスクワールドの危機を救うため
        “世界の果て”を目指し 戦いと冒険の旅が始まる!!

なんてステキなイラストだろう。(笑)
これぞB級映画って雰囲気がプンプンするではないか。宙に浮く島、ドラゴンすら小さく見えるほど巨大だ。その下には、世界の果て……。こんなイラストを見たら、手に取らずにはいられない。いいデザインだ。
でも、ウラ面は、イマイチ。本編のカラフルな映像とは違って、くすんだ色合いに統一されている。このセンスは良くないな。ザンネン!

『0223 アメイジング・ワールド』ピクチャディスク

【感  想】
「何も起きないが何かが起きている」

ジャケットに惹かれて『アメイジング・ワールド/勇者の帰還』を手に入れた。
ところが、観始めてから間違いに気づいた。冒頭にダイジェストが流れたのだ。
もしや、と思ってググってみたら、案の定、『アメイジング・ワールド』ってヤツがリリースされている。副題がなくて、ジャケットも違う。ラピュタみたいな絵柄だ。
仕方ないので、視聴を中止。急遽、通販で本作品を購入した次第。続編なら続編と、明記しておいて欲しいものだ。(溜息)

さて、本作品だが、時間とお金をかけてまで観る価値があったか、と問われると「ビミョー……」と答えざるを得ない。
たまに、こういうファンタジーにお目にかかるが、個人的にはあまり好みではない。じっくり観る余裕がないからだ。パッと観始めて、ワイワイ楽しんで、パッと終わってしまう方が、いい。(苦笑)

『ハリー・ポッター』『ロード・オブ・ザ・リング』、『ナルニア国物語』などが代表するように、アクションやスペクタクルに比重を置いた作品が、いまの時代、ファンタジーでは主流だろう。みんな、そちらを向いているような気がする。興行収入もいいようだ。

その一方で、ヘンテコな物語世界の構築に躍起になったファンタジーがある。主に英国映画に多いようだ。古くは『チキチキバンバン(1968)』、最近では『ナニー・マクフィー』のシリーズ等が、そうだ。
例えば、『ドーン・オブ・ザ・デッド(2004)』に対する『ショーン・オブ・ザ・デッド(2004)』のポジションを考えると分かりやすい。(笑) 英国ってところは、昔からその傾向が強いような気がする。

本作品も、古い英国映画の流れをくむファンタジー作品。スペクタクル・シーンはありませんので、念のため。(笑)
何とも言えないが、日本や米国では、一部の好事家のための作品のような気がする。決して万人向けではない。かなり退屈だからだ。

何も起きないけれど、何かが起きている物語は、その物語世界にどっぷり浸らないと、楽しめない。これが実に、簡単なようでカンタンではない。(笑)

――宇宙を漂流する巨大なカメ。その甲羅には4頭の像に支えられた世界がある。それが、ディスクワールド。
その奇妙な世界を観光に来たツゥーフラワーは、魔法使い“くずれ”のリースウィンドと知り合う。魔法使いを目指しながら修得出来ずに魔法学校を退学になったばかりのリースウィンドにとって、観光客は金貨を巻き上げる“カモ”でしかなかった。
しかし、それは元老の知るところとなり、ツゥーフラワーの護衛を命ぜられてしまう。
斯くして、2人の珍道中が始まる。
……というお話し。

まるでホラ吹き男爵の冒険のような物語。酒場での喧嘩を見たり、ドラゴンに乗ったり、最果ての海に行ったり……。
一方で、魔法学校の権利争い(?)が描かれたりと、2時間弱のわりには盛りだくさんの内容になっている。でも、何だかのんびりしたムードで眠くなってしまうのだから不思議だ。

原作は、テリー・プラチェット。日本でも『ディスクワールド騒動記』というタイトルで単行本が出ているらしい。それなりに知名度は高いようだ。

同じディスクワールドを舞台にした『ナイトメア・オブ・クリスマス』も同じ監督で映像化されている。
こちらも知らなかった。
確かに、ジャケットを見ると、本作品にも出て来る“死神”が登場するようだ。続編でも前日談でもないようだが、同じ物語世界ならば観ておかなければ……。(苦笑)
宿題が増えてしまった。

TVMとはいえ、かなりお金をかけたようで、ヴィジュアル面では満足度が高い。
でも、ヘンテコなユーモアに馴染めないかなぁ。

個人的には、オススメ致しません!(お好きな方だけ、どうぞ!)





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Last updated  2015.11.13 06:45:39
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